望む望まないに関わらず,時間は寡黙に過ぎていく。 一瞬の現実に翻弄されて進む道を見失う。 過ぎてしまえばそれは過去に過ぎず まだ見ぬ未来には決して手が届かない。
だからこそ立ち止まり己の身を思う。 作り上げてきた自分のかたちが自ら望んだものなのか。 正しいことも正しくないことも全て受け止めることができるのか。 浸食する自己の狂気や幼児性や冷酷さや破壊衝動を己のものとして それらすべてに回答を導き出すことができるのか。
忘却に身をゆだねる。 それは否定と何ら変わりない。 希望的観測に明日を占う。 それも逃避と何ら変わりない。
あなたのかたちはわたしにはわからない。 だからこそそこに可能性がある。 それだけがここにいる理由。 ただそれだけはわすれないでいてほしいと思う。
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