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■ 忘れな草。42 にょ
「キラ…!!」
自分はこうして手を握り続ける事しか出来ないのかと、アスランは思う。キラに何もしてやれなくて悔しさがこみ上げてくる。
「少しだけ待っててくれるか?」
アスランはそう言って握りしめていた手を離した。
「話がしたい。」
屋上についたアスランがそう口にするといつもの場所にラクスは座っていた。
「えぇ。キラのことですわね。」 「…俺がキラを救う方法は全くないのか?」
アスランの力ではもうどうにも出来ない。医者の力であっても。あと頼れるのはラクスだけ。
「一つだけ…けれど失敗したらどうなるか分かりませんわよ。」
そんなラクスの口からアスランにとってこれ以上ないほどの希望の言葉が出た。
「!!あるんですか、方法が。なら教えてくれ!」
一つしかなくてもいい。たった一つでもあるのなら。
「……キラの身体のことはご存知ですか?」 「昔から身体が弱くて、色々と手術を繰り返していることは…。」 「キラはただ身体が弱いのではありませんわ。内側にある力が強すぎるために肉体に負担を与えているのですわ。」 「力…?」 「えぇ。前にアスランにお話になりませんでしたか?他の人とは違った力を持っている事を。」
確かにキラはアスランに言った。死が見える、と。
「その力が余りにも大きくてキラの身体が支えきれないのですわ。」
内側からの力が強すぎる為にキラの身体は弱くなっている。どんなにすごい力をもっていようともそれにあった器がなくては意味がない。
「じゃあ一体どうしたら…。」 「その力をキラの中から取り除いてしまえばいいのですわ。そうすればもうキラは内側の力によって押されることはありません。上手くいけばあなたのその命も元に戻りますわ。今のアスランはキラの中のその力によって動いているのですから。あなたが動くことによってキラに負担を与えていますけれど、あなたがキラの中の力を使うことによってキラの身体への負担を減らしているのも確かなのですから。」
キラの力を取り除く。そうすればキラは死なずに済む。普通の女の子のようにはしゃぐ事が出来る。 けれど先ほどラクスは失敗したらどうなるか分からないといった。それほど難しいこと。失敗すればキラの生命力を吸い上げてしまい、そのまま死に至ってしまうのだから。
「しかしどうやったら…。」 「方法は前に言ったのと同じですわ。命を貰う方法と。けれど上手くその力だけをあなたの中に取り入れなければ…。」
************** とりあえず文章じゃないけど…こんな流れって感じで急ぎ足で。 だって会話しか…ここは会話しかないんだもん!!
2006年02月05日(日)
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