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曖昧な日々。
大槻
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2003年07月31日(木)
飲み込んだ欠片が硝子の様に綺麗だったら

私は涙を零せたろうか。
彼女のように真っ直ぐに
誰かに甘えられたろうか。

お願いだから
弱みは、見たくないんだ。
頼られる程の自信はない。
ただ生きているだけなのに。

回転させたら
忘れられるかなと思った。
ぐるぐるぐるぐる。
侵食する、僕の中を。
けれど出て行かなかった。
膿は流しようがない。

自分だけ
助かるため
甘えようとする

こんな僕で良いのですか。
こんな私で良いのですか。

誰か答えを教えて下さい。
私の中で僕の中で、
今なお最大で在り続ける彼女は
悲しいかな、もう此処には居ないのです。
もうずっと呼び続けている彼には
悲しいかな、もう二度と会えないのです。
もう彼らには頼れないのです。

大事にすべきは現在か過去か。
大事なものは未来か、過去か。

義務ばかり背負っても生きられないのに
感情を、思い出して
思い出させて
あの日々ばかり
繰り返すんだ
ねぇ、もう一度
いや、解ってる。

大事にすべきは現在であり、これから先生きて行く道。
大事なものは過去であり、今まで積み上げた思い出達。

新しい記憶など要らないほどに
いつも私は依存しすぎた。


悪いのは誰ですか。



2003年07月30日(水)
簡潔に。



久しぶりの鬱です。雨だからかな。








もうやめようと思っていたのに思い出す。
夏は嫌いだ。








2003年07月29日(火)
どうしようどうしよう。

また波が来た。
いつか襲われる。
飲み込まれてしまうんだ。

その前に救いを
どうか見つけ出して
あの祈りを忘れないように
全て投げ出して消えないように

ぐるぐるぐるぐる

無くならない何も無い

だれかどうかなにか

もうここにいる理由などないのに

欲しい物は溢れすぎて
手を伸ばすのも許されなくて
助けて助けて助けて

築いた城を壊したくない。
砂でも夢でも壊したくない。

泣いてしまえたら楽なのに。


いつまで私は子供で居るのだろう。
馬鹿らしい。弱すぎる。くだらない。



2003年07月28日(月)
眩暈。


また夏が来た。


吐き気がする。



甘い夏の記憶。

冷たい夏の記憶。


泣きたくなる。

裏切りなどないのに。



思い出すだけ。

そこにあるだけ。



手を伸ばしても、
触れられないなら意味などないのに。



2003年07月27日(日)
あの一瞬だけ、繋がっていたのに。

空のほかに僕は何も
雲のほかに君は何も

何も持ち合わせていなかったのに

それでも僕等は存在していた。
限られた空間を共有していた。

もういなくなったのだろうか、
あの夏見つけた僕の抜け殻

もう捨てられてしまったろうか、
あの夏無くした君の抜け殻

届かない、出会わない、
それでも存在し続けた。
感情よりも
言葉よりも
何かを伝えたくても

どうして僕等は向き合えないのだろう。


お互い、ここに居る筈だったのに。



2003年07月24日(木)
僕を支配する全ての悪夢

忘れなければ。

生きていけなくなるから。

思い出したら。

また泣きたく、なるから。


息苦しい朝
交差する記憶
曖昧な形
紡ぎ出す夢

笑顔と泣き顔と何にも無かった
ただただ君を見て僕は存在した


ただそれだけ。
それ以上ない。
それ以下も、ない。



2003年07月23日(水)
纏わりつく空気の塊。

嘘を吐いてでも、

人を愛せたら、良かったのに。



解っていたよ。
ごめんなさい。



もう浮かび上がらない、


遠いあの日々。



2003年07月09日(水)
いつまでも纏まらない。壊すため生きるため。

数えた日々は
振り返ればそこにあるのだろうか。
僕のように
薄く消えたりしないのだろうか。

くらくらする、空。
鮮やかに描かれた
届かない神の嘘。

神様に手が届くなら
空は人間に侵されたろうか。
届かずしても
人はきっと、全てを掌中にと望むのだろう。


なんて愚かな。
なんて、美しい。


僕は泣きたくなった。



2003年07月06日(日)
きれいにきれいにだきしめてこわして

鍵を掛けよう。
もう二度と思い出さぬように。
鍵を掛けよう。
もう二度と引き出せぬように。
唯一つの鍵を飲み込んで
全て溶かしてしまえばいい。
僕を忘れるもの全て
全て溶かしてしまえばいい。
過去に引きずられそうな君へ
極上の笑顔と悲しみを添えて
あの日々を忘れさせてしまえばいい。
緩やかな階段を下り
眩暈とともに沈んでしまえば

もう二度と、僕の聖域には触れられなくなる。



2003年07月04日(金)
まだ足りない、こんなんじゃ。

私の自意識を満足させるためには
彼女だけでは足りないのです。
最終目的はずっと定まっているのに、
その間がぽかりと空いていて。

負けやしない。
何があっても。

演じ続ける彼女。
壊れて逝く様はどんなだろう。
剥がれ落ちる顔が見たい。

ねぇ、叫んで、みせてよ。

私を否定したこと
覚えていなくて良いから


まず身近な目的。
彼女を壊す。