兼松孝行の日々つれづれ

2013年07月27日(土) 高校演劇尾張地区大会三日目

ついに三日目に突入。
さすがに見るだけで疲れてくるなぁ(笑)

最初は一宮高校「オイディプス」
有名なお話を現代のメディアとミックスして上演。
メディアミックスじゃないよ、念のため。
芝居の作りは結構好きなタイプだったな。
きれいな立ち位置と前向きな芝居。
だからこそ、もっともっといじくり回して演出すれば良かったのに。
オイディプスが王になる瞬間なんかは、せっかく階段を上がって舞台のトップまで行くんだから、そこで威厳のある音楽を流して王の偉大さと重さを表現してみたらどうだったんだろうと思ってみたり。
なかなかいい芝居でした。
だけど、評価する人たちは台本が既製台本である分、芝居の出来以外のところで引き算して考える節があるんだそうな。
目の前の出来が全てのはずなのになぁ・・・

2校目は誠信高校「明日に咲く花」
ここはオイラの地元扶桑町にある高校だ。
ムスメの友達も照明スタッフとして活躍。
何の病気か分からないけれど隔離病棟で闘病している子どもたちの姿を描いた作品。
この学校はまだまだこれからなんだろうなぁ。
いわゆる基本の部分が出来てなかった。
役者もアングラかって言うくらい顔が白かったし。
お話が既製台本だからなんとか見れたって言う感じだ。
何年かすると変わってくるんだろうなぁ、きっと。

3校目は一宮商業「明日の花のため、僕らは戦う」
古代のムラどおしの争いで友情が引き裂かれる物語。
オイラ的にはもっと思いテーマが描かれているけれど、そっちは手つかずで「to be continue」って感じで終わった。
60分って言う制約がそうさせるんだろうなぁ。
それはさておき、芝居の方はスタートからめっちゃめちゃかっこ良かったし、演出や役者の技術もそこそこもってて、どんどん引き込まれていった。
だがしかし!
どーして歌っちゃうかなぁ・・・・
歌わなきゃものすごくいい芝居だったんだけどなぁ。
でも、これやりたかったんだろうなぁ。
歌いたかったんだろうなぁ。
歌った瞬間、芝居のテンションも物語のスピードも急ブレーキ。
もったいないかんじの芝居だったなぁ。

この日までに感じたことは、場面の転換処理があまりにもみんなそろって巧くない。
ほぼ全ての高校で場面の転換が暗転で無音で長い箇所があった。
要は、埋まっていない部分があるということだ。
せめて音ぐらい流して欲しいところ。
それに、状況に合わせたオペが出来てない。
明らかに台詞が聞こえないのに、延々とそのままのボリュームで音を流し続けている。
フェードインフェードアウトが音も照明も意図が感じられない。
こうしたことは少し気をつければ改善出来ていけることだ。
稽古中に演出なり見ている人なりが一言言えないのかなぁ、やっぱり高校演劇以外に芝居を見てないからそういうことに気づけないのかなぁ。
場面転換の処理に少してを加えるだけで、辛くて退屈で芝居を殺してしまう暗転も、あっという間に芝居に必要な情報を提供し続ける時間に変わっていくのだ。

いよいよ明日が大千秋楽!!


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