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■ 忘れな草。20
「だから俺達がどんなことしてても文句言うなよ。」 「大事な妹が毒牙にかかっているのを黙って見ていられるか!」
カガリはアスランからキラを隠すような場所に移動してアスランを睨みつけた。
「随分な言われようだな、俺は。これでも女の子にはもてる方なのに。」
そんなカガリを気にした様子も無く、アスランはふぅとため息をつく。こんなことを言ってもカガリに何の効果もないと分かっているのだが、一応言っておいた方がいいだろうという感じに。 けれどその言葉に反応したのはカガリではなくキラの方であった。
「そう・・・なの?」
その事実を知って、キラは沈んだような声を出した。アスランがかっこいいというのは分かってたし、だからもてるだろうとは思っていたのだけれど、実際アスランの口からそう言われると何だか心苦しかった。 そんなキラを見て、アスランはふわりと笑った。
「別にキラ以外に好きって言われても嬉しくもなんともないよ。俺が好きなのはキラただ一人だけだから。」
そう言ってじっとキラを見つめる。その視線に気づいたのか、ほんの少しだけ下がっていた目線をアスランの方へと向けた。 そして嬉しそうにキラもにっこりと笑った。 そんなキラに気づいたのか、カガリは思いきり人差し指でアスランを指した。
「こんなやつの一体どこがいいんだ!!ただの変態じゃないか!!」
カガリにはアスランはただの変態にしか見えなかった。 ことあるごとにキラキラキラと言い、カガリの目を盗んでは大事な妹に手を出そうとしている。時々まじめなことを言ったと思ったら馬鹿な事を言い出す始末。 「え?かっこいいし頭いいし優しいし・・・僕にはもったいないくらいだよ。」 「もったいなくなんてないよ。それ全てはキラの為なんだから。俺はキラのものなんだから。」
はずかしげも無くアスランはさらりと言う。キラはその言葉を恥ずかしそうに受け止め、カガリは呆れた顔をした。
「・・・正真正銘の馬鹿だな。」
カガリははぁと大きな溜め息をついた。さすがにここまでアスランが馬鹿とは思っていなかったのだ。 最初カガリがアスランに会った時は冷たい目をしていた。まるで心を凍てつかせているかのように。昔のキラとは違った感じの、何に対しても興味がないような目。社交事例という名の人付き合いは巧そうだなとしか思えなかった。それがなんでキラに興味を持ち、あの家に訪れたのかは未だにカガリは分からない。分からないのだけれどもあの日、アスランは家に現れた。 そしてキラがアスランに心を開くと共にアスランの瞳にも鮮やかさがともっていった。お互いがいい触発をされたのだろうがカガリはその理由を知らない。
「・・・はぁ。」
カガリはもう一つ溜め息をついて額に手を付けた
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キラ見てるとハァハァしてくるよね・・・。 とか思うのはあたしだけでしょうか。 もうアスランに負けないくらいの変態だと思ってますよー自分の事。 ふりふりが似合うよな、キラ・ヤマト。 「おかえり」だなんて裸エプロンで玄関に現れて「食事にする?お風呂?・・・それとも僕?」だなんて言われた日には・・・もう・・・。
しかし、今時そんなことを聞く妻がいるのかどうかと不思議に思いつつ、そんなことをキラに聞かれてみたいものです。 普通帰ってきたら「ご飯出来てるよー。」とかだと思うんですけど、ぜひご飯よりお風呂よりキラを頂いて欲しいです。 「デザートから食べちゃいけないって分かってるけど・・・我慢出来ない。」 とか言ってさ。 結局お風呂だろうがベッドだろうが頂きます、するんでしょうけどね!!
・・・話がずれた。 いつか新婚も書いてみたいものです。 苺飴も一応新婚なんだけどなぁ・・・。
とうとうこれも20になりました。 誰か・・・読んで下さってる方がいるのかどうかすごく不安な小説ですが、カウンタは動いているので嬉しい限りです。 何か感想とかありましたらぜひぜひどうぞ。
2004年10月10日(日)
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