みぃすけの恋愛日記初回はコチラから


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2004年05月17日(月)     ++RIDDLE++ 憂鬱な日々


月曜日


火曜日


水曜日


木曜日




私は毎日毎日、酒に呑まれて眠った。



毎日毎日、ドコモで「メール確認」をしては


新着メールなし。


の画面にため息をついて




そしてボーダフォンを開いては



楽しかった頃のメールを読み返す。







ふたりで爆笑し合ったメール。


初めて好きと言われたメール。





「お前の事誰よりも好き」



「愛してるって」



「はいはい、みぃは可愛えぇって」





そして、あの日のメールでいつも手が止まる。





「俺を信じろ」





ゴリと一騒動あった日のメール。




私はまだリュウを信じていていいの?









相変わらず彼からのメールは、ほとんどなくて




かつては一日何十回もやり取りしたメールは



一日3回程度になっていて






毎日、先に帰る方が「お先」と打つメールも



木曜日には届かなくなっていた。






だけど、やっぱり彼に問い詰める事はできなくて





「気付いたらいないしッ」





そんな強がったメールしかできなかった。






きっと、調子が悪いから。



体調さえ良くなれば大丈夫。



そう信じたけど





過去のメールを読み返すと



「体調最悪」



なんて言いながら長々メールをしている私達がいる。






行き場のない想い。



ぶつけようのない想い。





リュウは友達が本当に多くて



会社でもいつも人に囲まれていて



信頼も厚い。そんな人。



事務所からもよくリュウのバカ笑いが聞こえていたけど




ココ最近、リュウの笑顔は見られない。



やっぱり体調悪いんだろうな。



そう信じる事にした。





私の望みは日曜日にかけられた。


日曜日にはデートの約束がある。



その日になればゆっくり話もできるし。


きっと、元のふたりに戻れる。





今はそう信じるしかなかった。




だけど、金曜日。



状況は突然変わった。




金曜日の朝。リュウの声が聞きたくて電話をかけた。



相変わらず留守電になる携帯。




だけど、その後リュウからメールが届いた。






「うわ、電話くれてるやん。

 今から納品。

 今晩、夕礼終わった後に会おうか。」





私は、メール画面を見ながら喜んだ。


物凄く喜んだ。


沈み込んだ心が一気に浮上した。




だけど




すぐに気付いた。




日曜日にはデート。



金曜日の夜になんて会わなくてもすぐにデート






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そんな事はない。



そんな事はない。



体調が良くなったから会ってくれる。




そう信じよう。



そう信じたい。



そう信じよう。







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