ほっこり日記
ふー



 さおだけや。

さおだけ屋はなぜつぶれないか、という本を買った。
大まかに見ることの大切さがわかった。

今までイロイロ悩んだあげく解決できないことで
自分を責めたりしていたのだが、そんなことに
人生を費やしているのがもったいなくなった。

これは、初めからそれができている人にはわからないだろうと
思うことなんだけど、失敗したり遠回りした人には、
そうではない人には、わからないことがある。

そこに至るまでの自分へのねぎらい、
そして、それができないでいる人への励まし。
なぜできないでいるのか、できないでいることの忸怩たる気分。

経験というものは、自分のためにならないものは
ひとつもない、確かにそう思う。
これまでを無駄にしたからこそ、その無駄さ加減に
我慢がならないし、二度と戻らないでいようと思う。
そのことも。

さおだけ屋の本を読むと、わかる人は初めっからわかっていて
人生をうまくやっているんだなあと思う。
負け惜しみかもしれないけれど、遠回りしてきた自分を
自分が、いちばん、ほめてやらねば。というきになっている。

まだ知らないことの方がきっと多いのだろうけど。





2005年06月30日(木)
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