Sparkle
by RenA



 close and close

誰が目を背けようと
皆が背を向けようと
約束するよ
僕だけは 君を放さない
君を愛しているよ

今までは 僕ら鏡の中
be distant, close but far away...

僕が君につけた
たくさんの傷跡と
流された涙を忘れない
それでも僕の名前を
呼んで僕の目を
見てくれる君を

誰に否定されようと
皆に引き離されようと
守っていくよ
二人だけ でもその想い
失わないように

ようやく二人 分り合い始めてる
come on, close and close...



2002年08月29日(木)



 harmony

大人っぽい紺のチェック
赤に紫 目が覚めるよう
優しく淡いアイボリー
見慣れた背中
振り返ったのはやっぱり君達でした
久しぶり と声をかけたくて

そう いつも街角で見ていたよ
あれから僕ら
それぞれに短いときを
分かち合いながら
でも違う道を歩んでいたね
安らぎを求める場所は違っても
同じ場所を目指して進んだ
あの日々はとても遠い

僕と君 君と君
喧嘩してじゃれ合いながら

僕と君と君と君
同じ部屋で同じ時間を過ごした

僕ら同じ場所を目指して進んだ
あるときは君に追われたり
あるときは君に追いかけて
だからきっと
誰もがうらやむような
夢を遂げられて今ここにあるけれど

苦しくて切なくて
でも君達がいた
あの日々はとても遠い

大人っぽい紺のチェック
赤に紫 目が覚めるよう
優しく淡いアイボリー
今君達それぞれと過ごす時が来たのに
四人集まる時間は見つからなくて
ねえ もう会えないのかな
あの頃のように

大人っぽい紺のチェック
赤に紫 目が覚めるよう
優しく淡いアイボリー
奏でてたHarmony
前に進むことがつらいときは
思い出すよ

Whenever I go for the goal
on the end of this way
somewhere there is chance
to be together again


2002年08月18日(日)



 Shells

悲しい記憶を呼び起こす
写真立てを裏返した
幸せそうな私が
枠の中笑ってる

手の甲に落ちた涙が
腕に螺旋を描きながら
落ちていくのを眺めて
私を泣かせる
写真立てを裏返す

気がつけば
表のままにしておいた
写真はどれも同じように
貝殻の小さな枠の中
たくさんの顔が笑ってた
もう少し見ていたい
涙に貝がキラリと光る

どうして忘れていたんだろう
優しさが欲しかった
好きだよと言って欲しかった
まだ髪も短くて
あの頃の私の
最初のsparkle
 
 私の泣き顔を見ても
 優しい無視なんかせずに
 そんな顔のまま行くんじゃないよと
 乱暴に背中を押してくれた
 My sparkle
 髪に降りかかる雪を見て
 飾りのようだねと笑った
 My sparkle
 辛かったら言わなきゃダメだよ
 と教えてくれた
 My sparkle
 同じ電車で本を読んで
 同じ恋の話をしたね
 My sparkle
 一緒に海さえ越えた
 My sparkle

そんな人たちはもう居ない
ばらばらに遠く離れても
My sisters
忘れない

でもいつかどこかで会えたなら
元通りの私たちだね
My sisters

かんたんなことにさえ
いつも傷ついて泣いている
そんな私だけど励まして
くれる、 shell's sparkle?

2002年08月12日(月)



 untitled



独りぼっちのstoryteller
忘れ去られたliterature
照らしてゆくよ
僕の未来 きっとluminary



2002年08月11日(日)



 輝-Moment to stand up-

始まりはたった一つの優しさ
そして一言から始まった
きょうだい達に囲まれて
たくさんの愛をもらった
雛鳥はどこへ旅立つ?
わからなくたって
どこから始めたかは忘れないよ

光るはずの無いモノが
私を照らす
キラリと輝く
その瞬間が何度でも
私を再び立ち上がらせる

通過地点ですれ違う人々
巡り逢い別れ行くために
今日もそれぞれの道を行く
ときには悲しい思いもして
別離の後何が残る?
答えが見つかるまで
自分の道をもう一度選び直して

届くはずのない声が
私に聞こえ
そっと囁く
その瞬間が何度でも
私を再び立ち上がらせる

その輝きがその音が
その瞬間が何度でも
私を再び立ち上がらせる

闇に堕ちれば堕ちるほど
目を閉じても見えるはず
耳を塞がれても聞こえるはず
……世界よ 静寂に落ちろ

この瞬間に何度でも
私は再び立ち上がる


2002年08月10日(土)



 fly

空を飛ぶ
緑に光る海岸線
見下ろして
海を越えて

飛び交うのは
どこかありきたりな
現実と夢の間なんかじゃなく
複雑に絡み合ってる
一つじゃないreal

雲を裂き
揺れる体起こし
駆け抜ける
海を越えて

懐かしいのは
あの頃の君より
ありのままを受けいれていた自分
二人の間をえぐる溝は
決して時だけじゃない

思い出すのは
決して叶わないplans
解ってても信じ抱き笑ってくれた君
子供の幼さなんかじゃなく
君の優しさと思ってたのに

変わってく
すべて流れるように
過ぎていく
海を越えて

空を飛ぶ

2002年08月08日(木)



 強いコトバ

駆け上った階段の上で
見送った列車の上に青い空
あとはゆっくりと歩いていこう
冷たいものでも飲みながら
家に着いたら美味しいプリンを食べて
今日は寝てしまいたい

いつもの他愛無いお喋りだとか
仕草の中に感じるコトもあるけど

言葉じゃなきゃワカラナイ
それも私の弱さだって
認めてるつもりだから

独りで勝手に秘密にして
何か聞いても教えてくれず
それが君の強さだと思ってた

傷つくことには慣れたから
悔やむ前に言っておきたい

言葉じゃなきゃワカラナイ
それも私の弱さだって
認めてるつもりだけど

独りでいつも秘密にして
私には何も教えてくれず
それは強さですか弱さですか

本当の強さはだれも傷つけない
弱さはだれかを悲しませる

感じたこと想っていること
伝えられるだけ言葉にしたい
それは強さですか弱さですか

私が知る君の世界に
夢に見ていたはずの可能性に
君は限界を作るのかな
それだけが悔しいよ
離れてく距離より 時間より
そのことが哀しかったよ

それでも背を向けずにいられるのは
君が教えてくれたから 言葉にして
ダレデモワカリアエル ダレトデモ

いつか君に少しでも近づけると
また会う日まで 信じてゆける

私が知る君の世界に
二人夢見たはずの可能性に
君が限界を作るのなら
私は独りでも繰り返す 言葉にして
ダレデモワカリアエル ダレトデモ
限界なんて無く わかりあえる?

夢に見ていた二人の可能性に
今のまま変わらず 信じてゆける

私はそんな風に強いから


2002年08月01日(木)
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