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■ Plum Tart
「キラ、おいで。」 そう呼ぶと少しおぼつかない足取りでアスランへとよってきた。アスランは短めのズボンをキラへと差し出した。 「ちょっとこれ穿いて。」 「・・・ズボン?」 キラは不思議そうな顔をしながら、アスランとズボンを交互に見た。 「そう。穿いて。」 「・・・?」 「穿き方分かるか?」 「足通すの。両方。」 そうは言っているのだが、どこに通していいか分からない顔になった。 「ほら。」 キラの手からそれを取りあげると、小さい子に穿かせるように穿きやすいように広げた。キラはアスランの肩に手をついて促されるままに足を通した。 「この位置、か・・・もうちょっと待っててくれな。」 またそれを脱がせると器用にハサミを使って穴を開ける。 「あちゅ・・・さむ・・・。」 「あ、悪い。」 そう言ってハサミを置き、トレーナーを頭から被せるように着せた。 「ぷはっ。」 頭を出すときに耳がぽんっと飛び出る。それを見ているとやはりこれは本物なのだなと感じてしまう。 「はい、ちょっと窮屈かも知れないけどこれ穿いててくれ。」 「僕、これだけでいいよ。」 キラはきゅっとトレーナーを握り締める。そんな仕草を見て、一瞬アスランはどこかに心が飛ぶような感覚に襲われた。 「駄目。風邪ひいたら大変だろ。対処法なんて分からないんだし。ほら、これ穿いて。」 「・・・うん。」 上着だけならともかく慣れないズボンなど穿かされ、尻尾も足もあまりいい気分ではなかった。 「歩きづらい。」 「そりゃな。けどあんな格好でうろつかれると俺が困る。で・・・。」 アスランはいつもの位置に腰を下ろした。するとキラはトコトコと寄ってきてアスランの膝の上に座ろうとした。
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「ごめんね、いきなり。でもキラにキスしたかったんだ。・・・・戯れじゃなくて、恋人のキスを。」 何を言っているのだろうとアスランは思う。今この状況に流されているのはよく理解している。けれど言葉は止まらなかった。 「恋・・・・人の?」 「そう。俺は・・・キラのコトが好きみたいなんだ。ずっと側にいて欲しい。」 アスランはキラの手を取って、そっとその甲にキスを落とした。 「僕もアスランのコト好きだよ。僕を拾ってくれた大切な人。」 「そういう意味じゃないよ?」
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「これ、舐めて。そしたらキラの中にまた入れるようになるから。」 一瞬とまどい、それでもキラはおずおずとそれに手をかけ、ぺろりと舐め出した。赤い舌を出してちろちろと舐める姿はやはり。 「キラって猫なんだよな・・・。」 「ん・・・?そうだよ。」 当たり前のことを言われ、キラはほんの少しだけ首をかしげた。 当たり前なのだけれど、当たり前ではない。今アスランの目の前にいるのは猫ではなく耳としっぽを残した“人間”なのだから。 キラは普通の少女と同じような恥じらいを見せる。 「アスランの・・・おっきぃ・・・。」 「それ、口に含んだり出来る?」 アスランに言われるままに、キラは小さい口でアスランを口に含んだ。
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なんていうか適当に抜粋。 話の内容が分かる様でまったく分からない場所を抜粋。 こんな話・・・じゃないかな? かなり適当に引っ張ったので。
2004年09月14日(火)
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