兼松孝行の日々つれづれ

2007年01月23日(火) MOVIE「ディパーテッド」

そして2本目。

「departed」とは「他界した人達」「この世に存在しない人達」と言う意味らしい。
ついでに言うと、この映画は香港映画の焼き直しらしい。
でもそんなことは知らずに見に行った。
そしてこの映画はR−15指定だということだけは知っていた(笑)
でも残虐の方だったのね(涙)

それはさておき、お互いの素性を明かさぬままの主人公二人。
同じ女医さんを愛してしまうところは出来過ぎかと思い、更には女医さんが普通に二股かけるのは、そこに倫理観はないのだろうかと・・・確かこの映画、キリスト教の洗礼のシーンから始まったはずなんだけれど・・・
しかし、それはそれ。
ストーリーが進むにつれどんどん世界に引き込まれていった。
芝居やライブは生の迫力を楽しむのだけれど、こうした映像系のエンターテイメントは未だ見ぬ世界の疑似体験が一番の魅力だと思う。
主人公お互いに素性がバレそうでバレない展開の匙加減がなかなか面白い。
しかし、一番最後のディカプリオが女医さんに手渡した「もしもの時の封筒」の中身は結局なんだったんだろう。
ちょっと謎を残したまま、お話は怒濤の幕切れ。
結局、悪役は抹殺され結果的に警察の思惑通りにことが終わっていった。

なかなかハードボイルドな映画だった。


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