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■ バットマン・ビギンズ
この間の日曜は、映画を見に行った。 家族で映画を見るのも久しぶりだったけど だんなさんが割りと切れやすいので、 ちょっと気を使って疲れてしまった。
だんなさんは、封切り日とかに、つまり 家族連れなど慎重な人は前売り券を買うというときに いきなり行っては席がないと怒って帰ってきてしまう そんなひとなんだよね・・・
私はそういう気疲れで不機嫌になることがよくある。 そういう気疲れに労わりやねぎらう気持ちを見せないから。
そんなわけで、今回はうまくやろうとかなり 子どもたちにも協力を要請した。 「ほら、ぐずぐずしてるとお父さんがまた怒るで〜」
なんという母親だろう。悪妻愚母。わはは。
宇宙戦争やスターウォーズなどの話題作の公開を控えて 今はどちらかというと映画館は静かな方だった。 正直体調が良くなかった私は、戦国自衛隊よりはバットマンが マシだという程度で選択したのだけど、いやあ、
よかった。 存外に楽しめた。
バットマンというのは、アメコミで単純なストーリーということしか イメージがなかったのだけど、主役のクリスチャン・ベールという トムクルーズ似の彼は、笑顔が素晴らしい。 かつてスピルバーグの監督した『太陽の帝国』で主演した少年、ときいて 懐かしく思った。
なぜ、人は闘うのだろうか。
孤独に耐えられないのだろうか。
なぜ、人は強くありたいと、思うのだろうか。
誰よりも、それは弱いから。
弱い自分を認める強さが、ないから・・・・
期待しないで見た映画でこれほど励まされるとは。
見る人にもよるのかもしれないけれど、 ハッピーエンドで、よかった。
2005年07月01日(金)
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