幸せ記録帳
涼香



 不器用

自他ともに認めるくらい、どんなことに対しても不器用です。
人との接し方も、料理も、手芸も、部屋の片付けも、考え方も何もかも。
だから器用な人って羨ましいなぁと本当に思う。
家庭科の時間にテキパキと動ける人は尊敬するし、HRの時間とかにムードメーカーになれるひとも、テスト前とかに頭を抱えながらもしっかりコツを掴めている人も尊敬する。

「羨ましいな」「尊敬するな」「あんな風になれたらいいな」
ずっとずっと、そう思いながらなんでこんなに自分は不器用なんだろう、と思ってきた。
けれど、本当に情けないんだけれど、私は器用になる努力をしてこなかったことも自分自身でわかっていたりするのだ。
つまり、私の不器用は経験不足からくるものなのなのだ。
教育の勉強をしたとき、子どもから大人になる間に経験しなければ、取得することが難しいものがある、という話を聞いた(例えば自転車。小学校の頃に乗り方を覚えられないとなかなか乗れないものらしい)
そんな風に、私も越えなければ行けないハードルを越えることなく避けてきたことがたくさんあるのかもしれない。
それが積み重なって、今の不器用な私がいるのだろう。

でも、開き直りといわれるだろうけれど「別に不器用でもいいじゃない」って思う。
RPGのゲームをしていたって、すべてのイベントをクリアしなくてもゴールできたりする(メインのイベントはクリアしないと先に進まないけれど、例えば宝箱ひとつを取らなくても洞窟を抜けられたり)もちろん、悔しいからそんなときはやり直しとかして完全攻略をしたりとか出きるけれど。まさか今生きている人生を何年か前までリセットなんて出来ない。
もちろんガイドブックなんてものもあるわけじゃないから、見逃すイベントだってあるかもしれない。
けれど、それがなんだっていうんだろう。
もしかしたら、私は誰かが見逃したイベントをクリアしてきたのかもしれないし、まだまだこれからだって間に合うイベントだってあるかもしれないんだ。
「不器用は不器用なりに」これからを生きていけばいい。
生きていくのが嫌になるほど、私は私の不器用を悲観してはいないから。

幸せをありがとう★

2001年12月24日(月)



 ぬいぐるみ

子どもっぽいかなぁと思うのですが、飾っておきたい、絶対に捨てられないぬいぐるみがあります。

ひとつはぬいぐるみじゃなくて人形になるのかな?
「イッツ・スモール・ザ・ワールド」のオルゴールにもなっているカントリー風の可愛いちょっと薄汚れた人形。
これははじめて私にエレクトーンを教えてくれた先生がくれたもので、首を傾けながら流れるメロディーがのんびりとさせてくれます。 

ふたつめは小学校の頃友達から誕生日プレゼントにもらった子猫のぬいぐるみ。
猫が飼いたいのに飼えなかったときにもらったすっごく可愛い子猫ちゃんで、よく絵の具でといたミルクを飲ませて、びちゃびちゃにしたりとペットごっこをした思い出のぬいぐるみ(笑)です。

みっつめよっつめは自分で作った水色のテディベアとうさぎのぬいぐるみ。
めちゃめちゃ不器用な私が学校の選択家庭科の時間に友達に支えられながら作ったもう愛しいやつらです。

いつつめとむっつめななつめは誕生日にもらったクマさんとウサギさんのぬいぐるみ。
誕生日にもらったものって、部屋の中に置いておきたくて、どうしても置き場所がない〜!なんていいながらも飾ってしまいます。

風水学ではぬいぐるみもひとりと考えられて運が分けられてしまうからなるべく飾らないように…と言われたりもするらしいけれど。どうしても部屋に置いてしまうぬいぐるみたち。
いろいろと思い出があるからこれからも大事にしていきたいですv
幸せをありがとう★

2001年12月21日(金)



 キャラメル

自他ともに認める甘党の私。
そんな私がもっとも弱いのがキャラメル味です。
スタバのキャラメルマキアートにキャラメルフラペチーノ。31のキャラメルリボンにハーゲンダッツのドルセ・デ・レチェいろんなところで売ってるキャラメルポップコーン。
その他、お店でキャラメル…の文字を見つけると、すかさず頼んでしまいます。

そのせいか、キャラメル関係のものがあると、友達も教えてくれるようになって(新発売のパンとか、カフェのデザートとか)ますます大好きになってます。

けれど、甘いものって、そんなにたくさんはたべれないんですよね。
だんだんと飽きてくるし、それでも無理なんかしてしまうと気持ち悪くなるし。
だからちょっと食べるのが一番いい。
自分へのご褒美のように「それじゃぁ、頑張ったからこのキャラメル食べようv」とか考えながら食べるのがすごく好き。
もしかしなくても、ここ数ヶ月通ってる歯医者さんで虫歯が9本(爆)も発見されたのも、このキャラメル好きが関係してるのかもしれないけれど(関係がないかもしれないけれど…でもおかしいなぁ。歯科検診ではひっかからなかったのに…)これからも幸せな時間のためにはキャラメル味が私には必要なようですv
幸せをありがとう★

2001年12月19日(水)



 バス

車の運転が出来ないので、遠くへ出かけるときは、自転車かバス(もしくは誰かに乗せてもらう)そして徒歩がわたしの交通手段です。

そのなかで最近一番利用するのが、バス。
通学手段でもあるから、毎日のように乗る。
うちの近くのバス停は始発から遠くもなく近くもないところにあって、混んでなければ座れるし、混んでいたら立たなくてはいけない。
それが、一番辛い。
というのも、私は朝が限りなく弱い人で、しかも車酔いをよくするので、遠足、野活、修学旅行と、バスとは相性が全くよくない。だから、朝の満員バスでギュウギュウ押しつぶされると、もうそれだけで、酸欠、顔は真っ青、誰か助けて! という状態になってしまう。
数回、どうしても我慢できずに、バスを途中で無理に降ろしてもらったことや、親切な人に席を譲ってもらったりしたことがある(爆)
そんなこんなで、あまりいい印象はないのだけれど。

でも、そうやって、辛いときにサッと席を譲ってくれる人がいたり。
自分じゃなくても、大変そうな人に「どうぞ」と声をかけている人をみたりすると、なんだか頬が緩んできて、ああ、いいな。って気分になる。
後は、朝のバスを降りるときに、学生さんに「いってらっしゃい」と声をかけてくれたり、曲がるときや、遅れてきたときに一言さりげなく言う運転手さんとかも、好き。
毎日乗ってると、結構ささいなことで、いいなとか嫌だなとか思う。
夏は暑いなか冬は寒いなか、いつも遅れてくるからいいやと思うと目の前で行ってしまう、待っているとなかなか来ないバス。
これからもお世話になります♪
幸せをありがとう★

2001年12月18日(火)



 ポコ・ア・ポコ

「ポコ・ア・ポコ」というのは、昔「天才てれび君」でやっていた音楽のコーナーのことです(音楽用語でもあるけれど)
あの頃の私は、毎日夕方は友達と遊ぶ暇もなく少女バレーに通っていたので、夕方の番組は全然見れませんでした。
けれど、ときたまちょこちょこっと見ることがあって、見る度に、そのコーナーの女の子クリスティ・コーサル・夏実ちゃん(ファーストネーム以外は自信なし。確かこういう名前だったような…)が可愛くて可愛くて!(ニコッと笑った顔が、すごく素敵だったのです)
キーボードとドラムを基礎から順々にこなしていくクリスの姿は、エレクトーンの練習をサボリがちで何度もやめたいと思った私になにかをあたえてくれたような気がします。

その番組もクリスが成長していくことで、バンドが出来ます。
バンド名は『クリマカーユ』(メンバーの名前から一文字すつ取ったもので、彼女たちはCDも出しました。買おうは買わないか迷って結局買わなかったあのCD。今ではどこのCDショップに行ってもみつけられないです。『がんばってダーリン』とかいう可愛い歌だったのに…買っとけばよかったなぁ←しかし小学生にはシングルCD一枚を買うことは大金を手放すことに等しかったし)

彼女たちが歌った曲は今でもほとんど歌えると思います。
『シャウト!』という歌は叫ぶという意味と同じく、歌うとストレス解消になったし。
『誕生日の夜は』という曲はもうせつない乙女心いっぱいの曲だったし。
他にもたくさん覚えている歌がある(そりゃ、もう世界名作劇場並に・笑)
それだけ好きだったんだなぁ、あのコーナー。と時々しみじみとしてしまったり。

そんなコーナーも終わりを迎える時期になったのか(クリマカーユがなくなってからクリス&ちゅうちゅうクラブ?(これも自信ない!記憶があやふや)というメンバーで歌を歌ったりもしてた)ポコ・ア・ポコも最終回を迎える。
その最後のときの曲が今でも、本当にお気に入りの曲で。
タイトルは『メッセージ』だったかな。ビデオをあさったら出てきそうな気もしてるんだけれど。テーマが卒業みたいな感じの歌だった。
歌ってやっぱり不思議だ。思い出すだけで、懐かしい気持ちや感じていた心がそのままやってくるみたい。
……なんだか、読み返すと、道をダーッとつっぱしったような文になってますね…スイマセン(^^;)
幸せをありがとう★

2001年12月17日(月)
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