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2001年09月26日(水)
自分の時間

ようやく猫たちから解放される時間ができて,久しぶりに外出した。
散髪して,本屋に立ち寄って雑誌を買う。
こうしたささいなことも嬉しく思える。

ついこないだまでは,時間なんていくらでもあった。
けれど何をしてもあまり楽しいとは思えなかった。
限られた時間だからこそ,何かをしたいと思うのだろうか。
あまりにも矛盾した命題。

これを機に,限定解除しに教習所へ行こうかと本気で思い始めた。
今を逃すと,この先こういう機会はないかもしれない。
そう思うと焦りが生まれて,落ち着かなくなった。
もう少し,チャンスを楽しむだけの心のゆとりが欲しい。
今は何もかも手遅れにならないようにと,焦ってばかりだ。



2001年09月25日(火)
白い毛玉

はね回る白い毛玉は,小さな身体をいっぱいに生きようとしている。
それを追いかける僕は,育児疲れでぐったりしている。

仔猫が来てから,生活は一変してしまった。
いちばんとばっちりを受けたのは先住猫たち。
二番目は僕だろう。ほとんど仔猫の世話で一日が終わってしまう。

気苦労は絶えない。
先住猫たちとの折り合いが付くまでは,安心して家を空けるのもままならない。
ぼんやり過ごすよりもマシと思って自分を納得させている。

育児疲れで寝付きが良いのがせめてもの救いか。



2001年09月21日(金)
雨の日のはぐれ猫

幸せな夢を見た。
透き通るような心の子と恋をする夢だった。
何もかもが純粋で儚くて,ガラス細工の夢だった。
そんな手の届かないものに触れられた一瞬だった。

起きて昼近く。現実の世界は雨の色。
とりとめもない現実に階段を下りていく。

電話が不意に鳴った。
泣きそうな声の電話だった。
「雨に打たれている子猫がいるの」

車で子猫を迎えに行った。
その足で病院に行った。
思ったより元気で食欲も旺盛。
何はともあれ安心した。

そうして子猫はうちに来た。
先住者の猫二匹は気に入らない様子。
君たちも誰かにこうして拾われてきたんだよ。
そう諭しても納得してもらえるかどうか。



2001年09月18日(火)
京都よいとこ

大阪の日差しは東京よりもまっすぐで暑い。
こっちは残暑厳しく東京のように秋の気配はあまりない。

今日は弟に大阪を案内してもらった。
日本橋をふらついて、東京近辺とあまり変わらない行動パターン。
午後は京都へと向かう。

ちょっと遅くに出たこともあって、京都に着いたのは夕方。
残光が山の端に消えるころ。
渡月橋をのんびりとわたって、川面の水鳥をながめる。
時間の流れ方がゆっくりと。

けっこう動き回ってたはずなのに、なぜか夜は寝付けなかった。



2001年09月17日(月)
大阪という遠き地

がんばって朝6時半に起床。
大阪へ車で行くための努力のたまもの。
弟の車に乗り込んで、大阪へと進路を取る。

8時間半後。
無事に大阪の地へ到着。
東京よりも日差しの強いこの土地は、生命力にあふれている。
ある意味雑多な人間の集う場所。

飲んで帰ってきた。気分は悪くない。
でも何か、わからない…。
600km離れたこの地でも変わらないものは何か。



2001年09月16日(日)
眠れない

眠れずに深夜0時半。
最近は毎日がこんなだ。そして朝は起きられない。
あとで薬を飲んで,何とか眠れるよう努力しようと思う。

この1週間。
ほとんど家に閉じこもって生活していた。
非生産的で退廃的な生活。何も産み出しはしない。
それにも慣れた。

明日は大阪に行く。



2001年09月11日(火)
形容しがたい不安感

突如脳裏を横切る暴力。
自らが殺意にも似た感覚にとらわれて愕然とする。
それが形容しがたい不安感。
どうすれば払拭できるのか。

破壊衝動は誰にでもあるものだろう。
それを理性で抑えて日常を送る。
だけど何故今になって。

いらつく。薬を飲んでも抑えられない。



2001年09月10日(月)
台風の月曜日

蒸し暑い日曜日の夜半,何度も目覚めては汗を拭う。
エアコンをつけても消えない蒸し暑さと寝苦しさ。
薬が切れたせいもあるのか,眠りはなかなかやってこなかった。

目が覚めても体中を支配する疲労感に突っ伏す。
その後はいつもどおり10時まで夢と現実を行き来する。
窓を叩く強雨にも邪魔されずに。

昼に彼女が帰ってきた。
台風の接近で帰宅を早めたらしい。
珍しい出来事に神経はあまり歓迎の意を示さない。
薬切れと蒸し暑さで,気分はまったくの低空飛行だ。

昼過ぎに1時間ばかり眠りについた。
最近は日課のように訪れる不意の眠り。
この眠りが夜にあればいいのにと思う。

目覚めて診療を受けに会社へ向かう。
台風の中,電車に乗る気になれず車を使った。
予想通り込み合った道路を抜けて,予定通りに会社に着いた。

診療は,今日は何も話すことはないかと思っていた。
この3週間,ほんとに何もなかったから。
けれど意外と語ることはあったようだ。
ただ,自分のプライドを突き崩しているようで,疲労感が残った。



2001年09月07日(金)
同期との邂逅

台風接近中の金曜日は先行き不安な曇天の朝。
夜から同期と会う約束以外には何もない予定表。
いつもどおりに起きて,昼には眠くなって,という一日。

夕方過ぎに電車に乗って出かける。
この時間の上り列車は人がまばらだ。
みな疲れ切った様子のけだるい夕方。
ぼんやりしているうちに新宿に着いた。

新宿をふらついて予定時間までの散策。
金曜日の夜だけに許容量を超える人の波。
夜も昼も変わらないような明るさの中,友人を難なく見つけだす。

数軒,店を回ってようやく腰を落ち着けた。
それから後は楽しい時間だったはずだ。
気が付いたときには始発電車に乗っていた。



2001年09月06日(木)
平穏な毎日

最高気温が30度以下の毎日は過ごしやすい。
夕暮れはいつもよりずっと早くなって,夏はもう遠い過去だ。
窓を開けていると肌寒いほどに涼しい。
虫の声が優しく響く9月のはじめ。

ここしばらく,毎日が平穏でゆっくりと過ぎている。
気が付くと昼になり,しばらくすると眠くなり,
一眠りすると夕方になり,猫にごはんをあげると彼女が帰ってくる。
夕食を一緒にとって,風呂にはいってビールを飲むと眠くなり,
早々に床に入る。

記憶力も戻ってきた。
1週間が過ぎるのは相変わらず早いけれど,覚えていることが増えた。
ただ,あまり外出はしていない。
せいぜい近所の本屋に行くのが関の山だ。
本屋巡りもそろそろ飽きてきた。

本当に,平穏な毎日。
何もしていないとあっという間に終わってしまう。



2001年09月02日(日)
秋の空

風がすっかり秋の色。
空気に高い空の澄んだ香り。
それが嬉しくなるような一日の始まりだった。

ふらふらと出かけて一日が過ぎ。
薄曇りの満月を眺めて眠りにつくはずが
いまこうして眠れずにいる。

久しぶりにレキソタンを飲んだけれど眠れるだろうか。



2001年09月01日(土)
武蔵野ビール工場

珍しく予定のある休日。
先輩夫妻とビール工場見学を計画していた。
中央高速のそばにあるビール工場。
入るのは初めてだ。

ビールの作り方はなかなかに興味深い。
ここで作られたビールを飲んでいたのかと思うと感慨もある。

夜は国分寺に出て飲んだ。
ほどよく酔って楽しく時間を過ごして。
それが過ぎ去るのが少し淋しかった。