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2004年04月02日(金)     ++RIDDLE++ 序章


これから書く事は現在のみぃすけの事で。
GUCCIみたいに、過去として出来上がった話ではなく
今現在みぃすけを悩ませる恋愛事情。

洗いざらい全部ぶちまけるつもりです。
多分気分を悪くする人もいるかもしれない。
だけど、自分への戒めとしてココに書き残します。



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序章


序章として書きたいのは私の過去。

私は18の時に運命の出会いを果たした。

自分ではそう思ってた。


とにかく私はその人に夢中で。

彼の大学が終わって、バイトへ行く。

その移動を一緒にするためにわざわざ電車に乗ってでかける。

会わない日は一日もなかった。

毎日毎日会っていた。


「あー。この人と一生一緒にいるんだ」

そう信じて疑わなかったし、

「サヨナラする時は、死ぬ時だね。」

真剣にそんな事を言ってた。


ところがある日、突然彼の態度がおかしくなって。

今まであれだけ優しかったのが、急に冷たくなって…。

ワガママ絶頂期だったみぃすけはそんな彼の態度に


「もぅいいよ、知らない。別れればッ」

と言って彼の元を走り去った。

いつもなら追いかけてきてくれるはずの彼は、

そのままどこかへ行ってしまった。



そしてその日、彼から電話がかかってきて

「別れよう」

そう言われた。



ふたりの老後までハッキリ見ていた私にとって

彼の言葉はあまりにも衝撃的だった。

衝撃と言うには言葉が足りないくらいの衝撃。

私はその言葉を聞いてあまりのショックに息ができなくなった。


息を吸おうとしても気管支が空気を通してくれない。

物凄い勢いで感情があふれだし、気管支をつまらせたかのように。



私はその後、しばらく彼を取り戻すべくいろいろとあがいた。

夜、彼に電話しても出ない時はいてもたってもいられず、

結構な距離を原付ぶっ飛ばして彼の家まで行った。

電話も一日何回もかけて・・・。

半分ストーカーが入った行為だった。


今でも忘れられない曲がある。

松田聖子の「あなたに会いたくて」

「どんなに愛しても叶う事ない愛もある事など
 気付きもしない程あなただけ愛してた見つめてた
 私のすべてをかけて」


まさにそんな感じで。

でも、結局私の想いは叶えられる事はなかった。

彼への気持ちを振り切るのに三ヶ月はかかった。

付き合っていたのはたった10ヶ月だったのに・・・。






この一生忘れられない失恋をして以来私は恋愛に対して

一歩引くようになっていた。

誰かと付き合っていても「フラれた時用」に心の余裕を作っておいた。

そして、彼以来、「一生この人といる」と思う人には出会っていない。

むしろ「この人と一生一緒にいる事なんてないな。」

そう思いながらその場だけの恋愛を楽しんでいた。


そんな私の心構えのせいなのか。


私は自他共に認める男運の悪い女になった。




そして、今回もまた、同じ過ちが繰り返される。








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