兼松孝行の日々つれづれ

2007年02月04日(日) 愛知県知事選挙

一応公務員なので、あまり際どい発言は立場上出来ないのだが、今回の選挙はどうしても思うことがある。

与野党の対立。
それ自体は選挙をやる上に置いてはとても大事なことだと思う。

しかし、その争点が国政の不祥事だってことは非常に悲しいものがある。
愛知県民が愛知県知事を選挙で選出するんだったら、愛知県の問題で争うのが普通の話だ。
宮崎だって、県内の問題について県民が考えて、そして投票した結果が東国原さんに決まったのだ。
だから健全な選挙だったんだ。
ところが今回の愛知県知事選挙が全国的に注目されたのが愛知県とは別問題だったことが、この選挙を不健全なものにしてしまったと思う。
言ってしまえばマスコミの問題だと思う。

結果的に、県政の選挙の結果が国政の問題点を表した選挙だと言う話だったら分かる。
しかし今回は順番が全く逆になってしまった。
選挙結果の善し悪しはともかくとして、今回はちょっと残念な選挙だったと思う。


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