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■ 忘れな草。7
「夜、ちょうど今くらいの時間ですかね。その時に誰かと目を合わせるとその瞬間から相手の方はあなたの虜です。後は生命力を分けて頂けばいいわけですわ。」 「・・・。」
にっこりと微笑み続ける彼女。だけれどもアスランは彼女と違い笑うことなんて出来なかった。
「何もしなければほんの少しですが日に日にあなたの身体は重くなっていきます。そうしたらもうセックスどころじゃありませんよ。」 「けれどっ!!」
だけど彼女の言うとおり、それを実行する気になんてならない。そんなじれったいアスランを彼女はじっと見つめて、そして指を一本立てた。
「じゃあちょっとだけその状況にして差し上げましょう。」
と、少女がパチンと指を鳴らすとアスランはその場に倒れた。
「な・・・っ。」
息が出来ない。空気が身体の回りにたくさんあるのに、酸素を吸うことだけ出来ないような感じ。身体が重くて指すら動かせない感じだ。
「こんな感じです。心臓を締め付けられているようなそんな感じでしょ?」
そして彼女がもう一度指を鳴らすと、その感じは嘘のように消えていた。 そこに残ったのは荒い息だけ。
「あなたはそうしてじわじわと死に近付いていきます。それを彼女が見たらどう思うでしょうか?」
やはり彼女は死神なのか。こちらがこれだけ色々なことに苦しんでいるというのに、彼女はそんなアスランを見て楽しそうに笑っている。
「・・・。」 「力の使い方も教えておきましょうか。」
ふわりと少女は舞い降りる。 そしてアスランの前に来ると持っていた鎌を天にかざした。死神の象徴ともいうべきその鎌は少女の背丈よりも大きくその鋭利な刃は月明かりで光り輝いていた。 そして彼女とアスランの間に小さな光が現れ、そして人の形となった。
「キ、ラ・・・。」
そこに現れたのは先ほど会ったばかりの少女。ふわりと浮いた身体から力が抜け倒れそうになるところを、アスランが受けとめた。
「アス・・・?」
そして眠たそうに目を開けたキラと目が合ってしまった。
「あ・・・。」
一言だけ発してキラの頬が赤く染まる。そしてアスランの首に手を回してキスをせがんできた。
「キラ、ちょっ!!」
そんなキラから離れようとするうちに、アスランはバランスを崩し後ろに倒れた。そしてそのアスランの上にぺたりとキラも倒れた。 そのまま可愛らしい寝息が聞こえてきたことにほっとし、アスランはキラを起こさないようにゆっくりと起き上がった。
「まぁこんな感じです。」 「こんな感じ、じゃないだろ!!」
一体彼女は何をしたいのか。ただ楽しんでいるだけなのか。どう考えてもアスランがからかわれていることだけは分かる。 分かるのだけれど、彼女に逆らうなんて出来ない。ここで逆らったら一瞬でこの身体は消滅させられるだろう。 きっとこの期間も彼女の暇つぶしかなにかなのだろう。アスランにはそれしか感じられなかった。
「けれど身を持って体験していただけたでしょ?このように力を使えばいいだけです。」
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ちょっと時間がないのであんまり直してません。 だから日本語がかなりおかしいかと・・・すいません。
死神はやり最強で。 当たり前ですけど、最強で。 さて力の使い方もレクチャーされて、アスランは一体どうするのでしょうね(聞くな)。
2004年09月10日(金)
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