みぃすけの恋愛日記初回はコチラから


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2004年05月18日(火)     ++RIDDLE++ 葛藤


その日は気が気でなかった。



体調が良くなったから今日会ってまたギュッてしてくれるんだ。



そう思うようにした。




きっと、今日会って、また前みたいに戻れるんだ。



そう意識的に思った。



だけど、無意識の部分は



「別れ話でもされるんじゃないか。」



そんな予感で自信に満ちていた。




無意識の部分を埋めるため



何度も何度も自分に大丈夫だと言い聞かせた。










そして、私の仕事が終わる時間。



だけど、リュウの夕礼はまだ始まっていなくて。




どこかで待ってた方がいいのかな。



そう思って帰り道の途中でリュウにメールした





「どうすればいい?」





だけど、リュウから返信はなくて。




電話をかけてみたけど、すでに夕礼が始まってるのか



リュウは電話にも出なかった。







不安ではちきれそうな心と共に私は家に帰った。






そしてまた酒を煽る。




その時。




リュウから電話がかかってきた。






「今終わったわー。ちょっと寄っていい?」






こんな遅くなってまで寄るなんて。




あと土曜日さえ過ぎればデートなのに寄るなんて。





やっぱり・・・。







私はお酒を無理やり胃に流し込んだ。





平常心ではいられなかった。




胃が受け付けてくれなかったけど、それでも




酒を呑み続けた。








そして、いい具合に酔った所でリュウが家の前まで来た。








リュウの車に乗り込んで






「お疲れッ」







「お疲れぇー」






いつもの挨拶。






そして、しばらくの沈黙。






沈黙を破ったのは彼の言葉だった。








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足の先から頭の先まで





血が止まった。




生気が




消えた。










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