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おとなの隠れ家/日記
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2004年10月18日(月)
認め合うということ その8




仕事ができないヤツがいる。


能力的なもの、一言でかたずければそうなる。


しかし、ほっておいてはわたしの領域を荒らされるので
根気強く向き合っている。


おそらくは
幼児が「やってはいけないこと」を覚える時間の何百倍もかかって
ひとつの仕事の一部を理解しているんではないかというくらいに
何度言い聞かせても、覚えが悪い。


これ、頭が悪いということじゃないんだ。


彼の仕事の覚えを悪くしているのは
誰かの言うことを認めない、
まずは自分が一番正しいはずだと思っていること。


数々のドジをした上に、同じことを何度も注意されておきながら
自分が正しいはずだと思える根拠は何なのか
わたしなりに随分と考えてみた。


一般的には、
間違いがあるのか?と思った時に確認してみるものだ。
誰かの言うことが正解なのか、自分が正解なのか
とりあえず再確認するのが順当だろう。

がしかし、彼の場合
何の根拠もなしに、まず相手を否定する。
自分が間違っているはずないという言動をとる。


加えて
誰かのいいところを見本に真似てみようとしない。


自分は自分


いや、ちょっとまってよ。
自分は自分なんだろうけれど
いいところは見習いましょうという言葉もあるじゃないか。


わたしからみれば
自分が成長するチャンスを自ら潰しているようにしか思えないんだが。



本人のことだけならまだしも
一緒に働く他の社員らが、人の話に耳をかさない彼を
非協力的だと受け止めだした。
当然ながら、和が乱れる。
縦横の繋がりもスムーズに行かなくなる。


そのことすら、本人は理解していないようだ。


そこまで自分の中の正しさを主張するのであれば
他の人にも自分と同じように主張があることをなぜ認められないのだろう。