Hong Kong Life現在篇

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2010年03月31日(水) ■

國際電影節「人間喜劇」

←「人間喜劇」出演者舞台挨拶
左から不明(新人君?)、王祖藍、杜[ｼ文]澤、羅凱珊、薛凱琪

導演:陳慶嘉、秦小珍
演員:杜[ｼ文]澤、王祖藍、薛凱琪、羅凱珊、許紹雄

中国からやってきた殺し屋(杜[ｼ文]澤)は仲間(許紹雄)の待ち合わせ場所で寒さのあまり病気で倒れてしまった。気づいたら電車男(王祖藍)のマンションのベットで裸で寝ている。
殺し屋を助けてくれた電車男は売れない脚本家らしく、殺し屋は嘘八百の生い立ちを、電車男は暴力癖のある彼女(薛凱琪)との話を語る。
そんなある日、電車男に映画の脚本執筆の話があり、しかもテーマは殺し屋!監督との打ち合わせに正体を知らずに、殺し屋も一緒に連れて行く、、、

超バカ映画です(ほめ言葉)
ここまでバカやってくれるともう嬉しくてたまりません!
オープニングの杜[ｼ文]澤と許紹雄の出場の仕方からして、バカ度期待が高まります。
そして杜[ｼ文]澤の不自然になまった広東語とか(笑)、祖藍の電車男っぷりもさすがの演技。
劇中劇で挿入される妄想もまたバカ度満開で最高!
電影節での上映がプレミアも兼ねているので、監督、出演者やその他の有名人とかいっぱい来てて、杜[ｼ文]澤も奥さん田懿[女尼]と同伴、上映中も爆笑、拍手、声援と大盛り上がり。
上映終了後は質疑応答もありました。
こういう映画見ると、香港映画ってまだまだイケテルと思いますねぇ(^^)

2010年03月28日(日) ■

香港藝術節「香港式離婚」

芸術節のお芝居「香港式離婚」を見に行きました。
地元のお芝居の中では断トツの人気で発売すぐに売り切れ、追加公演もすぐに売り切れの話題プログラムです。
主演の羅冠蘭は演劇学校の先生もしているベテラン女優さん。

離婚専門の弁護士事務所を営む弁護士夫妻。何でも自分の思い通りに事を進める気の強い妻を不満に思いながらも、彼女に逆らえない夫。
ある日そこに若い女性の見習い弁護士が就職する。優秀な彼女には、自殺未遂で植物人間になった初恋の友達がいる。
満たされない心同士の夫と見習い弁護士は、話すうちに心の寂しさを埋め合うようになっていく。

さすがに芸達者な俳優さん達の共演で、いつも見てるTVBのドラマとは全然緊張感が違います。
しかし面白いけど、私の語学力では弁護士用語とか比喩的な表現とかちょっとレベルが高かった、、、中文字幕つけてくれ～(T_T)
でも一流の俳優さんたちの演技は語学を超えて素晴らしく、見て良かったです。

さて、この「香港式離婚」を見たばかりのところに驚きのニュースが!
ちょっと前にTwinsの阿Saと鄭中基が別れたというニュースが流れて「あらそれは残念」くらいしか思ってなかったのですが、なんと二人は2006年に結婚していたらしい!
ひぇ～別れた、より結婚してたの方がビックリしたわ!!
二人はモメて別れたわけではなく、話し合ってお互いにとって一番いいと判断したからとのこと。現在離婚の手続き中らしい。
阿Saってまだ28才くらいでしょ、4年前って24才頃に結婚してたんか、、、阿嬌の事件の前やん!
まぁ、すんだことはしょうがないし、これを芸の肥やしにしてこれからもがんばってほしいですね。
芸能記者は、二人が記者会見でここまで正直に話したんやからこれ以上しつこく色々聞くのはやめてそっとしてあげてほしいわ。

2010年03月26日(金) ■

國際電影節「打擂台」

←左より林家棟(プロデューサー)、歐陽靖(主題歌&出演)、元德(武術指導)、鄭思傑、郭子健、邵音音、泰迪羅賓、黄又南、賈曉晨

「打擂台」
導演:郭子健、鄭思傑
演員:梁小龍、陳觀泰、泰迪羅賓、陳惠敏、黄又南、歐陽靖、賈曉晨、邵音音

擂台とはボクシングなど格闘技のリングのこと。
ドジばかりでいつも馬鹿にされている不動産会社に勤める四眼仔(黄又南)は、会社からある村の地上げの仕事を押し付けられる。
村でチンピラにからまれたところを謎のオヤジ(梁小龍)が見事なカンフーで助けてくれた。
そのオヤジ淳と成(陳觀泰)は30年前の決闘で意識不明になった師匠(泰迪羅賓)の回復を信じていつかは道場を盛り返すべくひっそりと暮らしていた。
淳に弟子入りしようと四眼仔が頼み込んでいる時に先ほどのチンピラが仕返しにやって来る。
ドタバタのうちになんと師匠が本当に目を覚ましてしまい、、、

劉徳華と林家棟がプロデューサーだそうで、80年代の映画を見ているような、こんな映画が撮りたかったのかしら華様、、、
陳觀泰ってショーブラザース時代の"濃い"イメージがあったのですが、これがまた渋くていい感じに年を取ってて丸みが出てなかなかステキです。
梁小龍は言うまでもなくモノホンカンフーなので、動きが全然違う。リアルで見ててドキドキします。
目覚めた後の師匠を泰迪羅賓が30年の時代ギャップ&ナンパしたりとハチャメチャ演技で会場爆笑。
てっきり今はやりの"懐舊"ものかと思っていたら"これは青春映画です"と(笑)確かに青春に年齢は関係ないし、血沸き肉躍るドキドキ感はありましたです。
梁小龍、陳觀泰、陳惠敏が舞台あいさつに来てなかったのがちょっと残念、生でモノホンカンフーのオジサマたちを見たかったな。
でもテディーロビンが目の前にいたのは嬉しかったぞ(笑)

邵音音、泰迪羅賓、黄又南

音音姐ちょっとコワヒ。。。(＠_＠;)

2010年03月25日(木) ■

香港國際電影節開幕!

昨日も書いた通り日曜日から電影節が始まり、すでに4本見ました。4本とも香港でのプレミアを兼ねていたので舞台挨拶つきでした。
ここでまとめて感想などを。

「月滿軒尼詩」
導演:岸西
演員:張學友、湯唯、鮑起靜、李修賢、張可頤、安志杰、朱咪咪
開幕電影で、監督の岸西、湯唯、鮑起靜があり。ワールドプレミアも兼ねているので、カメラはおろか携帯電話まで入り口で預ける厳重態勢でした。
映画はいかにも香港らしい内容で、結構笑えた。湯唯は可愛いだけじゃなくて演技もうまいし、広東語もむちゃくちゃ上手い!
鮑起靜はさすが昨年の金像奨主演女優賞の演技ですばらしかったです。個人的には李Sirのおなかがメタボになっててちょっとショック～(^_^;)
気楽に見られる映画でした。

「如夢」
導演:羅卓瑤
演員:呉彦祖、袁泉
「月」の後に同じ会場で上映された開幕電影の二本目。
携帯を返してもらったので、主演のダニエルが来た時に携帯で撮影↑、、ちっこい、画像が粗い、、(^_^;)
アメリカと上海が舞台で、英語と北京語セリフ。夢の中で会った女性を追って中国までやって来るダニエルの、夢かうつつかの不思議な物語。女性監督らしい繊細な作品でした。しかしダニエルはかっちょいいぞ、、、

「初戀紅豆冰」
導演:陳慶祥（阿牛）
演員:阿牛、李心潔、曹格、梁靜茹、品冠
正直これあんまり期待してなくて、阿牛がマレーシアの明星を集めて適当に撮ってみただけ、と思っていたのです。
ところがこれがダークホース!面白い、爆笑、しかも感動して涙まで流してしまった。マレーシアの田舎のトロピカルなダラーンとした空気の映像も素晴らしい。曹格とか梁靜茹とか品冠とか演技できるの?思ってたのですが、これは監督の力量でしょう。使い方がうまい、それぞれが今まで見たことのない魅力を放っていました。曹格、歌はうまいけど、私の好みではなかったのに「あら～けっこういいじゃーん」なんて思っちゃったし(笑)
映画の話が出て脚本(阿牛)を書くのに7年もかかってしまい、しかも低予算でかなり苦労して撮影したと語ってました。
しかし初めての監督作品とは思えません。
一般上映されるのはこの夜が初めてらしく、会場で一緒に見ていた阿牛は観客の反応が本当に嬉しいと語ってました。
いやぁ、しかし彼ホント若く見えるねぇ、子供もいる30代なんて全然思えない、、、
どこかの映画祭とかで上映されたらぜひ見てください、おススメです!

「志明與春嬌」
導演:彭浩翔
演員:楊千[女華]、余文樂、張達明、繆非臨、徐天佑
はっきり言いましょう、ここまで見た4本のなかで一番面白かった!
いやそれぞれ全部面白かったけど、これが一番私のハートに来ました。やっぱり彭浩翔監督作品は私のストライクゾーンど真ん中です。
オフィス、レストラン、公共の場所などが禁煙の法律ができてすでに1年以上。喫煙者は喫煙場所にあつまり、そこで知り合ったタバコ好き達のストーリ。
オープニングの喫煙場所で主要キャストたちのくだらない会話(ほめ言葉)がタランティーノ監督の「レザボアドッグス」のオープニングの会話をほうふつさせる秀逸さ。
この映画三級片(18才以下不可)でして、なぜなら粗口(放送禁止用語)が多いから。
タバコの縁で楊千[女華]、余文樂の関係がどうなっていくのか、と言うのが映画のストーリーですが、監督はセリフの巧みさ、生きた本物の会話を描きたかったのではないかな。
会場も爆笑に次ぐ爆笑で、超盛り上がって、上映終了後拍手に声援も起こってました。
この映画はDVD出たら絶対買いです!!(^O^)

2010年03月24日(水) ■

芸術の春!?

3/21から香港国際電影節が始まりました。オープニング映画二本を連続で見たのを皮切りに、この4日間毎晩映画と、プラスしてイーソンのコンサートを見に行っており、連日帰宅が12時頃という。
おばちゃんちょっとヘロヘロ気味です～(^_^;)
今日までに見た作品↓
映画はプレミア上映を兼ねており、舞台挨拶つきでした。感想などはまた後日、、、

3/21(連続二本)
「月滿軒尼詩」
導演:岸西
演員:張學友、湯唯、鮑起靜、李修賢、張可頤、安志杰、朱咪咪

「如夢」
導演:羅卓瑤
演員:呉彦祖、袁泉

3/22 DUO陳迹迅2010演唱會

3/23
「初戀紅豆冰」
導演:陳慶祥（阿牛）
演員:阿牛、李心潔、曹格、梁靜茹、品冠

3/24
「志明與春嬌」
導演:彭浩翔
演員:楊千[女華]、余文樂、張達明、繆非臨、徐天佑

2010年03月20日(土) ■

香港藝術節「三月某五天(三月の5日間)」

香港芸術節のプログラムに日本のチェルフィッチュという劇団の「五月の5日間」というお芝居があったので、見に行ってみました。
知る人ぞ知る新進気鋭の若い劇団のようです、もちろん私は初めて。
このお芝居はヨーロッパなどでも何度か海外公演しているらしく、日本語セリフに英語と中国語の字幕つきです。
前情報全く無しで見たのですが、始まりからかなりびっくりした。
男性が二人出てきて、一人が「それじゃ『三月の5日間』ってのをはじめようって思うんですけど、第一日目は、まずこれは去年の三月っていう設定でこれからやってこうって思ってるんですけど・・・(上記サイトより)」と始まるので、この人は監督かなにかで開始前に説明してるのかと思って芝居が始まるのを待ってた。
でもずーーっと、この調子で「あ、もう始まってるんだ!」ってビックリしました。
学校のクラスとかで「昨日は何をしましたか?」と言われて「えーと、昨日はですねぇ～」とか考えながら話している、本当に友達同士で話しているような感じなのです。
そしてセリフがいまどきの若者言葉で、日本語なのにおばちゃん時々ついていけず。。。例えば「ソクマン」「キョドで」「バケツポリ」って、、はっ?て中文字幕見たよ。
「ソクマン」→出会ってすぐにセックスする
「キョドで」→挙動不審で
「バケツポリ」→ポリバケツ
不思議なお芝居だったけど、終わってからもなんかうーん、と考えてしまいました。

2010年03月18日(木) ■

銀行口座開設

以前香港では旅行者でもパスポートさえあれば超簡単に、その場ですぐに銀行口座が作れました。
私も1997年頃に旅行者で来てた時に簡単に口座作って、キャッシュカードもその場でもらえた。
ところが数年前からはその銀行に口座のある人の紹介がいるとか、色々面倒になってて、ついに最近は香港居民以外は基本的には作れなくなっているようです。香港居民でも住所の証明になる書類を提出したりと面倒。
理由は架空の口座でマネーロンダリングに利用されることを避けるため。

先日本社の方から、あるお客様が香港の居民ではないけど銀行口座を作りたいのでヘルプしてほしい、との依頼が。
何間かの銀行に聞いてみたけどどこも「入境時のステータスがビジターの人は受け付けられません」とにべもないお答え。
某銀行の上層部に知り合いがいるというスタッフがいたので、聞いてもらったところ「日本での住所が証明できるドキュメントに、日本領事館で翻訳証明を取得すれば受け付けられる」との情報をゲット。
ということで、その方が来航された時に、まずは日本領事館で免許証の翻訳証明を申請。証明書の発行は2日かかります、と言われたところ、急いでいるのでと次の日にしてもらい。
その証明書とパスポートを持って、近くにあったH○BCに行ったらかなりあっさり口座開設できたそうです。但し本人が銀行でコミュニケーションが取れること(広東語、北京語、英語のいずれかが話せる)だって。
へー、なるほど勉強になりました。
情報を得るにもコネが必要と言うのを思い知らされた中華世界でした。。。

2010年03月14日(日) ■

歳月神偸

導演: 羅啓鋭
主演: 任達華,呉君如,李治廷,蔡穎恩,鍾紹圖

今年のベルリン国際映画祭で、水晶熊獎(Crystal Bear)を授賞した作品が満を持して公開されました。
60年代の香港。
物語はある靴職人夫妻(任達華,呉君如)の小学生の次男の目線から語られる。みんな貧乏だけど、ご飯時はご近所さんとおかずを分けあったりする古き良き時代。
いたずら好きで成績もいまいちの次男にとって、学業スポーツ共に万能で、名門校に通っているお兄ちゃんが自慢。
そんな一家の日常のなか、ある日お兄ちゃんが重い病になってしまう。当時の香港は賄賂が行きかっており、病院でもお金がないとロクな治療をしてもらえない。。。

いわゆる昔を懐かしむ「集軆回憶」の、古き良き香港を丁寧に、一つ一つのシーンに監督の心がこもっているんだろうなぁと思わせる作品です。
任達華,呉君如はさすがの演技、どちらも金像奨にノミネートされてるのでぜひとってほしいですね(特に任達華!)
お兄ちゃん役の李治廷は王力宏を若くして崩したみたいな感じ。去年歌手としてデビューした新人君のようです。この映画の主題歌も歌ってる。(なかなか上手い)
新鮮な感じはいいと思うけど演技はねぇ、、それと不治の病っちゅう設定もどうなんだか、、、と個人的な感想ですが。
でも映画としては良くできているし見る価値はありです。

2010年03月13日(土) ■

誠信I世代青年音楽會

新城ラジオのイベントに張達明がゲストで出るらしい、と言う情報ゲットで友達とエリザベス体育館まで見に行ってきました。
何のイベントか全然知らずに行ったのですが、主催はなんと今話題のICAC!その他、香港青年協会、公民教育委員会、そして新城ラジオも共催のイベントでした。
そして「青年」とつくからには観客はほとんど10代～20代前半くらいの若者ばかり。おばちゃん浮いてます(笑)
香港だけでなく、中国、シンガポール、韓国の若者も招待されているらしく司会は広東語、北京語、英語でした。
出演歌手は張敬軒、周柏豪、G.E.M.、官恩娜、EO2という。うーん、中途半端なレベルですなぁ(^_^;)
見たいのは軒仔とG.E.M.くらいやね。
ダッミンは途中のトークコーナーのゲストでした。
イベントの趣旨としては、若者に「人間は正直に誠実が一番大事ですよ～」という啓蒙ですな。ICACの汚職防止の啓蒙活動の一環です。
ということでダッミンのトークもそういうお勉強ネタもあり。
まぁ私らはいつも彼のトークを見ているので何度か聞いたことあるネタもアレンジして使われてましたが、観客が素直なのかダッミンのトークを見たことがないのか、妙にバカ受けで、いつもと違う反応で、新鮮で見てて面白かったです。
入場者はICACの書類ファイルとパスケースとクリップがもらえた、これはレアものなのでちと嬉しいぞ(笑)

オープニングは各地の青年が舞台に

歌手一番手は張敬軒

次は周柏豪、枝のように細いなぁ～

三番手はG.E.M.(ピンクの服の子)
この子ムチャ歌うまいのよね、3年後くらいが楽しみです

ダッミンの登場～(^.^)

しかし横のスクリーンにはトークの英語訳が、、、
大体の内容要約ですが、なんか変な感じやね

ICACのイベントですが、さすがに陳志雲のネタはなかった(笑)
この後の歌手には興味がないので出ちゃいました(^_^;)ごめん～

2010年03月12日(金) ■

電視城貪汚風雲

←またパクリ写真(ICACから保釈された時)
昨日の驚きニュース陳志雲逮捕から一夜明け、新聞記事やテレビニュースを見てると色々と真相が明らかになって来ました。
どうやらスティーブンには20歳代の同性密友がいるらしく、その密友が取締役をしている広告制作会社にTVBの広告やイベントを委託し、またTVBのタレントをその仕事に安い値段で出演させて、裏で賄賂を受け取っていたらしい。
"同性密友"と言うのを見て「やっぱりね～」って感想ですねぇ。
スティーブンは若くて素直そうな男性タレントを好んで使ってたのよねぇ。そのうちの何人かは「彼のお気に入り」と噂されてたし。
でも私はスティーブンのトークの能力は高く買っています。トーク番組で彼ほど上手くゲストの話を引き出せる司会者はそういないでしょう。いい声でナレーションなども上手かった。

しかしこのニュースは聞き捨てならぬぞ!
↓
[壹周刊 1044期]號外：涉兩大唱片公司過百藝員問話陳志雲貪污案大風暴
(前略)
陳總犯險製造搵錢良機，但叢培崑的辦事能力卻差強人意，屢遭合作單位投訴，甚至試過「走數」唔俾錢，最後往往要陳志雲出面擺平事件，當中包括去年八月在澳門舉行的陶喆演唱會。
據知，當日叢培崑在製作陶喆的演唱會中連番出錯，事後唱片公司詐型，陶喆本人亦大動肝火大鬧叢培崑：「我以後唔想再見到呢個人，做得咁差！」
陶喆的不滿傳到陳志雲的耳中後，陶喆原定同無綫合作、錢國偉負責監製的音樂特輯忽然叫停，時間不謀而合，陶喆明顯要為投訴事件付出代價。
[<適当訳です>陳総経理の犯罪はお金儲けの機会を作っていたが、叢培崑(スティーブンの同性密友・逮捕)の仕事能力はひどいもので、一緒に仕事をした相手から抗議されたり、中にはお金を払わずに「踏み倒し」たりして最後には陳志雲が出張って丸く収めなければならないこともあった。その中には去年8月にマカオで行われた陶喆のコンサートも含まれる。
情報筋によると、当日叢培崑は陶喆コンサートの時に何度も手違いを起こしてレコード会社をだまし、陶喆本人も「二度とこの人の顔も見たくない、ひどすぎる!」と叢培崑に怒り心頭だった。
陶喆の不満は陳志雲の耳にも入り、陶喆はもともとTVBで、錢國偉(逮捕)がプロデューサーの音楽特番の仕事をすることになっていたが突然キャンセルになった。タイミングが悪く陶喆は文句を言ったがために明らかにそのツケを払わされた。]
(後略)

なに～っ!?
そういえばマカオコンサートの時に段取りの悪さについてわざわざ言及していた。今思えばこのことだったのね～うーん、芸能界は恐ろしいところやのう。。。(＠_＠;)

2010年03月11日(木) ■

陳志雲逮捕!

←パクリ画像(連行される所)
TVBの総経理陳志雲(スティーブン・チャン)がICAC(汚職取締局)に逮捕されたというニュースが流れました!
なにーーっ!?スティーブンと言えば、TVBの上層部でありながら、タレントとしてもトーク番組「志雲飯局」の司会をしたり、イベントに出たりしている有名人。
去年あったチャリティーの「志雲飯局舞台版」は私も見に行きました。
スティーブン以外にも、TVBのプロデューサーや広告会社の上層部等も逮捕されているので、何か広告に関して賄賂の授受があったとかそういうことでしょうか?
まだ詳細が発表されてないので状況がよくわからないのだけど、明日の新聞はこのニュースで埋め尽くされることでしょう。
それにしてもTVBは4大公司版税問題と言い、今回の上層部逮捕と言い、なんか踏んだり蹴ったりな感じですね。
地上波放送で一人勝ちしてて、そのツケが回ってきたのでしょうか?
明日のニュースをチェックしなきゃ～

2010年03月09日(火) ■

足爪観察日記-その後

さっ、寒い、、、なんで3月なのにこんなに寒いの!?
←明朝の最低気温8度って、ここは日本!?先週の最高気温は27度とかだったのに、この温度差は何っ!!??冬物を片づけて無くてよかった、、(ただの不精です^^;)
あぁ～ネコが恋しい～ネコ抱っこしたい～ネコ暖かいのよ～(ToT)
週末にはまたヌルくなるようですが、こうも温度差が激しいと風邪ひいちゃいそうです。気をつけます～

さて、今更誰も知りたくないでしょうが足爪観察日記のその後を書きます(笑)
左足親指をドアに思いっきりぶつけて、爪が浮いてしまったのが1/26のこと。あれから約1か月半経ちました。
もちろん今は全然痛みはありません、動きにも全く支障なし。
浮いてしまった爪は、一時期くっついてたんですが、そのうち回復してきてかさぶたが自然にはがれるような感じで、先の方は白っぽくなってまた浮いてます。
でも浮いて全部はがれそうな感じではなく、根っこの方からは新しい爪がはえ始めてしっかりくっついてる。
また何かに引っ掛かったら嫌なので、通気性の良いガーゼ付テープを貼って保護してます。
お風呂は、日本で「指サック」を買ったので、それでカバーして入ってる。この「指サック」、男性の手親指用と言うのを買ったのですが、これがぴったりのサイズで、締め付けないけど水が入らないという素晴らしさ。わざわざ防水テープを貼る必要がないので超便利&経済的です。
日本の製品は素晴らしい～!
今浮いている部分が全て無くなるにはあと数カ月はかかるでしょうが、順調に回復しているようです(^^)

2010年03月07日(日) ■

香港藝術節「情話紫釵」

概念／創作／導演 : 毛俊輝
聯合創作 : 麥兆輝、莊文強
演出 : 謝君豪、何超儀、林錦堂、胡美儀、潘志文、張繼聰、魯文傑、劉玉翠、姚詠芝、李小明、朱柏謙、馬沛詩

香港藝術節のプログラム。
毛Sirが創作、演出をした作品で、好評につき上海エキスポでも香港代表として上演されることになっているそうです。
有名な広東オペラの「紫釵記」と現代のストーリーがクロスオーバーして物語が進んでいく。
オペラの中の人物"霍小玉"と"李益"は一目見た時からお互い惹かれあい恋に落ちていく。
現代のKelvinとJadeは一目見た時から求め合い、一夜の情におちてしまった。しかしKelvinはクライアントのSophieと恋人同士で、彼女はJadeの上司でもあった、、、

広東オペラと現代劇が交互に出てくるのですが、場面転換もスムーズで違和感なく「舞台」という架空の世界に入り込めました。
何超儀は頑張ってたけど、舞台劇の経験がほとんどないのでどうしても他の実力派俳優さんとの差が目立っちゃいましたね。でも華奢な中にも豪華な花のようなオーラがあるところはこの役に合っていると思いました。
終了後に毛Sirとの討論会があって、観客の鋭い質問や感想等が聞いててなかなか面白かったです。若い観客や、中国からの留学生の観客も「とても楽しめた」と言っていたので、上海エキスポのお客さんにも楽しんでもらいたいですね。

2010年03月05日(金) ■

阿密特首次世界巡廻演唱會2010香港站

張恵妹が阿密特(Amit)として開いた初のツアー見てきました。
阿密特のCDはちゃん聞いたことないんだけど、かなりロック、それもヘビメタに近いハードロックなのね。
阿妹のバラード曲のイメージだとちょっと意外な感じもあるけど、いや、さすがは台湾の宝、アジアの歌姫。圧倒的な歌唱力で観客をひきつけて離さない力量がありました。
私らはかなり山頂位(スタンドの上の方)だったのですが、それでも盛り上がった時はいてもたってもいられず立ち上がってしまった。周囲の人もちらほら立ってた。香港でスタンドの観客が立つってけっこうすごいことですよ～(角度が急斜面で危険だし)
「阿密特はCDを一枚しか出していないので、お姉さんの張恵妹が電話してきて"私の歌も歌ってもいいわよ"と言ってくれたから、彼女の歌も歌います。」と当然阿妹の曲も歌い、さすがに阿妹の歌は有名な曲ばかりで観客も一緒に歌って盛り上がり。
しかし彼女の歌唱力はタダものではないですね。生まれながらの天才、さらに努力もしているでしょう。
歌を聞いてて『筒』を連想してしまった。体形がじゃなくて、管楽器の空洞って音を反響させて美しい音色にするものですが、彼女の肺とか喉とか声帯とかは全てが歌のために存在する器官なのではないかと思います。
私がこれを感じる女性歌手は他はセリーヌ・ディオンと周筆暢かな。
昨日はかなり時間がオシオシで、終わったらなんと夜の12時。観客も盛り上がり、歌唱力と音楽で勝負の素晴らしいコンサートでした。
香港の歌手でこれができる人って、、、女性では皆無じゃないかしらねぇ。

2010年03月04日(木) ■

張學友「Private Corner」

張學友の広東語新譜「Private Corner」が旧正月前に発売になりました。
広東語のCDは2004年の「Life is Like a Dream」以来5年振りだそうで!
そしてこのCDは全曲ジャズなのです!広東語にジャズ!?って思うでしょ、これがまたいいんですよ～♪
ジャッキーのアダルトな声にジャズなメロディがマッチして、聞いててすご～く気持ちが良い(^^)
私は特に夜に流すとリラックスできてとっても良いです。休日にもいいかも。
このCDは例の四大公司版税問題でTVBではキャンペーンが一切できずに、ジャッキーは旧正月にATVの音楽特番に出てました。
これって、香港の楽壇的には結構な話題なのよね。ジャッキーくらいの大物ならTVBに楯ついてもいいけど、そこまでのレベルでない歌手は今微妙な立場に立たされてる。
李克勤なんかはTVBで歌えないけど"無線契仔(TVBの義理の息子)"とまで言われているので、TVBを裏切れない(他局に出られない)、つまりテレビでは歌を歌えない状態になってます。
と、話がそれましたが「Private Corner」はおススメです、ぜひ聞いてみてください(^^)

2010年03月02日(火) ■

72家租客

導演: 曾志偉、葉念琛、鍾澍佳
主演: 張學友、曾志偉、袁詠儀、黄宗澤、鄧麗欣、王祖藍、鍾嘉欣、林峯、側田、林家棟、佘詩曼、徐子珊

旧正月明けて、同僚、友達の数人から旧正月映画の「72家租客」見た?と聞かれた。
どの友達が言うにも「むちゃおもろい!」「大笑いした」とのこと。
ショーブラザースとTVBが手を組んだ映画で、出ているのはほぼTVBのタレントばかりで、テレビと大して変わんないじゃん、と思ってたのですがみんながそこまで言うのは気になるぞ、と見に行ってきました。
今はやりの"集団回憶(みんなの思い出)"と去年話題になった"旺角強水弾(ビルの上から腐食性液体が投げ捨てられた事件)"が話の軸になってます。
出ている俳優がとりあえず多い、結構な大物が客演でチラッと出てたり画面の端っこも気が抜けません。
張學友と曾志偉の若い頃を林峯と側田が演じてて、側田の髪の毛が長髪(もちカツラ)で笑ったわ(^_^;)
他にもガハハと笑う所が満載で、お正月にぴったりの楽しい今の香港らしい勢いのある映画でした。

2010年03月01日(月) ■

香港国際電影節予約開始

あっと気づけばもう3月!早い～
香港の3-4月と言えば香港国際電影節の季節です。
そして昨日の午前10時よりインターネットでのチケット予約受け付けが開始しました!
先週末に文化中心でパンフレットをもらってきて、プログラムをじっくりと吟味。インターネットのプログラムはちょっと見づらいんですよね。パンフレットだと、カテゴリーごとに写真と紹介文が載っており、さらに全体のスケジュール表があるので、いつ、どこで見るかを計画立てることができます。
とりあえずオープニングとクロージングの映画、そのほか香港映画と日本映画等で舞台挨拶のあるものを優先的にインターネットで予約しました。
オープニング、クロージングの映画は、さっきネットで見たらもう売り切れてましたね。買えて良かった(^^)
香港映画で特に楽しみにしているのはオープニングの「月滿軒尼詩」と「志明與春嬌」。「志」は彭浩翔監督でダッミンも出ているので楽しみです♪
日本映画は「しんぼる」「ゴールデンスランバ」「ヤッターマン」「蟹工船」「京都太秦物語」など。
他にも見たいのあったけどスケジュールが重なり残念ながら断念。
3/21のオープニングから4/6のクロージングまで、合計で13本見る予定です。
実はその間、これまたちょうど香港芸術節のお芝居があったり、イーソンのコンサートがあったりと、なかなか"芸術の春"なのでした。
連チャンになるので体調整えて楽しみたいと思います!(^^)

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初日