Sparkle
by RenA



 falling

いつかあの場所へ帰ること
君のそばへ帰ること
ずっと思い描いていた
ずっと願い続けてきた
どうして気づかなかったんだろう
そこには何の意味もないことに

帰れない
帰らない
そう 理由なんてなく
戻れない
戻らない
そう 待つ人もなく

ごめんね
楽しみにしてた
はずの春は来ない
僕はそこに居ないから
はずの春は来ない

過去に未来に
求めても何も叶わない
今ここにいない君に
願っても何も叶わない

知らずにずっと愛されてた
必要とされていた
きっと僕も愛していた
きっと想い求めていた
どうして気づけなかったんだろう
ここにも僕の居場所があることに

ほんとはわかってた
ずっと抱いてきた僕の夢は
ここでならきっと叶うこと

帰れない
そう 理由なんてなく
帰らない
そう 待つ人もなく

楽しみにしてた
はずの春は来ない

2002年09月26日(木)



 

忘れないで
今 貴方たちの目の前で
賢い光を瞳に宿して微笑んでる
そして机の下では
怒りに握りしめた手を震わせてる
子供たちが居ることを

2002年09月17日(火)



 Let there be peace

今日もまた自由が奪われ
今隣に座って笑うあの人が
居なくなるかもしれない
そんな明日におびえている

世界中の人全てを
愛せる心を生まれ持った
僕らは一度も解り合うことなく
溢れるこの愛はどこへ行けばいい?
ただ痛みに変わるだけ
Dona novis pacem...

How can you let there be peace
if you are in a fight with anybody?

海を越えて自由な地を
求めて彷徨いながら
星を見上げて平和を
願っては歌いながら
Dona novis pacem...

世界中の人全てを
愛せる心を
僕らは生まれ持ったんでしょう?
だからこんなに
行き場を無くした心が
痛みに泣いている
Dona novis pacem...

いつかこの痛みが全て愛に変わるように
wishing to love
is the only way
to let there be peace
Dona novis pacem...

2002年09月15日(日)



 秋桜

立ちはだかる茨の道を
突き進んでゆくうちに
拒絶することに
切り裂かれることに
慣れた自分が居た

この路の果て
待つのは美しい君なのか
それとも炎を吹く竜なのか
そんなことも解らずに

ただ僕の左足が浮き
右足が傷ついた身体を支え
またこの一歩を踏み出しながら

この路の果て
咲く花の中には栄光
けれど風に散るのは秋桜だけではない
そんなことは解っていても

ただ僕の右足が浮き
左足が身体を支え
またこの一歩を踏み出しながら

ささやかな花を揺らす風の中
そこには光が宿り 命を照らす

2002年09月14日(土)



 speak up

もっと話したかったのに
一度あふれた涙止まらなくて
幾晩も寝ないで考えて
伝えたいことまだたくさんあるのに
ごめんね
最後まで話せなかった

僕の涙を見て欲しかったのは
他の誰でもなく君だったのに
いいんだよと言う言葉は
君から聞きたかったのに

Why you called me young lady?
Why you called me young lady?
Why you stared at me from far away?
I wanna tell you
I hafta tell you my love

ねえ どうして目を背けるの
聞こえていないふりをするの
君に解ってもらわなきゃ意味が無いんだよ
このちっぽけな勇気も
すぐに泣いてしまう弱さも

こんな生き物に生まれついた私だけど
逃げないで君の為に戦ってみせると
言うつもりでいたの
最後まで伝えたかった

君の前で自分は哀しい生き物だと
話して許してもらう強さを
持っているつもりだったけど
一度あふれた涙止まらなくて
幾晩も寝ないで考えて
伝えたいことまだたくさんあるのに
ごめんね
最後まで話せなかった

Why you called me from far away?
Why you called me from far away?
Why you stared at me from far away?
I wanna tell you
I hafta tell you my love

こんな生き物に生まれついた私だけど
逃げないで君の為に戦ってみせると
最後まで伝えたかった

2002年09月02日(月)
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