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■ 忘れな草。4
ねだるような声を出し、うるうる目とも言える表情で医者を見上げる。そんなキラの姿に一瞬医者も後ろに下がりそうになるのだが、わがままを言っている患者を放っておく訳にもいかないらしい。 一度だけ小さく咳払いをすると、その医者はキラを見た。
「けれど君は女の子なんだぞ。さすがに男の病室で一晩過ごすのは・・・。」
僕、と言ってはいるけれど、キラはどこからどう見ても女の子なのだ。さらさらのショートよりほんのり長い髪に白い肌。紫色の大きな瞳。 そのどれもがアスランが惹かれたものである。もちろん、見た目で好きになったわけなじゃないのだが。 じーっと見つめ引き下がらなそうのキラに、医者は一言付け加えた。
「それに君の方が重病だぞ、こちらとしてみれば。」 「えー。」
自分のことを好いていてくれる幼馴染み。彼女は小さい頃から身体が弱く入退院を繰り返していた。 そんなキラの隣の家に引っ越してきたのがアスラン。彼はキラがなかなか外に出れず友達が少ないと聞くと、しょっちゅう遊びに行くようになっていた。 そしていつしか恋人という立場になっていた。
「キラ、俺は平気だからさ。」
いつまで経っても平行線であろうその話を終わりにするため、アスランは口を開いた。 アスランの声を聞くと、キラはゆっくりと振り向き、そして大きな目をいつも以上にうるうるとさせていた。
「けど・・・。」
その声が寂しいと言っている。その声が嫌だと言っている。アスランにはそれが分かった。 ずっと一人だった病院に恋人が現れたのだから、一緒にいたいと思うのは当然だろう。その恋人が事故にあって運ばれてきたというのなら、尚更。離れないように、どこかにいってしまわないようにずっと側にいたいと思ってしまうのであろう。
「じゃあもう少し一緒にいよう。そして明日の朝また遊びにおいで。」「・・・分かった。」
キラはしぶしぶ首を縦に振った。もともとそんなにわがままな子ではない。身体が弱いから、と諦めが昔は多かった子である。さらにはいつも自分より人のことを優先してしまう。そんな優しい子なのだ。 医者がアスランのそばからどくと、キラはアスランに抱きついてきた。いつもなら恥ずかしがるキラなのだが、今日は機嫌でもいいのだろうか。 そのラブラブな光景を見ると、医者はゆっくりとドアの方へと向かって歩き出した。
「それじゃ私は失礼するよ。」
そして、ドアの前でくるりと振り返り二人を見やった。 「色々すいません。」 「いや、これが医者の務めってものだよ。」
そして笑うとその人物は出ていった。 するとキラは履物を脱ぎベッドへと乗っかり、そしてさらにアスランに抱きついた。
「こらこら、これでも一応怪我人なんだぞ。」
そうは言ってもアスランは嫌な顔一つすることなく、むしろ嬉しそうに抱きついてきたキラの頭を撫でた。 今、キラがどう思っているのか分かっているから。たくさんの心配をかけたことを分かっているから謝るかのように。 「心配、したんだから。人が運ばれてきて。そしたらアスランだって言われて。昨日からずっと寝たまんまだって言われて・・・・・・。」 「ごめん。」
泣きそうな声で必死にキラは話した。先ほどまでは本当に心配してくれて、そして大丈夫だと分かったらまた涙が溢れそうなのだろう。 「僕のせいでしょ?病院向かってるときにひかれたって。」
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ようやく二人きりの世界〜〜〜。 あーやっぱりこの二人はラブラブを描いてるのが楽しいね☆ つか、この医者は誰だろう。ムゥですか?そんな・・・ねぇ。どうしてもこの人が医者だとキラに色目というか近づいてきそうでイヤ・・・。 あたしはフラマリュ派だけどさ。けど・・・なんか。 あーーけどマリュー婦長とか描いてみたい。巨乳の婦長。ゲーム中にはいる。んでもってしっかり手を出したというか、手を出されたっていうか・・・。
さて、このお話、あと4日くらいはすでに書きだめてあります。 もう少し量を増やして更新しろってことかね。そうするとストックが無くなった時、怖いかなぁ・・・。
誰か御暇な方、拍手でもなんでもいいので感想とか下さると嬉しいですvv
2004年09月07日(火)
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