| 2002年04月30日(火) |
VHS/劇団サラダ「KEY」 |
先日ある筋から劇団サラダの初リリースビデオを入手。
実際に現場で見た芝居なので、改めてビデオで見ると当時の空気が蘇って来る感じである。
ビデオというメディアに芝居をおさめたという点においては、再生や切売りの出来ない演劇を、可能な限り多くの人たちに見てもらうという普及の手段としては評価出来るところである。 このビデオを見ながら、ビデオは恐いなあ、と思わざるを得なかった。 現場はその「現場の空気」というフィルターを通しながら芝居を見ることができるし、その空気を伝えることが芝居作りの最も重要な部分であるわけである。 しかし、ビデオという機械の目では空気は伝わって来ない。 するとどうなるかといえば、見たまんまの芝居にしか見えなくなるのである。 殴り合うシーンが、現場であった迫力が伝わらず、ただの段取り芝居に見えたりしてしまうのである。
この「KEY」という芝居のビデオは現場の芝居が何とかなっている分、鑑賞にたえるものにはなっているのだけど、果してうちの劇団がビデオをちゃんととった場合どうなっちゃうんだろう、とちょっと背筋が寒くなった。 もちろん、芝居で見せたいことは現場でしかわからないことなんだけれども・・・
うーむ、感想というよりはぼやきになってしまった・・・
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