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■ 忘れな草。8
「彼女・・・キラに力を使えばキラの体力はなくなっていく。けれどキラ以外に力を使えば・・・キラにそんなことがばれたら悲しむだろう。そんなところですか?」
アスランは死神をじっと見つめる。ただ見つめるのではなく、軽く睨むように。
「勝手に人の心を読まないでください。どちらにしろキラが悲しむ方法しかないのだから。」
普通の生活というものをしたことのない彼女。だから、だからせめて彼女の望む世界を彼女の回りだけでも作ってあげたい。 大切な家族と、そして絶対に自分を裏切らない大好きな人。たったそれだけのささやかな世界を。
「あなたが消えるまではキラは悲しむでしょう。けれど消えたと同時に悲しみから解放される。それは悲しみと言うべきなのか。」
遠くを見つめるようにその死神はつぶやいた。彼女は何人もそんな人間を見てきたのだろう。
「あなたはそんな仕事に満足か?人の命を奪って。」
死神はゆっくりとアスランを見て、そして立ち上がった。 「私は魂を導くものです。命を奪うなんてほとんどしません。けれど・・・やはり死の立ち会いは何度しても慣れるものではありません。」
自分の背丈より大きな鎌を彼女は軽く振るう。それは本当に鎌なのかというくらい軽やかに風を切った。
「いつからこんなことを?」 「さぁ。私は最初から死神ですから。気付いたらこの格好で鎌を振るっていただけです。」
諦めのような表情。アスランや他の生物が死から決して逃れられないように、彼女もまたこの仕事から逃れることが出来ないのだ。
「大変なんだな、色々と。」 「えぇ。」 「けど俺のことは楽しんでないか?」
彼女がこの仕事を楽しんでいるとは思えない。けれどどう考えても今のこのアスランの状況を彼女は楽しんでいるようにしか見えなかった。
「そんなことはありませんわよ。アスランが悩み苦しむ姿が可愛らしいなんてそんな・・・。」
ぽっとほんのり頬を染め、楽しいおもちゃを見つけたのかのように彼女は目を輝かせた。
「絶対趣味でそんな格好して死神名のってるだろ。」
アスランの目にはそうとしか映らなかった。きっと彼女は人の悩む姿を見て楽しんでいるだけだ、としか。
「まぁいいですけど。力の使い方も数日後のご自分も分かって・・・もう教えることはありませんわね。」
彼女がそのまま立ち去ろうと振り向くと、後ろから声をかけられた。
「名前は?」 「え?」
びっくりしたように振り返った。
「死神さんの名前。」
アスランはずっとこの少女のことを“死神”と呼んでいた。けれどそれは呼びづらいし、本当にそう呼んでいいものかと思っていた。 彼女は本当に死神なのか分からないから。その容貌だけを見ると天使のようだったから。 けれど死神は悲しそうな顔をして一呼吸おくと口を開いた。
「私に名前なんてありませんわ。存在事態があやふやなのですから。それでは。」
彼女がマントを翻すとその闇へと消えた。残されたのはアスランと腕の中のキラ。
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やっぱりラクスは動かしやすいです。 だって全てを悟りきってる方だから。
昨日実は忘レナ草やりました。 ・・・全く違うよね、これ。 そんな感じです。脱線どころの話ではありません。
しかしあれはエロ目的だけのゲームだよなぁ。それはそれで凄いよなぁ。 あたしはやっぱりエアリオ狙いです。 さやも好きですけど、やっぱり少女が好き。無表情少女がほんのり笑ったりするのが好きだったりします(レニとかレニとか)。 はかなげな少女も好きだったりします。 ・・・キラは?あれ、キラは?
まだしばらくこの序章は続きます。 すいません・・・。説明が長いです、これ。 早く本編に・・・。 まぁどうあっても15日しかないのでね。 もう2日くらいすぎてるのか?(ちゃんと数えろ)。 アスランに残された時間はあとわずか。 さぁどう動くのか!! 間違っても顔が同じだからってお姉ちゃんにだけは手を出すなよ!!!
2004年09月12日(日)
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