兼松孝行の日々つれづれ

2002年11月13日(水) 安全地帯「ANZENCHITAI CONCERT TOUR 2002」

ほぼ10年ぶりの安全地帯としてのライブ。
久しぶりの名古屋市民会館。

開場前、隣の中ホールで明石屋さんまのコントライブの開場時間にでくわし、当日券もあると言うことでものすごく心引かれた。
でも、いかんいかんと振り切って大ホールのライブ会場へ。

お客さんはオイラよりも10年以上人生の先輩とお見受けする人たちばかり。
たぶん、「安全地帯」ではなく「玉置浩二」から入った人たちだなあと言うことを察した。
ライブが始まってからもそんな感じの客席だった。
ソロライブの時によくやる曲ではものすごく盛り上がって、そうでない曲ではまわりでくっちゃべってるという、ものすごく嫌な感じの客席だった。

それとは裏腹にライブそのものはものすごく良かった。
10年前に始めて観た安全地帯のライブは活動停止直前で、ある意味テンションバリバリで他の人を寄せつけない感じで、演奏はアコースティックな楽器だったけど、R&Bのハイテンションな感じだった。
MCもほとんどなし。
ギターの弦を引きちぎりながらガンガン演奏するライブだった。
でも、それがものすごくカッコよかった。

そして今、10年ぶりに観た安全地帯は、やっぱりMCは殆どなし。
ライブ中に話した言葉は
「今晩は安全地帯です。名古屋でライブが出来てとても嬉しいです。」
「ありがとう!」
これだけである。
90分間ただただ演奏し続けた。
はじめ3曲くらいはみんなが知ってるアップテンポの曲を御挨拶がわりに。
そして、ニューアルバムの曲を(今の安全地帯を)次々と演奏していく。
割と淡々とした曲が多いのだけど、楽曲も演奏も素晴らしいので飽きることなくきける。
一曲一曲がものすごく密が濃くて、もっと聞きたいと思わせながら終わっていく感じだ。
後半は安全地帯のヒット曲の嵐である。
しかも、アレンジも変えてより良くなってる。

ただ、昔の曲の時に思うのは、今回交通事故でギターの武沢さんが出ていないのだが、サウンド的にその部分でどうしてももの足りない感じはあった。
演奏は素晴らしいんだけど、その一点だけは残念だった。
チケットが送られてきた時に武沢さんが出ないので、払い戻しに応じますと言うただし書きがはいっていたが、ここまで演奏に影響が出るとは思っていなくて、払い戻しすると言う意味も納得が行く。

玉置浩二はテンションが上がって来ると落ち着きがなくなるのだが、今日は終止落ちつきがなかった。
でも、それがオイラが観たいライブなのだ。
オイラが観たいと思っているのは、ソロライブの時にMCたっぷりして笑顔を振りまいてる玉置浩二ではなくて、ハイテンションで落ち着きのない諸刃の剣みたいな玉置浩二なのだ。
それが見れてとてもうれしかった。

サウンドも90年代に流行ってたHi-Fiっぽいサウンドを少しゴージャスにした感じで、よりクリアなそれでいて骨太なサウンドになっていた。
それもまたオイラの好みのサウンドだったりするし、このバンドにあってるサウンドだと思う。
明かりも久しぶりに曲の気持ちにのっかった演奏を邪魔しないどころか演奏を引き立てていく素敵な明かりだった。

ほんとに久々にスッキリするライブを観た。


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