今回、稽古後の話し合いの中で、ひとり今回の舞台から降りてもらう決断をせざるを得なかった。
非常に苦しい辛い判断である。 ある意味演出が芝居の出来なかった役者にたいして敗北を宣言するようなものである。 やり切れない思いがつのる。
しかし、お客さんを前にした芝居を作ると言う大前提の前には、この厳しい現実の前には、いかんともしがたい事実なのである。
この役者には、もちろんショックはあると思うが自分が何故落とされたかと言うことを、自分自身できっちりと分析する必要がある。 これで人生が終わるようなものでもないので、またチャンスはある。 もう一度しっかりとした足取りで這い上がって来て欲しい。
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