兼松孝行の日々つれづれ

2002年01月18日(金) プレゼンテーション研修2日目

今日もアイリス愛知。

特筆すべきは伝達ゲーム。
ある図形があって、それを口頭だけでみんなに説明をして同じ図形を書いてもらい、普通は同じ図形はかけないので、コミュニケーションの難しさをそこで体感してもらおうというもの。
オイラは図形を書かされる側。
この手の話は、舞台図面の説明を電話でするのと同じで、まずはその図形全体のイメージを伝えてから話し始めないといけない。
しかし、ほとんどの人がそういった経験はないので、説明者はみんな最初っから「まず円を書いて・・・」から始めてしまう。
何とか言葉の端々に何となく出てくるその人の図形のイメージを拾っていきながら書いてみるのだけど、いかんせん説明する側がそのイメージを理解していないのでまるで違った図形になってしまう。
なかなか口頭だけのコミュニケーションは難しいのである。

そこで出てきたのはロケット発射の図。
ロケットの第1段に内容7%
第2段に音声22%
第3段に視覚(視聴覚資料23%、体の動き49%)71%
これは人が情報を理解するための割合である。
なんと視覚効果が7割!
その瞬間プレゼンテーション研修の頭から芝居の頭にトリップして考えてしまった。
人にものを説明するときは動いた方が特だよ、ということを言いたいらしい。
しかしオイラには、いくら台詞に感情込めていっても体がちゃんと動いて立ち位置もちゃんととっていかないといかんよ、という資料に見えてしまった。
うーん、今まさにそんな状況である・・・・いかんいかん公費で来てる研修だった。

で、昨日のリベンジの話であるが残念ながら出番無し。
そういう意味では少々消化不良ではあるが、研修自体は今まで自分で考えていた何となくしているイメージが論理化されて非常に実のあるものになった。


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