 |
 |
■■■
■■
■ お医者さん。
ここは小さな村の小さな診療所。そこにはカッコ良くて腕利きだと有名なお医者さんと可愛くて優しい看護婦さんがいました。
「さて今日も一日頑張ろうねアスラン。」
うすピンク色のきれいな服に身を包む少女。彼女は自分の目の前にいる人物に対してにっこりと微笑みかけた。
「頑張るってこんな朝から?昨日もいっぱいヤったじゃないか。」
キラの微笑みに答えるかのように、アスランはにっこりと微笑む。それはキラのそれとは違って、色々な含みのある表情にしか見えないのだが。
「違ーう!!!今日も沢山の人を幸せにしてあげるの。」 「はいはい。けど俺が幸せにしたいのはキラだけ何だけど。」
顔を染めて抗議するキラの腰にするりと手を回し、アスランはキラを見下ろす。逆にキラはそんなアスランの視線から逃れようとうつむきつつも、アスランの腕の中から出て行こうとする気配を全く見せなかった。
「だから、そういう恥ずかしいセリフを普通に言わないでよ・・・。」 「いや俺は別に恥ずかしくないし。」 「・・・・・・さぁ開けるからね。」 「はいはい。」
アスランはキラから離れ白衣を着込む。キラは診療所の入り口を開けた。もうそこには常連とも言える人が座り込んで待っていた。
「あ、おばあちゃんこんにちは。」 「あぁこんにちは。」 「どうぞ、お入りください。」
そんな感じでいつものように患者さんはぽつぽつとやってきた。
「あ、そろそろ・・・。」
キラが時計を見ると11時を指していた。
「おーい、いるかー?」 「あ、はいはい。」
キラはぱたぱたと受付の方にかけよっていった。するとそこにはキラの思ったとおりの人物が立っていた。
「よ、今日は連れてきたぜ。」 「・・・・・・。」 「良かった〜。このまま来なかったらどうしようかと思いましたよ。」 「別に来ようが来ぬまいが治癒力が上がるわけじゃ・・・・・・。」 「けどいつギプス外していいか分からないでしょ?せんせーい。アスラーン。」
キラはほかの患者がいなくなり、奥で休んでいたアスランを呼んだ。すると、まもなく奥からひょっこりとアスランが顔を出した。
「聞こえてるよ、キラ。あ、ようやく来たか。」 「おまえに見て貰いたくて来たわけじゃない!!」 「はいはい。俺もおまえなんぞ見たくない。けど一応仕事だしな。キラ中へ通しておいて。」 「はい、こちらにどうぞ。」
イザークは不服そうな顔をしながらも、キラに促されるままに奥へと入って行った。 それは数日前、道でひかれそうな子供を助けたときに負った怪我であった。が、どうも医者にくるのが嫌いというか、この診療所に来るのが嫌というか、マメに来てくれ、というアスランの言葉を無視しつづけた。 しかし、結局は幼なじみのディアッカがこうして無理矢理つれてきていた。イザークとは長い付き合いなだけに、彼の扱いに関しては誰にも負けないと自負していただけに、軽やかにここに連れてくることに成功した。 ディアッカは待合室で中の様子を想像しながら、時折聞こえてくる声にくすくすろ笑った。
「はーやれやれお疲れだないつも。」
診察室から出て来たアスランに、ディアッカはねぎらいともとれるような言葉をかけた。アスランはそのままディアッカのそばの壁に寄りかかり、ポケットから缶コーヒーをとりだし飲んだ。
「別に向こうにいた時よりマシだよ。夜勤もないし、大手術もないし。時間に追われることなくゆっくり出来てるよ。」 「まぁそうかも知れないが・・・・・・。」
こんな辺境の地に飛ばされたアスラン。自主的に来たというが、もしかしたら何かあったのではないかとディアッカは心配していた。 アスランのことは実は小さい頃から知っていて、お兄さんのような立場だった。
「おいっ、いつまで待たせる気だ!!」
と、奥から怒鳴り声が聞こえてきた。
「お前、診察の途中でイザークほったらかしにしたのか?」 「包帯の交換をさせてただけだよ。はぁ、それじゃな。」
アスランは持っていたコーヒーを飲み干し、それをゴミ箱へと放り投げると奥に有る診察室へと向かった。
**********************
こんな感じな書きかけの小説があったり。 ・・・色々可笑しいね。 去年の今頃のやつです。うわー・・・・・・・・・。 展開が無理矢理すぎ。だって何も考えてないもん。
去年の今頃は普通に普通なアスキラでした。 今? キラは普通にオンナノコですよ???
この後、実はニコルが出るはずだったんですが、収集がつかなくなりそうなのでカット。
多分サイトの方にはアップされないので、こちらにこっそり。
2004年06月15日(火)
|
|
 |