Hong Kong Life現在篇

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2010年04月29日(木) ■

フク君激やせ!?

日本はゴールデンウィーク開始ですね。お陰で今日はメールや電話も少なくて平和でした。
さて、最近母から気になるメールが、うちのデブ猫フク君が痩せたというのです。
最高時8Kgもあった体重が今は5Kgくらいしかないらしい。5Kgはネコとしては標準ですが、人間で言ったら80Kg有った人が50Kgに痩せたってことでしょ。これはもう激やせではありませんか!?
確かに以前ほどガツガツ食べなくなっているらしい。心配なので獣医さんに見てもらって、血液検査などして調べてもらったけど特に異常なしらしい。
母が猫のトイレを見ても便等も特に異常なし。
↑写真は夏に兄が撮ったフク君。暑いのでゲージのマイルームで仰向けに大の字で寝てます、ネコと思えない寝姿(笑)
私が旧正月に帰った時は特に変わりなく思ったけど、ツチノコ体型のフク君が痩せてしまったなんて、すごく心配～(>_<)
2000年生まれなので、今年で満10才。ネコならもう5-60才くらいです。変な病気じゃなくて、ただ年を取って痩せただけならいいんだけど。
私なんてフク君の減った分くらい体重増えちゃってヤバヤバになっているというのに、、、
はっ、もしかして私が元の体重に戻ったらフク君もちょっと体重戻るかしら!?(根拠なし非科学的意見)
フク君のために(←口実)ちょっとウォーキングとかしようかしら、、、(と毎年やってちょっと痩せてはまた太りを繰り返しているこの数年・汗)

2010年04月26日(月) ■

演藝界情繫玉樹關愛行動

今、青海玉樹地震のチャリティー番組「演藝界情繫玉樹關愛行動」の生中継中。
TVBもATVもNow TVも全部同じのやってる。中国の鳳凰衛視とかでも生中継らしいです。
去年の台湾の水害チャリティー番組「88水災關愛行動」の生中継で、TVBとATVがお互いのタレントをCMでカットしまくってて、かなり恥ずかしい状態になってたけど、今回はその恥を繰り返さないようにか(?)CM無しでやってますね。
生中継なのでアクシデントは別にいいけど、へたくそな歌手とかタレントの歌はやめてくれ～(^_^;)
ここまでで一番良かったのは李克勤、孫楠、庾澄慶、張學友のコーナーですな。さすがは中港台を代表する実力派の共演だけあり、ソロパートも合唱パートも素晴らしかった。
募金は電話とか銀行振込とか以外に、こちらのサイトでもインターネットでできます。
「網上捐款」をクリックするとクレジットカード(マスター)での募金が可能です。私も微力ながら協力しました。
このサイトではチャリティーの主題歌「手連心」のMVも見られますよ。

(追加)
ひぇ～たった今陳奕迅と陶喆が二人で歌った!でーびっも来てたのね～(^^)「飛機場的10:30」と「兄妹」の持ち歌をそれぞれ入れ替えて歌った!まさに夢の競演です(ToT)

2010年04月25日(日) ■

涼しくて火鍋

この土日は久しぶりに湿度が低く、気温も20度くらいの涼しさで過ごしやすかったです。
チャンスとばかりにシーツはもちろん、毛布やら冷気被(薄手の掛け布団)やらマットやらを洗濯。スッキリ乾いたので毛布類は布団保存袋に入れて寒くなるまでおかたずけ(^^)
さて、今週末は涼しいという予報だったのでお友達と久しぶりに鍋。前から気になってた裏路地の火鍋屋で、週末はいつも大繁盛してテーブルが店の横の路地にまではみ出している人気店。
裏路地から入るところがちょっと「無間道」に出てくる火鍋屋をほうふつさせてローカル度120%です(笑)
一回香港人友達と行ったことあるけど、この店はよそで食べられない内臓系も新鮮でおいしいらしく、香港人友達はいくつか注文してた。
しかし私は内臓系は弱点でして、今回のメンバーは日本人だったので普通のネタを注文しました。
でも普通のネタもどれも新鮮で、特にすり身系やら餃子系は自家製でむちゃ美味しかったです。
5人でおなかいっぱい食べて、ビールやらジュースも飲んで一人170ドルとお値段もリーズナブル。また行くべし(^o^)

トマト蟹スープがお店のおススメ(メニュー写真)

実際のスープ、既に蟹とトマトとジャガイモともやし
香菜、ネギ、貝類などの具がいっぱい入ってる
そのままでもシーフードトマトスープでおいしいです

蟹も二匹分くらいたっぷり入ってた

牛肉は"手切"と"機切"があり
手は新鮮肉、機械のは冷凍肉だそうで、これは手切です

すり身団子の盛り合わせ、全部新鮮でむちゃ美味しい!

水餃子とにら餃子の盛り合わせ
これがまた中の具が美味しくて最高!(^^)!

貝柱も新鮮でした～

メニューには内臓系が充実している
写真の白いホースみたいなのは豚の喉です
"爽脆喉叮"と言うらしい、喉って、、、

2010年04月23日(金) ■

今週は色々と

3月末が弊社の第1四半期決算でして、先週末から今週初めに会計士が来てのレビューがあり。
本社との連結決算資料の作成。
毎月恒例の海外子会社会議が、4月から形式が変わり、私は終了後に資料まとめや議事録作成をするのですが、いつもより余計に時間がかかり。
4月に本社の人事異動で、香港の社長が交代に。法人登記所への取締役変更届けやら、新しい社長の香港の就労ビザ申請の手配。
金融機関関係のサイン登録(香港は日本のような印鑑ではなく、サイナーがサインをするのが通常)、その他の公共関係のサイン登録も有り。
もちろん四半期ごとのJ-SOX対応もあり。
なんでまとめてドカドカと来るかな～
さらに四半期決算では間違いがみつかり、訂正を入れたりしてるし。
ということで色々あった今週でした。
ところでタイの政情がなんかヤバそうなことになってますよね。今日うちのタイオフィスから「安全のため午後はオフィスを閉めます」との連絡が来てました。公共バスなどはもちろん、BTS(高架電車)も止まっているらしい。
タイ人がヤバいと思うくらいヤバいのか!?
アイスランドの火山噴火でヨーロッパ線の飛行機も大混乱のようですし(復旧し始めてますが)
そういや中国の青海大地震のチャリティー「演藝界情繫玉樹關愛行動大匯演」が4/26に紅館であるそうです。
先週の金像奨の授賞式の最後にも話が出ていましたが、相変わらず行動が早い。私はテレビで見ると思う。

2010年04月18日(日) ■

第29屆香港電影金像獎(受賞結果)

今夜の金像奨の主な賞の結果は以下です。

最佳電影「十月圍城」
最佳導演　陳德森「十月圍城」
最佳男主角　任達華「歳月神偸」
最佳女主角　惠英紅「心魔」
最佳男女配角　謝霆鋒「十月圍城」
最佳男女配角　葉[王旋]「意外」
最佳新演員獎　李治廷「歳月神偸」
最佳編劇　羅啓鋭「歳月神偸」
最佳亞洲電影「おくりびと」

「十月圍城」が作品、監督、助演男優、美術、衣装、撮影、動作、音楽の8部門を制して一人勝ちでした。
個人的には今年こそぜひ取ってほしかったサイモン・ヤムがついに影帝になってくれて嬉しいです(^^)
それと素晴らしい演技で見た時から今年はニコラスが受賞!と思った助演男優賞も本当に良かった!彼はどんどんいい男になっていくね～これからも楽しみにしてます!

2010年04月17日(土) ■

未来警察

導演:王晶
主演:劉德華、徐熙媛、賀軍翔、徐嬌、范冰冰、樊少皇

2080年、世界的なエネルギー問題を解決した馬博士の命を狙う悪の一団は60年前の12才の博士を暗殺しようとサイボーグ殺し屋一味を送り込む。
サイボーグ警察官杰(劉徳華)は少年馬博士を守るために、同じ時代にやってきた。
ここでは彼は身分を隠し、ドジな警察官のふりをしているが、ある日強盗を取り押さえたところを少年にビデオに撮られてしまう。
少年は杰をスーパーマンと思い、ビデオを公開されたくなければ弟子入りさせろと迫る。
一方殺し屋一味は少年馬博士を探すために数々の極悪非道を開始する。
杰は殺し屋よりも早く博士を見つけて守ることができるのか!?

すーてーきー!華さまがロボコップになるなんて(笑)
王晶は観客の見たい映画を力ずくで全部混ぜてしまった。
「ロボコップ」＋「ブレードランナー」＋「ターミネーター」＋「スーパーマン」＋「トランスフォーマー」って感じかしら(爆)
そして天下の華さまが変なサイボーグスーツ着てマジな顔してアクションしてる～(*w*)プププ～ごめん笑ってしまった～
舞台は未来の中国だと思うのですが、CGでほとんど「ブレードランナー」の無国籍な雰囲気になってます。
映画の清涼剤は杰の娘役を演じる徐嬌ちゃん。「長江7號」では男の子の役だったけど、今回は女の子、成長してかわいいです。そして相変わらずの上手い演技だ。

2010年04月16日(金) ■

もし会社が中国に引っ越したら?

今日ランチの時の雑談。
香港オフィス社長(本社駐在員)が仮定の話で「会社がもし深センに引っ越したらどうする?」と、私を含めて5人の日本人ローカルスタッフに聞いてきた。
私の他4人は男性で、そのうち3人は中国留学経験があり、給与など変更なければ別にいいとの答え。もう一人は台湾留学経験があり、家賃補助があるなら考えるとの答え。
私だけ「辞めます」と即答。
社長はものすごくビックリして「どうして?」と聞いてきた。いや、私はビックリされたことにビックリです。
私は香港にいたいから今の会社にいるのであって、今の会社にいたいから香港にいるのではない。本末転倒。
お給料分のお仕事はしようと思うけど、別に会社に忠誠心とかないし。。。(でもお仕事は嫌いじゃないし、色々なことも勉強させてもらってますが)
まぁ、逆に帰る時期を模索している身としては、会社の引っ越しとかは一つのいいきっかけになるかもしれません。(いや、弊社が深センに引っ越しするわけではないですよ、あくまでも仮定の話です)

2010年04月13日(火) ■

湿度&気温差

このところ毎日湿度が高く、時折霧雨の降るジメジメお天気。
その上今日の最高気温は29度もあったのに、夜には10度も気温が下がり、明日は18度になるらしい。なんじゃ～この気温差は!?
このジメジメお天気のなか、除湿器の水を受けるプラスチックの容器にヒビが入ってて水が漏れてた～がーん(>o<)
日本城で瞬間接着剤を買って来てくっつけてみました。
昨夜くっつけたので今日はもうバッチリだわー♪
水もどんどんたまっております、しかしすごいなこの湿気、、、
洗濯物もスッキリ乾かないしヤダヤダ。でもこの湿度がましになって来ると本格的に暑くなってくるんですよねぇ。
暑いのはまた嫌いなので、まだしばらくは今くらいでもいいかな。いや、早く秋になれ(笑)

2010年04月10日(土) ■

美麗密令

導演:王晶
主演:呉君如、蔡卓妍、詹瑞文、陳偉霆、張達明、訐紹雄、樊少皇、林雪

警察学校を卒業したばかりの愛芳(蔡卓妍)は、同じく警察官の父(訐紹雄)、凄腕の女刑事(呉君如)や「宇宙最好打」の周子丹(樊少皇)達のいる署に配属される。
麻薬組織のボス天哥(王晶)は、裁判で証人をする予定の彼の経理係肥威(林雪)を脅すために娘の君君誘拐をたくらんでいる。
君君は「華夏杯青春小姐」のミスコンに出場する予定なので、彼女を護衛する為に愛芳もミスコン出場者として身分を隠して潜入することになった。
ミスコン主催のテレビ局總經理岑志文(詹瑞文)やプロデューサー(張達明)も絡んでの大騒動のなか、君君護衛は一体どうなるのか!?

ミスコン出場者たちのセクシー美女＋アクション＋お笑いの三つそろった正統派王晶バカ映画。爆笑させていただきました。
もちろん時事ネタも忘れてない。詹瑞文演じるテレビ局總經理岑志文(さむじーまん)はもちろん陳志雲(ちゃんじーわん)のモノマネです。撮影は陳志雲の逮捕前だったので逮捕後の記者会見ネタがなかったのが小さく残念。あ、でもゲイ疑惑には鋭く突っ込んであったな(笑)
阿Saはむちゃ可愛いです。でも離婚ニュース前の撮影なので「こんなに可愛いのに実は人妻なのね～」とかちょっと思っちゃったな。
ミスコン番組のゲストで陳偉霆が明星の役で出演。阿Saといい感じになり、彼女に付き合って欲しいと告白した時に「君との関係は公開できない、公の場所でデートしたりレストランで食事したりできない。一年に2週間だけアジア以外の海外に旅行しよう。それでもいいかい?」と聞くシーンがあるのですが、それってまるで鄭中基と阿Saの結婚生活みたいやん!!と思いましたです。有名人はたいへんやねぇ～

2010年04月08日(木) ■

個人的電影節ベスト5

香港国際電影節ではオープニングからクロージングまで全部で12本＋短編集1つを観賞しました。
↓見た順番に下記の12本(短編集は除く)

①「月滿軒尼詩」
②「如夢」
③「初戀紅豆冰」
④「志明與春嬌」
⑤「打擂台」
⑥「人間喜劇」
⑦「蟹工船」
⑧「ヤッターマン」
⑨「ゴールデンスランバー」
⑩「しんぼる」
⑪「京都太秦物語」
⑫「前度」

その中から個人的ベスト5を勝手に選んでみました～
私の独断と偏見がてんこ盛りです(笑)

1「志明與春嬌」
→ストーリー、設定、キャスト、ファッションあらゆる点で私のツボに入りまくり。DVD出たら絶対買います、監督のコメンタリーバージョンとか見たいぞ。

2「人間喜劇」
→気持ちいいくらいのバカ度炸裂。バカだけでなくストーリーも結構しっかりしてるし、キャストの使い方もうまかった。ラストの教会のシーンをもう一回見たい(笑いすぎて涙チョチョギレた)これもDVD買います。やっぱり私はバカ映画が好きだなぁ～

3「初戀紅豆冰」
→南国マレーシアのトローンとした空気と映像が気持ち良い。ストーリーも面白かったし、出演明星のイメージがいい意味で変わった。監督主演の阿牛の株も上昇中。

4「ゴールデンスランバー」
→ストーリーの完成度では一番かも。最後までどうなるか予測できずにとても楽しめた。

5「月滿軒尼詩」
→誰にでも楽しめるバランスのとれた佳作。素直に楽しく見れました。湯唯がむちゃかわいい。學友は情けない中年の兄ちゃんやらせたら天下一品ですな。

番外「しんぼる」
→なんか良くわからないけど、見終わった後もいろんなシーンが頭のなかぐるぐる回ってた。印象は一番強烈。こういう映画が１０年後にも覚えてたりするのよね。

2010年04月06日(火) ■

國際電影節「京都太秦物語」「前度」

←クロージング作品の出演者たち
呉浩康、周俊偉、曾國祥、詩雅、陳偉霆、鍾欣桐、杜[ｼ文]澤

イースター連休の最終日です。ひぇ～もう休みも終わりなんて早い～((+_+))
そして電影節も今日が最終日、日本映画と香港映画を一本ずつ。

「京都太秦物語」
導演:山田洋次、阿部勉
出演:海老瀬はな、USA(Exile)

これって松竹と京都市と立命館大学の合作なのですね。立命の客演教授である山田監督が映像学科の学生さんと一緒に撮った作品らしいです。
私の地元だしこれは見なきゃ!と楽しみにしてました。
最初から最後まで知ってるところばっかり!香港でこんな風景を見られるなんて～涙ちょちょぎれ～(T_T)
香港人の観客の反応が気になったのですが、残念ながらこの作品は英語字幕のみで、英語だとニュアンスが伝わらないことが多いのですよね。特に漢字とか歴史の説明なんかを英語でしても絶対ピンと来ないと思う。
これは一人で見たので香港人の感想は聞けなかったけど、多分「作品としては悪くないけどタイクツ」って雰囲気が感じられましたです。ちょっと残念。
私的にはUSAがんばってるけど、ネイティブでない関西弁が気になってしまった。関西の芸人さんとかのほうが良かったのでは、と個人的に思いました。

「前度」
導演:麥曦茵
演員:鍾欣桐、陳偉霆、詩雅、曾國祥、周俊偉、向佐、杜[ｼ文]澤

これが今電影節のクロージング作品。
「人間喜劇」に引き続き再び杜[ｼ文]澤登場。彼はこの映画のプロデューサーでもあるそうです。
鍾欣桐と陳偉霆の元恋人同士に、今の恋人、過去の恋人などが絡んだストーリー。
阿嬌の映画復帰第一作。写真流出事件以前だったら絶対こんな作品には出なかったでしょうね。脱ぎはないけど入浴シーンや下着姿とかけっこう大胆なシーンもあり。
頑張ったんやろうなぁとは思いますが、私的にはあまり好きになれないなこのキャラクターは。阿嬌のイメチェン第一歩というところでしょうか。
対するWilliamは、こちらもアイドルにしては大胆な演技だけど、彼は成熟した一面もあるのでなかなか良かったのではと思います。
私的には周俊偉と曾國祥がツボでした。彭浩翔監督の「AV」でもいい味出してた二人なのよね。
ところで、上映前のあいさつで阿嬌のコメントが「私の役は数人の男性の間で揺れ動くのだけれど、最終的には一人であることを選びます。」とか言ってた。オイオイいきなり結末言うなよ(^_^;)

主演のWillianと阿嬌、二人とも細い～顔小さい～

呉浩康、周俊偉、曾國祥

プロデューサー阿澤の話を聞く出演者

2010年04月05日(月) ■

國際電影節「ゴールデンスランバー」「しんぼる」

5連休もすでに4日目、早い、、、
電影節メニュー着々とこなしております、本日も日本映画二本立てなり。

「ゴールデンスランバー」
監督:中村義洋
原作:伊坂幸太郎
出演:堺雅人、竹内結子、吉岡秀隆、劇団ひとり、柄本明、香川照之、永島敏行、濱田岳

全然前情報なしで見ました、題名もどういう意味か知らず。「Golden Slumber」というのはビートルズの歌で"黄金のまどろみ"と言う意味らしいです。
監督が舞台あいさつに来てて、最初に「この映画はサスペンスとかドラマとかジャンルを限定せずに見てください」とのこと。
いい意味で裏切られました!予想外の展開、ハラハラドキドキ、結末がどうなるのか全然予測できずにとても楽しめました。
主演の堺雅人見てて以前に見た「アフタースクール」を思い出しました。あの映画も予想できない展開で面白かった。
結構シリアスな話なのに、堺雅人の独特のひょうひょうとした演技で暗くならないところも良かった。
堺雅人っていい味出してるよね、「ジェネラルルージュの凱旋」は見たけど、他の作品ももっと見たいな。
上映後の質問タイムでは、香港人の観客のほとんどが上手な日本語で質問してた。みんな日本語勉強してるのねぇ、えらいわぁ～

「しんぼる」
監督:松本人志
脚本:松本人志、高須光聖
出演:松本人志

中文題が「睡衣男異次元空間(パジャマ男の異次元空間)」こっちのほうが分かりやすい。
面白いけどむちゃ考える。でも松ちゃんこれやりたかったんやろなぁと思いましたね。
冷静に見たらものすごくアホらしいんやけど、それを時間とお金をかけてやってしまう、できてしまうのは松ちゃんだからこそでしょう。
私は個人的にはなかなか楽しめましたです。関西のベタベタの笑いが分かる人には伝わるんちゃうかなぁ。
一緒に見てた香港人の友達は「笑えたけど何が言いたいのか全然わからない」との感想でした。いや、私もはっきりは分からないけど、そんなんちごて感じるというか。あれやこれや意味を考えてるとなんかむちゃくちゃ深い所に行ってしまいそう!?それもまた楽し。

2010年04月04日(日) ■

國際電影節「蟹工船」「ヤッターマン」

本日は日本映画二本立てなり。

「蟹工船」
監督:脚本:SABU
出演:松田龍平、西島秀俊、高良健吾

うーん、考えてたのとちょっと違う、、面白くないわけではないけど、好みの問題か私的にはイマイチな感想です。
監督は過去の忠実な再現ではない方式にしたかったのかもしれませんが、なんか不自然と言うか。悲惨な労働現場なのに、どうも作り物っぽくて、労働着も妙にデザインがしゃれてるし、出演者もスッキリ醤油顔でいくら汚れたメイクしてもカッコいいんだよねぇ。
それと、現場監督の人とかほかの出演者も"お芝居してます"という感じで、私はずっと冷めた感じでストーリーに入り込めなかったです。(この映画のファンの方すみません)

「ヤッターマン(中文題:小雙俠)」
監督:三池崇史
出演者:櫻井翔、福田沙紀、深田恭子、生瀬勝久、ケンドーコバヤシ、阿部サダヲ

うって変わってこちらは大変楽しめた!
嵐の桜井君が出てるから観客が女学生だらけ、彼の出番になると「きゃ～」と黄色い声援が飛ぶ始末(^_^;)
私的にはドロンボー一家がむちゃ楽しかった!深キョンがあそこまでやるとは、いやはや女優魂見たりです。
生瀬勝久のボヤッキーとケンドーコバヤシのトンズラーも役にぴったり!
かつてのアニメを見ていた世代としては、主題歌やドロンボーの歌とか、「ヤッターヤッターヤッターマン!」とか「豚もおだてりゃ木に登る、ぶー」とかのセリフが懐かしい～涙ちょちょ切れ～(ToT)
どくろべえの声にアニメそのまま滝口順平さん、これまた懐かしい～(ToT)
さらに驚いたのが特別ゲストで、かつてのアニメのドロンボー一家の声優さん(小原乃梨子、たてかべ和也、笹川ひろし)が一瞬出演!これは香港人にはわからんやろう～(ふふふ・優越感)
何も考えずに素直に楽しく見れる作品でした(^^)

2010年04月03日(土) ■

2029追殺1989

4/2からイースター休暇です。今年はなんと5連休!電影節まっ盛りなので、芸術の春を楽しんでおります～(^^)

主辧:香港話劇団
編劇:Alan Ayckbourn
翻譯/改編:岑偉宗
導演:司徒慧[火卓]
演員:高翰文、潘燦良、辛偉強、雷思蘭、陳煦莉、林夏薇

2029年のあるホテルの一室に呼ばれたコールガールのQQは、余命いくばくもない老人に自分の「懺悔書」に証人サインをしてほしいと頼まれる。その内容は過去に自分の名誉出世のために邪魔になった前妻と後妻の二人を、彼の助手を使って殺したというものだった。
助手に手紙のことが知れて殺されそうになったQQは部屋の物置に隠れる。しかしそこはなんと20年前に続くタイムトンネルの入り口だった!
2009年の同じホテルの部屋で二人目の妻が殺される夜に彼女と遭遇したQQは事情を説明するが二人目の妻は半信半疑である。
試しに物置に入ってみると二人目の妻はさらに20年前の1989年にタイムスリップし、一人目の妻が夫と同じホテルの部屋で新婚初夜を迎えていた。
QQと二人目の妻は夫と助手のこれからの犯罪を阻止できるのか?

タイトルからミステリーかと思ったら、タイムトラベルもの?サスペンス?いや、ヒューマンドラマ?!ラストはグッと来てしまった。
イギリスの劇作家の脚本の舞台を香港に置き換えたお芝居で原題は「Communicating Doors」なるほど。
原作が洋物で、話について行けるかなぁとちょっと不安だったけど、設定がすべて香港に置き換えられていたので違和感なく楽しめました。
ずっと同じホテルの部屋でのお芝居、でも照明効果などで観客も一緒にタイムスリップを味わえて不思議な気分。
シチュエーションの面白さ以外にも、時空を超えて助手が追っかけて来たり、ハラハラドキドキもあり、2時間45分のお芝居なのに全然長く感じなかった。
さらにラストのオチがまた素晴らしい!
全て解決し、二人目の妻はQQと20年後に再会することを約束する。
QQが自分の時代に戻ると、余命いくばくもなかった老人は元気な様子で自分のことを「娘や」と呼びかける。そして家族写真を見て悟る、2009年に孤児だった5才の自分を二人目の妻は引き取り娘として育ててくれたのだ。残念ながら彼女は1年前に病気で亡くなっていたが、QQに素晴らしい贈り物をしてくれたのだった。
うーん、感動～(T_T)

2010年04月02日(金) ■

音楽劇「Q版老夫子」

←どこのお子様か知らないが横からパチリ
主辧:春天實験劇団、中英劇団
監製:高志森、古天農
導演:袁富華
編劇:張達明
主演:馮志坤、何遠東、高少敏

「老夫子」とは1960年代に生まれた香港ローカルの人気漫画。香港の「サザエさん」って感じ?
このお芝居の宣伝チラシになぜか日本語解説も載っていたのでそのまま転用。

『60年代に誕生したマンガ「老夫子」は、長い隠居生活ですっかり現代生活に乗り遅れてしまい、「大蕃薯」とバカをやっているだけの毎日だった。そんなある日、ご先祖様「阿Q」から重要な任務をうけた「老夫子」は・・・』

ダッミンが脚本だったので見に行ってみました。
観客の対象年齢を知らずに見たのですが、どうやらお子様向けだったようで、それも低学年の子供ターゲット?
最初の方は歌って踊ってドタバタしてるだけで、私らは「・・・」。
しかし子供にはバカ受け。老夫子が鏡に映る自分を見て「我係傻瓜(僕はおバカさん)」というセリフを言うたび子供が爆笑～
途中からストーリーが走り出してやっと面白くなってきて、後半は楽しく見れましたです。(最後までこのままいったらどうしようかとドキドキした・汗)
終了後会場出口で子供が楽しそうに「我係傻瓜!」と連呼していた、、(^_^;)
これって私らも昔「ひょうきん族」見て「アホちゃいまんねんパーでんねん」とか言ってたのと同じか(笑)
こういう子供の心をつかむ脚本もこなしてしまうとは、さすがは小学生二人のパパでもあるダッミンです。

2010年04月01日(木) ■

DUO陳奕迅2010演歌會

公演追加につぐ追加で、3/20から4/6までの連続18日間開催。イーソン個人の連続コンサートの記録更新だそうです。紅館18日間のチケット完売って、すごいよイーソン～
私は3/22の3日目と、4/1の13日目を見てきました。
今回は初日から風邪気味で喉の具合が良くなかったらしく、私が見た三日目はすでに声が荒れ気味。特に高音が苦しそうでした。
しかしいくら声の調子が悪くても、そこいらの歌手の100倍上手いイーソン。
でもやはりイーソン本人は自分のパフォーマンスが気に入らないようで、ちょっと不満げな様子も見て取れました。
今回のコンサートのタイトル「DUO」というのは、自分の歌と別の歌手の歌を混ぜて歌って、それによる相乗効果をねらったとのこと。
ということで、自分の歌と張國栄、張学友、林憶蓮、王菲、羅文、梅艶芳、謝安琪などの経典ヒット曲を交互に歌ってた。
特に4/1はレスリーの命日なので、アンコールの時には「追」が特別に追加されて観客との大合唱になって盛り上がりました。
それにしても今回は見事に全曲広東語の歌ばかり。人の歌を歌うという話をした時に、Jayとか陶喆もイーソンに曲を提供しているので彼らの歌も歌うかと期待したけど、なくて残念。
ただし、3/22にはなかったけど4/1には、なんと日本語の歌を歌った!びっくり!!
一緒に見に行ったTさん情報によるとどうやら玉置浩二の広東語カバー曲を原曲で歌った「Mr. Lonely」という歌らしいです(Tさん情報多謝～)
日本語の発音もすごいうまくて、もと歌知らなくても歌詞が聞き取れました!
三日目であの声の様子なので13日目はどうなることかと心配していたのですが、声の調子悪さをごまかすテクニックが上達したような。あ、でも手を抜いているというのではないので誤解なきよう。
何度も言いますが、いくら声が本調子でなくても、やはりイーソンのライブパフォーマンスはすばらしい。香港の歌手でここまで歌える人は本当に数人しか思いつかないわ。残り数日だ、頑張れ～!(^^)!

入り口でミニライトを配布してた
ライトの星空に浮かぶようで綺麗でした

ギター弾き語りもあり

≪

≫

初日