誰かのコト 私のコト
全部 ☆ 前↓ ☆ 先↑

My追加
題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年08月13日(火) 日記と言うより記録(7/30−3)


お通夜がすみ、灯りの番を叔母たちがしてくれるから休みなさいと
言ってくれた。
母のお姉さん達だ。
ソファーで仮眠してる妹の横で
ぼぉーっとしてると、小姑が部屋に入っていくのが見えた。
叔母達と父と小姑が揃った。


叔母が後で話してくれたが
お母さんがいる所で、お酒飲んでたでしょ?あの時
お母さんが噛み付いた話しをしてきて、どう思いますか?
って言うのよ。返答に困ってたら、おばさんが
「まぁーどうしてそんなことするんでしょう?私には判りません」って
言うのよ?私、すごく悔しくてね。わざわざお母さんがいる所で
そんなこと言わなくて良いじゃない?
涙を流す叔母。

確かに何年か前、母が父に噛みついたことがあった。
鼻だか頬だかだ。跡がついて、噛みついたくせに
病院に行けと母が言ったそうだ。

ここだけ聞くと強暴な女だが、そんな行動には何らか理由があったはずだ。
人は何の理由もなく行動は起こさないだろう。
少なくとも私の知ってる母は、別の怒りを父にぶつけるコトは
決してなかった。
母に噛まれるだけのコトをしたのは、絶対に父だと私は思っている。
もうそれだけでいい。

結局叔母達に言いたいコトだけを言って父は
灯り番もせず高いびきだった。

歳だし、前日の睡眠不足もあって仕方がない。

ふと思い出した。
祖母が亡くなった時、
お通夜前日に、小姑が母と私達にこう言った。
私達は前日寝てないから、灯り番をお願いね。
祖母が亡くなったと連絡を受け、寝ずに仕度をし仕事に行き
飛行機に乗って駆けつけたのに。
愕然としたけど、看病で疲れてるんだろうなって思った。
小姑達は起きてこなかったが、叔父は何度も何度も起きて
灯り番をしていた私達を見ていたのは、知っている。
灯り番をしながら、お婆ちゃんに話しかけたのを思い出した。

小姑と母を二人っきりにしたくなくて叔母達が結局
ずーっと母のそばについていてくれた。
3時頃から私も妹も一緒にいた。


全部 ★ 前↓ ★ 先↑
Z |MAIL

しばらく読んでみようかな→My追加