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題名に、「日記と言うよりメモ」の言葉が含まれた場合は、 母の様子や入院等についての内容が書かれています。 ここに、ガンのコトが少し書いてあります。


2002年05月17日(金) ガンで検索した方へ(ガン・余命・末期・告知)5/21ver

貴方がガンではなく、家族や友人等第三者がガンになって
ここにたどり着いたものと判断して書きます。


そのガンについて、必ず勉強して下さい。

私は癌チラ等も参考にしました。
他にも判りやすいもので、
国立癌センター一般向けがん情報があります。
ここには痛み止めについての説明なども載っています。


情報は、多ければ多いほうが良いわけではありません。
色々な情報がインターネット上にあふれています。
可能であれば、手分けして調査していくのが良いと思います。

もし、
お友達の家族が、ガンにかかって何かしたいと、
思うのであれば、URLを渡すだけでなく、
今、お友達が何の情報を求め、何を検討しているのかを聞いて、
それと同じ資料やそれを比較することをして、
それでもこちらが優れていると思うURLを
渡してもらえると、助かります。

患者に近い所にいればいるほど、余裕がありません。
せっかく教えてもらったURLも、今選ぼうとしている
選択肢を、ただ狭めるものになりかねません。
患者より少し離れた所にいる人の、患者の近くにいる人への
フォローは、すごくありがたいです。
教えてもらった健康補助食品は怪しくないか?等を
調査してくれるだけでも、大変に助かると思います。


ガンは、かかった方の年令やガンステージにもよりますが、
今すぐ、最悪の事態になることはあまりなさそうです。

例えば、お医者様の言う「余命」も、
お医者様が3ヶ月と言っても、お医者様自身本当に
3ヶ月と思っては言っていないようです。
現に私の母の主治医は、11月に末期ガンと診断し
お正月を迎えられないかも、と言いました。
5月に話をした時は、実際には6ヶ月位と思っていたようです。
でも、もう6ヶ月は過ぎました。

ただし、家族や周りの皆が、
悲しみに暮れていられるほどの時間はありません。

ガンは、自分の身体の中で作り出す病だと
私は思っています。
何がガンの原因なのか、患者はなぜガンになったのか?
これをつき止める事ができるのは
お医者様ではなく、患者本人や家族だと私は思います。
ガンの原因を探し出し、素早くそれを取り除いた生活を
スタートさせた方が良いと思います。

患者は今までたっくさん頑張ってきた人だから、
ガンになったのかもしれません。
私達は例え家族であっても、治療中に
「頑張って」と安易に言わないようにしています。


「末期ガン=絶対助からない」ことではありません。
絶対に助からないのですか?と、主治医へ聞いてみて下さい。
「絶対に助かりません」とは断言しないでしょう。
助からないと思います・今の医学では無理でしょう。
そのような程度にしか、言えないと思います。

末期ガンは、原発(原因となったガン)から転移した場合、
まず末期ガンと言われます。
末期ガンにも何段階かあるようです。

末期ガンは、絶対に助からないことではありませんが、
同様に、「絶対に助かるもの」とも断言できません。
今、見た目にはなんともなくとも、身体の中は
静かにガンが進行していることには、間違いありません。
非常に危険な状態ではあるのです。


余命は、思えないとは思いますが「占い」程度に
頭に入れてください。

決して家族や、周りの皆が絶対暗示にかからないよう、
強く「目安」であると思いつづけて下さい。

余命を患者本人に伝えるかは、家族の皆さんで
きちんと話し合いをするのが、良いかもしれません。
患者と1番近くにいて、1番話をしている方の
意見を取り入れることには個人的に賛成ですが、
余命をわざわざ本人に伝えなくても良いのではないか、
と私は思っています。

ただし、
病気についての告知は、基本的に私は賛成派です。

特にガンは、本人にとっても周りの皆が見ているのも
辛い治療が続きます。
辛い治療を、何のために耐えているのか。
それを乗り越えるのは、もう1度元気になって○○がしたい
と言うような気持ちを持つことも必要ではないかと思います。

例えば、
ガンを隠してこれを胃潰瘍と治療を行ったとして、
胃潰瘍ってこんなにかかる(入院)の?
と思わないでしょうか。
胃潰瘍にかかった患者と、病院で仲良くなったら?
治療方法をお互いに話したら、どうしましょうか。
患者の友人に胃潰瘍の人はいませんか?
電話やメールで連絡を取ったら、どうしますか。

他にも
副作用の出ない抗がん剤が使えるのか、使えたとして
それは、患者に効果のある抗がん剤なのか?
これだけメディアが発達していて、自分の病状やらを
当てはめた時に「自分はガンではないのか」と患者は
不安や、家族、周りの人に猜疑心を持たないか?
この疑う気持ちはガンだけでなく、どんな病気にも決して
プラスにならないと私は考えます。
いずれはバレる嘘なら、主治医立会いのもと、
きちんと告知をすることが、病気と立ち向かえるのではないか
と私は思います。

その時、患者の家族や患者の友人が患者の落ち込んでしまった
心を支えられることが、条件になると思います。

国立癌センターのガン告知マニュアルの告知後の支援を
参考にしてみたり、患者自身の目にあまり触れないように、
アメリカ国立がん研究所発行の、「一日一日を大切に生きる 進行がん療養の手引き」を参考にしてみても良いと思います(2006/5/30変更)。
日本ホスピス・在宅ケア研究会の、お役立ち情報も参考にしても良いと思います(2006/5/30追記)。

患者自身の目にあまり触れないようにと、書いたのは
私は患者さんのそばにいないから、です。
患者さんが、ホスピスに対してどのようなイメージを持っているか
私は判りませんが、不安に思うかもしれないと思うからです。



ガンも病気です。
「気」なのです。
助かる・助けると強く強く思ってください。



5月18日に大腸ガン・専門用語・セカンドオピニオン・抗がん剤治療について記載しました。
5月19日に腹水について記載しました。
6月1日に健康補助食品について記載しました。


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