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曖昧な日々。
大槻
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2003年08月31日(日)
昇華。

悲しみを例えるなら、言葉に、だろう。

何かに乗せなければ消化できない。

喉に痞えてずっと飲み込めないんだ。

砕いてボロボロになって僕を抱き締めてよ、ねぇ。

何かに依存しないと君は生きていけない。

何かに寄生しないと僕は生きていけない。

よく似ているんだ、本当はね。


悲しみを、嬉しさを、涙に例えることを、どこで君は覚えたの。

何故僕はそれを持ち得ないのだろう。

ねえ、なんだか悲しいよ。


淋しいって、何だったっけ。ねぇ。



2003年08月29日(金)
あんまり関係ないんだよね。

恵まれても狂っていく人はいるし
何も無くても幸せという人はいるし。

体が不自由でも心が不自由でも
例えばそれが当たり前で育ってきた人は
不自由さなんて感じないんじゃないかな。
私は五体満足なんだけど
例えば普通に空を飛べる人を見たら
羨ましいと思うだろうけど
現実に私の周りにそんな人はいないから、
別に空を飛べないことを歯痒いとは思わない。
それと一緒だと思うんだ。

自分自身が全てだよ。
それが世界の中心なんだ。
そう思う私はおかしいですか。



2003年08月27日(水)
旅行に行って来ます。

暴れだす欲求を押さえ込むために武器を握る。
この手でこの足で壊していかなきゃ何にもならない。
戻れないなら潰せば良いんだ、必要ないものは消せばいいんだ。
僕等は立ち上がり叫んだけれどそれが届かないなら吹き飛ばそう。
痛みは全て僕が背負うよ。その方が君は綺麗だから。
その分僕を愛してね。裏切らないでずっとずっと。
その方が君は綺麗だから。
美しいから。
幸せだから。
突き抜ける青空を振り切って走ってね。僕のことなんて見ないでいいよ。
でも君は僕を愛してね。僕が君を愛すから。
一斉に風を切ったらあの巨体が立ちふさがるよ。
僕は右へ、君は左へ、捕まったらソレでお仕舞い。覚悟は良いかい?
さぁゲームの始まりだ。楽しいことなんて作り出せば良い。
その為に僕等は生まれたんだ。そうだろう?
最後には絶対笑いあうんだ。誰が未来は暗いと決めた?
もうすぐ時間だ。皆が僕等を馬鹿にする。
誰が泣くか。誰が転ぶか。お前らなんか蹴散らしてやる。

手を繋いで。

Ready go !



2003年08月26日(火)
足りない足りないまだ足りない。

本当は欲しいんだ。
言葉が欲しいんだ。
沢山欲しいんだ。

こんなんじゃ足りない。


どれだけ数えても
どれだけ繋いでも
私が見たものを
言葉でなんて表せない。
まだ足りない。
まだまだ足りない。
文字を打つ暇なんていらない。
誰か私の言葉を表して。
すぐにすぐに今すぐに。

時間が惜しいの。
勿体無いの。

言葉を下さい。
与えてください。
全然足りない。
こんなんじゃ足りない。



2003年08月25日(月)
小説を読んだ。

「Missing」「さみしさの周波数」「きみにしか聞こえない」
題名間違ってたらごめんなさ(吐血)

「Missing」の、瑠璃(?)が好きです。切なくなる。夏だなぁと思って。
ルコは、どうしようもなくなったんだろうな、と。
強いのか弱いのか。
あの決断を、弱いとは言い切れないけれど、
昔のルコに、負けそうになったのかもしれない、とか。

「さみしさの周波数」は未来予報が好き。
「きみにしか聞こえない」は傷―KIZ/KIDS―も良いけどcalling youかな。
華歌はまだ読んでないのです。

何となく切ないものが読みたくて、衝動的に買った本達。
切ないものなのかどうかは、よくわからないけれど。
夏はそういう気分になります。



2003年08月24日(日)
やっぱりもう違うんだ。

返事がない方が安心する気がする。
誰も居ないのだと、思い込むことが出来るから。

返ってくるのを待っているときが一番つらいと
そんな風に歌ったのは誰のことだったろうか。



2003年08月16日(土)
きっともう終わり。

夏休みの青い空。
冷たい夏は来ない。
あの最後の夏は来ない。

今年の夏はもう終わり。
短すぎて僕は怖くなった。

僕を責める陽炎が何処にもなくて
本当は嬉しい筈なのに泣きたくて。

冷たい夏。
それが欲しいだけ。


誰か思い出してよ。

僕だけじゃ、なかったのに。



2003年08月15日(金)
忘れよう。

泣きたくなる日。
忘れてしまえ。
思い出す日。
忘れてしまえ。

忘れなければ
生きていけなくなる。
泣いて泣いて立ち止まったまま
生きていけなくなる。

感情よりも先に浮かぶ衝動が
何も責めないけれど僕を苛む。

忘れよう。
忘れよう。


それでも生きていけるように。



2003年08月11日(月)
もう、なのか、まだ、なのか。

ツクツクボウシが鳴き出しました。
間違いなく時を刻む音。

小さな頃、夏休みをどう過ごしていたのか思い出せない。
一ヶ月はとても短い。
そして長い。

弱ったアブラゼミが道端で転がっていた。



2003年08月02日(土)
痛みばかりを、呼び起こしてしまった。

殴られることには慣れていた。
罵倒される事だって、大した事じゃない。

そう思っているなら何故、私は今泣きそうなんだろう。


虐待を受けていた人の、日記を読みました。
軽い虐待でした。
それは、私が父から受けた躾と、酷く似通ったものでした。

私は、虐待を受けたことなどありません。
父が私を叩いたのも殴ったのも罵倒したのも、全て躾か愛情だったのだと考えます。
頭に血が上っているとき以外は、優しくスキンシップを好む父ですし。
浮気は母も「貢がせるならどうぞ」と言っているくらい、有り得ないことで。お酒だって強くないので付き合いで飲む程度で。
4人兄弟、8人家族、父だけの収入で殆ど賄うのは大変だと思います。けれど私たち子供は、一度も飢えを味わったことなどありませんし、これといって自分を貧乏だと感じたこともありませんでした。
子供のことを考えているのは確かなんです。間違いなく。

けれど私は今泣きそうなんです。
手が震えて、冷や汗が流れます。
何故だろう。息苦しいのは。
何故だろう。また痛みを欲してる。

フラッシュバックを引き起こす恐れがある人は読まないように、とちゃんと注意書きはしてありました。
それでも読んだのは私です。まさか気分が悪くなるなんて思ってもみなかった。
今まで精神系のHPとか見ても、何とも思わないか「うわ、被害者ぶってんなぁ、馬鹿らしい」とか思う程度で、気分が悪くなったりすることは滅多になかったので。

わかっている。わかっている。
だからこの衝動をどうにか仕舞い込んで。
旅行に行く予定があるんだから、せめて夏が終わるまでは切る事のないように。

わかっている。
全部夏が悪いんだ。
誰かそうだと言って。

もう疲れた。



2003年08月01日(金)
なにもいらないなんていわないから

だからもういちどわらってよ。

ちいさなちいさなひとつのねがいごと。

だからもういちどわらってよ。


どうしてなつはこんなにもつめたいの。

ぼくらがないたってだれもきづかないよ。



だれもきづかないよ。   ねえ。