兼松孝行の日々つれづれ

2005年11月25日(金) 日々つれづれ

最近マンションの構造欠陥について新聞紙上をにぎわせることが多い。

数年前建築確認の仕事をしていた自分からすると、責任の大小はあれ施工側のグループぐるみの犯罪としか思えない。
マスコミで流れてくるコメントを聞いていても、大なり小なりの嘘が見え隠れしているとしか思えない。
オイラが建築で仕事していた当時、民間に建築確認をゆだねる場合のメリットデメリットについては、いろいろと議論されていたが、今回はそのデメリットが思いっきり出てしまったように思う。

ちなみに確信申請の手数料はあの程度のマンションであれば14万〜24万円とかなり高額だ。
そして、確認申請の審査が済むまでの期間はマンションであっても1ヶ月以内。
その中で、何百ページにもわたる書類を検査しなくてはならない。
かなりの労力が必要だ。
しかし、目を通さず書類を右から左に通すだけなら、これほどおいしい仕事はない。

倒産を覚悟した建築会社は、申し訳ないけど加害者の立場を逃れるために逃げたように思う。
売り主も価格について口を挟まないわけはない。
施工業者も経験上柱が少ないのはわかっていると思うが、「図面どおり作った」といわれればそれまでだ。
責任の所在は重層的だが、「見た目のいい物件」を「安く売りたい」というところで、努力する部分が違ってしまったということだば????jgwww.enpitu.ne.jp2した建築士は今後どんな発言をしても、「ああいえばこういう」マスコミにたたかれ続けると思うが、彼のとった行動の是非はともかくとして、彼の発言はたぶん嘘がないと思う。
あとは、建築会社や建築主(売り主)が、どれだけ素直になれるかだと思う。

幸い地震はまだきていないわけだから、一刻も早くこの事件が解決することを願いたい。


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