2010年07月29日(木)


 はいはい、さくさく続きにいきますよー、のはずが全然さくさくしてないし、終わってもいない(笑)。



 千秋楽の話とは全く関係ない話になりました(笑)



[千秋楽辺りメモ:ロジェにまつわるいくつかの話]

・なんだかんだで、初日明け、中日(茶会遠征)、楽辺りと見てきました。初見時のメモに「マリポーサより平易」と書いたのですが、ごめんなさい、やっぱりわかりにくいわー(笑)。

・わかりにくいことと、深いことは、同じようで違うようで、これはどっちなんだろうなぁ、とぼんやり思ったり。もちろん私にとっては後者ではあるのですが、やっぱり一見さんには厳しいよなぁと思います。正塚君はそのあたりをよく考えるように(なに口調)。

・が、そんな風に見れば見るほど深まる作品なんて、私がきらいなわけないじゃないかー!
 見るたびにどんどん引き込まれていきました、うわーん、好きだー!

・見れば見るほど、ロジェさんがどんどんかわいそうになって、どんどんかわいくなっていきました(笑)。いや、何度も言っているのですが、「復讐こそが癒し」というロジェさんは人間的には欠けているように思えるのです、いっそ情緒欠陥、未発達。それがどこかロジェさんを幼くみせているなぁと。もう何あの小学生みたいな恋愛スキルは!ちなみにタンゴの場面でロジェさんがテーブルの上にねそべるのは、サービスショットというより、「ぼくもうやだ」って言って駄々こねてる子供みたいに見える(笑)。まあ、そんなこんなで妙にかわいくなっちゃたんですよね、あんなコワモテなのに(笑)。

・で、もう一方の「かわいそう」は本当にロジェは「ひとり」だったんだなぁと思うことです。シュミット先生のところで言う「ずっと、ひとりですよ」は公演が深まれば深まるほど、ぐっときてしまいました。ロジェが「ひとり」だったのは、実際に家族を失って「ひとり」もあるのですが、自ら「ひとり」を課しているような気もしていました。じゃあバシュレさんは?となるのですが、彼はもうロジェの一部(あるいはロジェがバシュレの一部)なんじゃないかな、と。まあ、この辺はSSで(笑)。

・そうやって「ひとり」だったロジェが「ひとり」じゃなくなったのがこの物語の結末なんだと思っています。最後にリオンに銃を手渡したとき、そしてそこにレアがずっといてくれたとき、初めてロジェは「ひとり」じゃなくなった。それはロジェが血塗られた部屋から出てきて、初めて世界と触れ合った瞬間なんだと思います。そして愛することの意味を、生きることの意味を問う。だって彼はそれまで愛することも生きることもしらない、子供だったから。

・最後の場面でロジェが皆に見送られるのは、そういう風にロジェが「ひとり」じゃなくなった象徴なんだと思っています。そうやって「ひとり」じゃなくなったロジェの視界にはいる「みんな」(=世界)ロジェが銀橋をわたる事で、その世界に劇場にいる私たちも含まれるのじゃないのかな(と、勝手に思ってじーんとしてた)。

・もうひとつ、この最後の場面は私は「誕生」なんだと思っています。ロジェが「ひとり」じゃなくなった瞬間、新しいロジェが生まれた。それまで世界を知らなかったロジェが世界に触れる、誕生。あの「うあああああ!!(表記不可能)(笑)」の叫びは、まさしく誕生の「おぎゃー」と同じに聞こえるのですよ、私は。

・ところで「うあああああ!!(表記不可能)(笑)」の叫びは、業平の高子の着物を前にしての慟哭と同じぐらい難易度の高いものだと思っています。ほら、男役の慟哭って難しいじゃないですか?初日明けはちょっと、ひっかかっていたんですが、楽近くなってぐっとよくなってました。あれは泣きを入れるのが正解だよねぇ。

・まあ、そんな風に「ロジェ」のラストシーンを解釈していた私……ええ、どうしてもあの場面を「水夏希」としては観たくなかったんですよね。それぐらい私はあの作品を「ロジェ」として見ていて「水夏希サヨナラ公演」としては観たくなかったんですよ……。いやどうみてもあの場面は正塚先生からの「ミズ、好きなだけ大劇場に別れを告げてこいや」なんだけど、いやだからこそ!!(むだなあがき)。

・だから私はあの場面では泣けなかったんですよね。あれは水夏希(今回退団する雪組トップです)じゃなくて、私にとってはあくまでも「ロジェ」なんだと、千秋楽までずっと頑なに思っていました。

・いや、あの場面が普通は泣く場面なんだとはわかっていますが!でも私は泣けなかったんですよね。だって、あれは「ロジェ」でミズナツキではないものなぁ……そこが私がガチ担であってもマジ担になれないところなのかな、と思ったり。あるいはファン歴が浅いから、そういう投影をしないのかなあと思ったり。

・でも、ロジェという役は実にミズナツキさん的だなぁと思っているのです。上手く言えないんですが、ものすごくミズナツキさんが滲んでいる役だなぁと。

・例えば、っていつも比較に出してしまってアレなんですがネロの時は、ネロの生き様にそのまま雪組トップのミズナツキの生き様が投影されていたような。ミズナツキとネロが表と裏みたいな。でも今回は、ロジェの生き様はミズナツキとは重ならないなぁと。その代わりに、ロジェのたたずまいと言うか、ちょっとしたしぐさが、すごくミズナツキ的。もちろんそのまんまミズナツキさんが素を出している訳じゃないんだけど、確かに、ミズナツキが演じている(というか中に生きている)ロジェだな、と思えるのです。

・それで思い出したのが茶会での、「境界線」の話。「自分」と「役」ロジェはリアルな感情を要求されるから、「自分」の方にいながら「役」近づけるのが難しい、って話。でも、ナツキさんはこれを実現できているんじゃないかな、と。だから、ロジェの中にミズナツキ的なものが垣間見える。ロジェ=ミズナツキに見えてくる。

・ネロでは「境界線」の向こうに行った。けれどもロジェでは、「境界線」のこちらにいながら、舞台に立っているのかな、と。

・実に自然体だなぁと思うのです、今のミズナツキさんの舞台でのあり方が。それは最後だから、できること。最後にしかできない最後の挑戦、かな。

・そう思うと、最後の場面で「これはロジェだから!」と頑なになっていたのも違うのかな、と。ロジェとかミズナツキとかじゃなくて、そこはもう一体なのだから、ただ、感情にまかせればいいのかな、と。そんな事を千秋楽に思いました。そしてそんな瞬間を見られた事に、そこまでたどり着いたミズナツキさんを見られた事に、ようやく泣いてしまったのです。

・そういうミズナツキが観られたことも、またあの場面の「誕生」なんだと思っています。初見の感想で思った「新しいミズナツキに出会えた」はやっぱり間違っていなくて、そうやって「ロジェ=ミズナツキ」が生まれた「誕生」でもあったのだと思います。



 「退団」は「誕生」なのだな、そんな事をずっと感じ続けた、この1ヶ月でした。








 えーっと、これは観劇感想なのかしら?
 引き続きショーとサヨナラショーの話をしようと思ったのですが、タイムリミット!
 続きはまた後で、ってまだ語るの?(語らせて)



2010年07月28日(水)
ドキュメント土用の丑の日(の、一部)


 ムラ楽、行ってきました、帰ってきました、泣いて笑って呑んで(笑)。


 ナツキさんの事をだけを考えればいい三日間でした、しあわせでした。


 色々はじめての事ばかりだったんですよね、ムラの楽に行くのも初めて。というか、そもそもナツキ担になってから、楽を観るのも初めてだよな、とか。

 そのあたりのあれこれは、くまなく(くまなさすぎ)ついったでさらしているのですが、こっちにまとめておこうと思います&レポに特化して書ききれなかったいろんな事とかもろもろを。



[ムラ楽メモ:入りとか]

・入りイベントを見に行きました。だいたい7時半前ぐらいについたのかな?ナツキさん入ったの10時過ぎだったんで、わあ自分やる気あるな!(笑)あ、ギャラリーです、平服(笑)です。とにかく予想を裏切る(笑)好天で、暑いわ、蝉の鳴き声がブブゼラかとおもうぐらいすごいわ(笑)。

・9時半すぎぐらいから退団者が入り始めたのかな?退団者がみんなおそろいの白いパーカー着てて、背番号が入っているんですよね、最下のるどう君が「9」でカウントダウン、なんてわかりやすい(笑)。

・真波さん、つうかそらちゃんが楽屋口でファンを前にして泣いちゃってねー。とっさにハンカチもってって目の下押さえるのに、うるり。でもすぐ笑顔になって、元気に拳を振り上げて「いってきます!」

・みなこも感極まって泣きそうに「ありがとうございます!」と。最後は笑顔で。かわいかったなぁ。白のパフスリーブのワンピースだったかな?で、あとから思い返すとみなこは退団者パーカー着てなかったんですよね。「みなこは娘1なんだからかわいいかっこしてればいいの!」と誰かに言われた事にします(笑)。

・で、ナツキさんお出迎えイベント。キムをはじめとする組子たちが出てきて、みんな雨合羽みたいなの着てて「ちょwww雨対策」と思ったのですが、よくよく見ると、フードをかぶっているだけじゃなくて、コドモの水泳帽みたいなの(顔の周りでぎゅっとしぼって耳までおおっちゃうやつ)をつけてる子も多くて……

・てるてる坊主コスだ!!!!!(気づいた瞬間爆笑)

・それでナツキさん登場。みなこがかわいいぴんくの傘でお出迎え、BGMは「あめあめふれふれ」、ラジカセ係はひーたん。オヅキと並んで真顔で拍子とりながらゆれてるのが超ラブリー(笑)でした。

・ナツキさんも退団者パーカー着てきて(背番号はもちろん1)(スカステで確認)フード被っててるてる坊主。キムがトートみたいな黒のロングコート(ファー付き)を着せて、さらに「水もしたたるいい男」タスキをかけて。ちなみにタスキの裏面は「今日の降水確率30%」と(笑)

・拡声器持ったキムが笛(拡声器についてるやつ)を鳴らすと、それを合図にみなこの「水さんすてきー!(キャー)」を皮切りに、君愛の替え歌「水はモテモテ」(笑)

・替え歌におくられて、ナツキさんがもう笑いながら、会の人が楽屋口から作った花道入り口まで練り歩き。それを先導するキムが真顔で霧吹きで雨ふらせながら歩くのに爆笑。みなこはナツキさんのうしろから傘さしかけてちょこちょこついてくの。途中でナツキさんが後ろのみなこに「もうあんたらなにやってんの!」な感じに後ろ手でつっこんでいた(伝わるかなぁ)のが面白かった。

・で、その花道入り口に用意された台車にてるてる坊主がびっしりついているのに、ナツキさん二つ折れ(笑)。台車に乗ったらソフト帽をかぶって今度はロックオン替え歌「ロックオン×3、ミズ×3」で台車で花道を運ばれていくナツキさん(お手ふりしつつ)。

・楽屋口につくと、てるてる軍団がお出迎え。てるてる軍団はみんな大きなラブレターを持っていたのですが、「雨の後は虹!」と言うと、それをくるっとひっくり返して虹がかかった!(甲子園のプラカード応援みたいなあれ)。……うん、繋がってると思ったなぁ。

・それでナツキさんご挨拶、拡声器(最初に間違えて笛をぴょっ!と鳴らしてしまったのはご愛嬌)を持っての第一声が
「降ると思ったでしょ!」
 組子からもギャラリーからも「思ったー☆」(笑)

・後はよく聞こえなかったのですが、「今日観る方も、観られない方も」とやっぱり「みんな一緒」と思わせてくれることを言っていて、いいなぁと。

・(あとでスカステ見たら「最後まで待っててください」って言っていたので、そこにかかっていたのかなー?)



 楽前後の芝居ショーの感想と、サヨナラショーの感想と、退団挨拶の感想は別にします。



[ムラ楽メモ:パレードとか]

・退団パレードも見てきました。優しいオトモダチが待っててくれてて(ほんと今回お世話になりました)。文字通り(汗と涙で)水浸しな私を拾ってくれました。ほんと、こういう時は「ひとりでいない方がいいよ」だよね……。

・私が見ていたのは、ちょうど車乗るところが見える場所でした。終演してから、スタンバイしていたんですが、ずっと、雪の結晶の形をしたものが武庫川の方からぽわぽわ飛んでいくんですよね。あれなんだなんだ、と思っていたら、某フォロワーさんがこれだと教えてくれました。泡にヘリウムを混ぜて形を作ってとばせるもの、だそうです。へええええ!!(初めて見た)。後でネットを巡ったら、これを使って、「MIZ」なんてイニシャルも飛ばしてたとか。へえええ!!

・退団者が出はじめたのは、7時過ぎぐらい。みんなほんと真っ白で、綺麗で。印象的だったのが、車乗ってから窓越しにおとうちゃんと固い握手をかわしていた(手を上に向けたままの、男同士のような)あずりん、報道陣の写真を忘れて車に乗り込もうとする真波さん(慌ててとめるおとうちゃん)、ないちゃってたみなこ……あー、こっちも泣いた。

・(そして退団者を送るたびに急いで花道を走ってフルールの喫煙のとこからロビーに戻っていくおとうちゃん)(笑)(沿道(違)からも熱い拍手が)

・ナツキさんが出てきた時、感極まってしまったのは、袴姿だったこと。いや、当たり前なんだけど、舞台の最後は黒燕尾で見ていたので、いきなりつきつけられたそれに……涙。

・でもナツキさんほんとうに綺麗だった、すごくすっきりとしちゃって、すごく綺麗だった。

・が、そこはミズナツキクオリティ(笑)。車の近く(普段の車と一緒でした、雨対策?)(笑)まで来たとき、車の周りをどう回ったほうがいいかわからず、口パクしながら「(こう?こう?)」自分の動線を指差し確認(笑)。さらにゲート近くまで来てくれたんですが、そこでもゲートの線を指差しながら「(え?ここ越えていいの?越えちゃおっかなー)」てな感じで、指差し確認とフライング攻撃(つたわるかなあ)

・車に乗り込んでシートベルトを締めようとしたら、なかなかベルトが出てこない(ベルト好きなの)(そのベルト関係ない)(笑)、それを男前に「ふん!」とひっぱるナツキさん、ギャラリーが反応を示したのに「え?これカッコいい?あたしカッコいい?」といわんばかりにシートベルト持ったまま衿立てポーズで報道陣(助手席側が報道席でした)にアピール……最後まで笑わせやがって。

・でも本当に綺麗だった、思わず叫んじゃったよ「大好き」って……しかも大事なことだから2回言ったよ!(笑)。これも一人じゃできなかったことだなぁ……。

・恥ずかしいとは思わなかったな……だって本当に自然にでちゃったんだもん、叫ぶしかなかったんだもん(だもん言うな)

・好き、大好き。





 ほぼついった再録の入り&パレードメモでした(笑)。
 やっぱりついったのほうが臨場感あっておもしろいかな?でもやっぱりこっちに書き留めておきたかったのです。




 新幹線を1本早めて帰宅しました。本当に夢のような三日間でした。
 この日は満月で、新幹線の窓からそれがずっと見えていました。それが月の王を思い出させて何度となく泣いてしまいました(大丈夫、隣はいなかったから)。



 わあ、湿った!ごめん!


 なんか肝心なとこが抜けたレポですが、本体の話はまた改めて、色々ぐわっと語りたいのです。



2010年07月24日(土)
「うれしい」も伝えたいことばのひとつ


 命からがら(笑)、ムラに行ってきます。
 もうほんと最後ってなんか起きるよね!
 贔屓の退団にしごとまつりがぶつかるんじゃなくて、いつもしごとまつりなとこに贔屓の退団がぶつかるだけなんだからねっ!(何デレ?)



 ちょっとどこかで書きたいなと、思っていた、今回のプチミュにあったナツキさんのメッセージ(もう営業妨害にはならないよね?)(笑)
 プチミュージアム来館者へのメッセージと称して。

 「今日、こうしてお会いできた事は
  偶然ではありません。
  今、貴方に出会えて とても嬉しいです
  ありがとう ミズ (顔文字)」


 (顔文字はいつもの昭和なアレです)(笑)



 とても、とても、素敵な言葉だな、と思いました。



 では、いってきますね。

 

 


2010年07月23日(金)
「ロ」がつく人の茶会メモ(2)


 ナツキ茶メモ。続きです。



【オフ話(組旅行)】

 オフ話は圧倒的にリクエストの多かったという組旅行話オンリーで。

・制服は幹事の子に貸衣装屋の子がいて…。だから学ランもセーラー服も「本物です」と。

・学ラン、本当にずっと着ていて、でもさすがにトイレ行く時は「脱いだほうがいいのかな…」と(笑)

・えと文できゃびいが組旅行に触れていた件を司会の人が振ると
「スカートめくりよるんですわ、あの下級生がー」
「ほんと遠慮がなくてー」
「ま、嬉しいんですけど」
 うれしいのか(いやたぶん遠慮がないことに対してだよ)(笑)

・本当は組旅行ってップさんが辞めるときに行くのだけれど、今回はロジェロックオンの次のDCの集合日がすぐ来ちゃうのと、ユミコ氏やハマコ先生も辞めるということでのこのタイミングだったとか。

・で、そんな組旅行で幹事だったナツキさん。そういういきさつから(自分も送られる側なのに)「あたし幹事っておかしくない?」と(笑)。

・しおり等も力作で、ほんとみせてあげたい、と。

・今回、会場にスクリーン×2があるのを見て(握手会の間、過去のテレビ出演映像を流していました)「写真持ってくればよかったねぇ」……ちょう見たいんですけど!(笑)

・しかも最後にはユミコ氏とかキムも学ランきて撮りあいっこしたとか。おっくんも着たってゆってたっけ?

・いつもの宴会は時間が来たら解散で各自家に帰るけれど、旅行はそれがない。だから心ゆくまで語り合った、と。あちこちにそういう語り合う輪ができていて。「男役とは……」とか話をしている。それがすごく貴重な時間だったと。

・そんなこんなで一時間しか寝てなくて、翌日は幹事をやるもグロッキー状態で「はい〜こちらで〜す」と(笑)。



【これまでの公演をふりかえる】

 いつものオフトーク抽選箱かと思ったら(会場から集めたオフ関連の質問はナツキさんがその場で引いて答えるというのがいつもの趣向でした)、今回は今まで演じた役を書いた紙が入っているので、それについて語ってください、と。

[ベルばら]

・で、ナツキさんが引くと作品のテーマ曲とスクリーンに当時の写真が写される趣向。若干遅れ気味なのを「あ、あれ?」とツッコミつつ、そのスライドショーに星特出時の「小雨」が。沸く会場、しかもこれでもかこれでもかと小雨攻撃、でその後雪ばらの時のアンドレが写ったときは、小雨に反してあまり反応なくて「あ、これ人気ないの?」って(笑)。

・星組特出時、星組さんはほんと暖かくてと(そうだろうそうだろうと勝手に誇らしげになる私)(元星担)、お父さん役だったにしきさんもかわいがってくれたと。

・役替わりの稽古が大変で、二つの稽古場を行き来しながら、いつどの役が来るかわからないから全部の準備をしていて、すごくきりきりしていた。でもそれがオスカルのきりきりした感じに生かされていたんじゃないかと「彼女もきりきりしているじゃないですか」と。あー、なんかナツキさんのオスカル像ってそうなんだと、自分的に妙に納得。だって、私、全ツのオスカルが男社会でがんばるバリキャリのプロジェクトリーダーにしか見えなかったんだもん…(笑)

・ベルばらを見て宝塚に入ったので、そのベルばらに出られたことが感慨深い。宝塚にいてもベルばらに出ないで辞められる方もいますし……と。


[アオセトナ]

・引くなり「きたよ、アオセトナww」と(笑)。

・もう宝塚でこんな特殊メイクの役ないよね!と。

・出番も30分しかなかったけど、インパクトあって美味しい役だった、と。雪組の娘役ほとんどがはべるんですよ?「さいっこうです」と(記憶違いじゃなきゃ確かにそう言ったよ!)


[白昼の稲妻]

・トップコンビと学年が離れていたのに、「ほほう」と上から目線で出なくちゃいけない役で、余裕を見せていたけれど「内心はビビっていた」とか(笑)。

・役替わりでトウコさんがほんと大変で、宙組に合流したのが稽古場なく舞台稽古からで、本当に大変そうだった。「さすがのトウコさんもギャグが出なかった」そ、それは確かに大変だ!(笑)

・あとここで併演のテンプテーションの話になった時、すぐにスタッフさんが対応して、ちゃんと曲とスライド流したのはぐっじょぶだったなぁ。

[星影の人]

・柴田先生の作品は本当に普及の名作で、何年たっても古臭い感じがしない、と。

・あの台詞もいいですよね、と「あと二年半私と一緒に生きてください……あ、あれ?二年?」と勝手に半年延ばしちゃったナツキさん(笑)。

(後でついったで教えてもらったのですが、中日では「二年か三年」、全ツでは「二年」になっていたのだとか、じゃあ間をとって二年半?)(笑)


 最初にベルばら(ミズナツキはベルばらの申し子です)と最後に沖田(お披露目)を引いて、ナイス(笑)。


【プレゼントとか】 

・会場からナツキさんへのプレゼントは「旅行券」。
 月組から花組に組替えになったとき、公演のローテーションで一ヶ月休みがあって、それが一番まとまったお休みだったとか(ちなみにそのときは免許をとった)。でもそのときもすぐ飽きちゃって、「早く舞台に立ちたい!」と思っていたんだとか(だろうねぇ)

・で、退団したら「ん?まとまった休みがとれるよな?」と、という事で妹さんがいるチリにいく予定とか。チリなんてあんまり行くことないですし、予定とか入れずにゆっくりしたい、と(それ、たぶん無理)(笑)。

・妹さん(確かシルクドソレイユの整体師みたいな)は直前までブエノスアイレスにいたんだとか。惜しい!(笑)その前はリオにいたし…とすごく縁があるんです、と(笑)

・ちなみに会場へのプレゼントの最後に、スカステ特番で着た浴衣が出てました(笑)。


【最後のことば】

・もうやり残した事はない、というナツキさん。でも敢えて言うなら「100周年にいたかった?」ナツキさーん!(笑)「だって100周年にトップってすごいじゃん?」ああもうはいはい、「でもそれは無理なので」はいはい、いつもの失言ですね、はいはい(笑)。

・会場を集まるファンに向けて「これもご縁ですから、またみんな集まればいいじゃん?」場内拍手。無責任発言に「後ろでスタッフが慌ててるかな?(笑)」

・そしていつも言う「昔からのファンの方も、最近ファンになった方も」と、みなさんがいてくれたからと感謝を述べるナツキさん。

・音楽学校時代を含めて宝塚に20年も住んでいたから、宝塚という街にも思い入れがある、この間も車で裏路地をすいすい行っている自分を振り返って、こんな道を知っているほどこの街に住んでたんだなぁと感慨深く……
「だって二十年ですよ?咲ちゃん生まれてないって!」(オチにした!)
(しかも手にしてたハンカチ放った!)
(ナーツーキーさーんー!!)

(あ、でも生まれてはいるか、と後でフォローしてました)(ねつ造しちゃいけないからね)(笑)

・……ほんといつも思う、重い話も寂しい話も、ちゃんと笑いにもっていく。ねらった笑いとか練ったオチではないんだけど(笑)、ナツキさんがそこで本音っぽくフリーダムトークすると、笑っちゃうんだよね。……そうやって悲しむのも笑うのも「当たり前のこと」って言われているような、私は、いつも、そう、感じていたよ……(いきなり痛い話しないでください)。

・これで宝塚に来るの最後、なんて言わないでまた宝塚に(観に)来てください、と。
「こういっちゃ何ですが手塩にかけた雪組ですよ?」
(観にこないでどうするよ、なイキオイで)。
わかりました!のすっこお披露目を見届けにいきますよ!


(そして今度こそ山崎蒸留所にいってやるんだ)(むっさんむっさん話ずれている)


 最後の言葉なのに、なんかネタっぽく書いちゃってすみません。いや、むこうのせいなんだけど(笑)。ちゃんとしたものは、ほんとよそさまでお願いしますー!








 あとはうっとおしいので、読まないでも平気(笑)




【雑感】

 なんというか、本当にいつも通りのナツキさんらしいお茶会でした。しんみりしすぎることなく、でもいつも通り組子やタカラヅカやファンへの愛にあふれてる、そしていつも通りうっかり発言多数(爆笑)。
 文中でも書きましたが、ナツキさんの「退団公演を一公演としてしっかり噛みしめて且ついつもどおりに」な「退団感」がいろんな意味ですとんと来たというか。

 お茶会の中で昔は千秋楽というと、最後だからと思っていろいろやりすぎちゃうこともあったけど、いまはできるだけいつも通り平常心にすごそうとしている、との話(何度かしているね、これ)。その積み重ねで自分の退団公演も千秋楽にちゃんと過ごせることができるんじゃないかと言っていて。ああ、この人は揺るぎなく、その日に向かってかけてきたきたんだなぁと。立ち止まることなく(でもこの話で「あ、でも(平常心じゃなくなって千秋楽に)何か起こったとしても、それはそれであたしらしいいと思ってください!」と先に予告もしてたよ!)(笑)。……ね、らしいでしょ?(笑)

 「覚悟」といえばいいのかな?前回のムラ茶会の時(言い方は悪いですが言ってみれば非常事態だったわけじゃなですかあの時)も揺るぎなく、覚悟をもって、自分の言葉ですべてを語っていた。「あ、この人の中ではもうぶれない」んだなぁと思い出したり。
 そんなミズナツキさんの「覚悟」に時に瞠目し、時に心配もしてきたけれど、でもそうやって揺るがなかったから、私はこの三年間、どんどん好きになったし、その気持ちが目減りすることも停滞することもなく、ずっとずっと「好き」って言い続けられたな、と。

 なんか、そんな、感じ?(はいはい君の所感はどうでもいいから)

 握手会の時はできるだけ言葉を伝えようとしています。今回もやっぱり「大好きです」……たぶん次は「ありがとうございます」なのかも。でも今はまだ現在進行形で、ミズナツキさんのことが大好きだな、と、思うのです、よ。



 みんなー!フォローをはずなら今よー!(はいはいついったじゃないからねはいはい)



 ここまでおつきあいいただき、ありがとうございました。
 あと1回、無事に参戦できますよーに!(真剣)



2010年07月22日(木)
「ロ」がつく人の茶会メモ(1)


 ナツキ茶メモです。相変わらずレポではなくてメモです、メモです!(大事なことなので2回言いました)

 いつものごとく正式な報告はよそさまで。記憶媒体未使用のほぼ脳内メモリです。さすがに今回はぽろぽろ取りこぼしていて、ついった等で思いだしさせてもらってましたあざっす!(ここで言っても)。
 いつものごとく、ニュアンスで雰囲気で直感で話半分で、半分以上は私の所感とか妄想です(笑)。

(あんまり目に余る間違いがあったら、ご指摘いただければ幸いです)

 雰囲気だけでも、伝わるとうれしいです。






[ムララストだよ、ナツキ茶メモ]


【前段】

・お茶会のおみやげがボールペン。斜めにすると柄の部分がスライドして、テロップ風に「The last dream to the next」と。……ぐっとくるなぁ。でもそのボールペンの技巧が、昔、海外のおみやげにあった「逆さにするとビキニの外人おねえちゃんがヌードになるよ!」と同じ趣向で会場でぷるぷるしてしまったよ(最初にその話題か)(笑)。

・全く期待されていないであろういでたちメモ(私はおようふく詳しくないから語彙が貧困なのです)。スタッズつかいの黒ベストが今回の会服そっくりとかでちょっとどよめいていました(笑)。私はスタッズ=ガチホモの公式でナツキさんがつけてくる度に「ちょwwwwやめてwwww」といつも思っていたのですが、今回はそれがなかったんですよね……なんかすとん、といろんなものがおちた印象をうけたのです(当社比表現で伝わらなくてまったくもって申し訳ない)。痩せちゃってはいたけれど、すとん、としたかんじで(だからほんと伝わらなくてまったくもっ(略)。

(ちょうどこれをあげる前に茶会写真が届いたのですが、よくよく全身見たらくのいちでした)(笑)

・会場ぎっしりで大盛り上がりの入場に、壇上にあがったナツキさん、こういう時に思い出す台詞があって、カスミラの時の久遠麻耶ちゃんが言ってた「すごい盛り上がりだぜ!」(モノマネ)なんだとか(笑)。楽屋で言っても通じないけど、ここ(茶会場)なら通じるとうれしそう、ごめん私覚えてなくて(笑)。


【芝居の話】

・最後の公演の気負いみたいなものを問われて、「だって(退団するのは)当たり前じゃん?」みたいな事を言っていて。殊更にそれを意識するというか、それが当たり前に根底にあって、日々いろいろ噛み締めている、と言った感じ。
 ナツキさんがいろんな媒体で「退団は人生の通過点」て言ってたこととか、前の東宝茶で「自分のサヨナラだけどまずは雪組公演」と言っていたこととか、その辺が相まって『特別なんだけど、いつも通り。最後だけど当たり前』……ああ、うまく伝わるかな、なんというかそのミズナツキの「退団感」にいきなりいろいろぐっときたのです。あ、泣くとか言う方向じゃなくて、唸るというか、色々な発言とか今垣間見えるスタンスが繋がって見えたというか……おおう、冒頭からうざいのう(私が)。

・ロジェを、(ネロと比べて)人間っぽいところがある人で、どこか「子供の部分を残したところもあって」……私もずっとそう思っていたので(だってロジェさん時々コドモみたいな顔するじゃないか)(これは後で語るよ)、なんかぐっときてしまいました。

・ネロの頃より台本への(ダメ出しとか解釈とかびっしり書いている)書き込みが少ない、と。ネロの時の半分ぐらい。ネロの時に勉強した事が生かされているんだろうな、と。伊達に正塚芝居やってきてないよ?的な感じで(笑)。

(ちなみにナツキさんの書き込みびっしりの脚本がプチミュージアムで公開されていたんですが、ほんと見ごたえありました)

・新公の舞台稽古を客席で正塚先生の隣で一緒に見ていて、正塚先生のダメだしメモを隣で見ていたら自分が言おうとしていた事とほぼ一緒で「うんうんあたしも一緒」と自分指さしつつ(笑)。

・正塚ワールド染まったかな、と。

・演じる時には役と自分の境界線があって、そこを境に「役を近づけるか」、「役に近づくか」の方法があって。で、役を自分に近づけちゃうといつも同じになっちゃうから、役に近づくようにと以前上級生に言われていて、それを心がけてきた、と。でもロジェはすごくリアルな感情を要求されるから、こっちがわ(自分)にいながら、役に近づく事を要求されていて、最後にまた挑戦させてもらっていると。

・この話をしながら、ずっと卓上に

  ○(自分)  |(境界線)   ●役

 みたいな図をも身振り手振りで説明していたのがすごく面白かった(笑)

・という話↑をこの間キムとひろみとしていた。お稽古終わってから暗くなっても(だったかな?)延々と話をしていたって言うのにちょっと萌えた(笑)。

・この話で直接でてきたかは覚えていないのですが、ネロの時に「男役として向こう岸に行った」っていう話をナツキさんがしていて、まさにそれが境界線のむこう側、なのかな、と思い出しました。

・質問で多かったのが「ロジェが復讐を思いとどまった理由」について。ナツキさん「それを聞いちゃう?」と(笑)。正塚先生はいつも「説明しすぎなくていい」と言うのだとか。でもそんな正塚先生とよく「これじゃお客さんわかりませんよ?」とその説明不足についてやりあうナツキさん。それでも正塚先生はかたくなに「これでいいんだ」と折れない。ナツキさんも食い下がるけれど、やっぱり正塚先生は折れないので「もう知らないー!」と(ほんとにこうゆったの)(笑)。

・でも公演が始まると「手紙での反応はどうだ?」と正塚先生が聞いてくるんだとか。「あ、みんなよろこんでいますよ」「そうか」と。「気にしているんです(ちょっとかわいいところあるよね的な口調で)(笑)」

・「(ブエノスアイレスに)また、来れたら」のところ、本当はあそこはもっとせりふがあったけれど、これだけで伝わったらかっこいいよね、とがっさりそぎ落とされたのだとか。お客さんに委ねる余地があっていい、と。ロジェの復讐をあきらめた理由も「わたしだけはわかっているのお!」と思ってくれていていいし、「私はこう思うんだけど…(みんなは思ってないかな)」とか思わずに好きに想像してくれればいい、と。

・という訳で好き勝手妄想していいとのお達しを得たので、心おきなくしようと思いました(鬼の首をとったような笑顔)

・ナツキさん自ら「ロジェのスーツコレクションです(笑)」と言うぐらい衣装替えが多い。袖に入っては着替え、なので、今回、お手伝いでついてくれている彩風咲奈ちゃんともあんまり話す機会がない、と。「どう?」と聞いたら「……がんばります」と(大変そうだねぇと)。

・前後の繋がりがよくわからなかったのですが、ナツキさんが劇団のマッサージを待っているときに正塚先生につかまって、もう次が順番なのに、延々と30分ぐらい話かけられたって話をしてたんだけど……あれ、どういう繋がりだったのだろう(正塚先生とツーカーな事を言いたかった?)(あれ?)

・あと何かで今までの自分の作品一覧を振り返るときがあって、「まあ、ほとんど正塚先生か谷先生かなんですが」。あ、そうなのか。正塚先生が多い印象はあるのだけれど、谷先生……ってそれってベルばらばっかりだから、って事かしら?(笑)。

・あとこれも何かで今までの作品で、ラ・エスペランサを見る機会があって「下手だなー」と。「今ならもっとうまくやれるのにぃ!」とも。

・ほぼ正塚先生との話(いつものごとくモノマネしてたよ)だったのですが、聞いてるとほんと遠慮なくやりあいながら分かり合ってる感じで、一瞬、「もう正塚んとこ嫁にいけばいいのに」と本気で思ったよ(でも絶対にすぐに別れる気がする)(爆笑)。

・茶会とは全然関係ないですが、正塚×ナツキ(かけないで)で印象に残っているのが、いつぞやのレビュー本で(確か90周年交換留学してた頃のかな?)正塚先生がナツキさんを「芝居をする筋肉がついてきた」って評していたのが、すごく印象深いです。

・私はミズナツキさんを「やくしゃ」とは思っていないのですが(芝居が出来ないという訳ではなく、私が好むところの「やくしゃ」ではないという意味です)、最近すごく「芝居に対する欲」みたいなものが出てきたなぁと感じています。と、これはまた後で語ります。語りたい。


【ショーの話】

・ショーのプロローグを自ら絶賛する三木先生。舞台稽古で自ら写メして「すごくいい(とは言ってなかったか)(笑)」とナツキさんにメール送ってきたんだとか(かわいい)(笑)。

・ナツキさんの要望で「せりを全部つかいたい!」というのがあって。でもそれだと人手が足りない(人力という訳ではなく(笑)せりをあげさげするのに、人がついていなくちゃいけない)と。だから全部一度にではなく、分割してやってくれているとか。

・あと、花びらを「どこまで降りもるんだー!」ってぐらいガンガン降らせたい、というナツキさんの要望であのオペラ座の場面。でも「どこまで」は「そのあと掃除が大変やん」で却下されたんだけど、ああやって羽根をつかって工夫してすごく幻想的な場面にしてくれた、と。

・「宝塚のロック」って難しいですよね、と。だって「それロックちゃうんちゃう?」と(ゆった、みんなが思ってることゆった!)(しかも何故か関西弁)。今回も客観的に見たらどうかはわからないけれど……と謙遜しつつも、今までとは違う「宝塚のロック」を作れたのではないか、と。(これは私も思うけれど、自画自賛かなぁ……)

(どうでもいいんですが、これを書いていて【新語登録】自担自賛:自担がやっていることを無条件に賞賛してしまうこと。と思いつきました。つかおう(どこで?)(笑))

・ブルースとラテンの法則性はない、と。最初はなんとなく傾向があったけれども最近はばらばらで。その日の朝にアナウンスがあって「ええ?」と思うナツキさん(別にその日の朝に決まっているわけじゃない、って事も言っていたので、単にナツキさんがその日の朝まで無頓着に意識をしてないんだと思う)(笑)。「ブルースなのに、ラテンの衣装で出たらおもしろいよね」とか。

・ラビリンスの場面、一時期好きで聞いていた「バロックと賛美歌」(ごめんこれ失念)があわさったようなCDを渡してこういう風な曲を使いたい、と。「でもなんでターバン?」「ターバンとは言ってません」(笑)ターバンは三木先生のこだわりのよう「でもアラブって西洋と東洋の中間で神秘的な感じがするから、いいのかも」

・ホリゾントで踊る、というのも夢だったけれど、やっぱり恐くてなかなか言い出せなかった。でも、「最後だから挑戦したい」と。挑戦か…とまらない人だなぁ、ほんと。

・で、ここで、「折句」の話。歌詞に組替+特出の「月」「花」「宙」「雪」「星」が入っているのは、某ブログさんで教えてもらっていたのですが、キムのソロ部分に「ミズナツキ」が折句で入っているのだとか!「図形」だなんて変な歌詞だと思ってた!!

・薔薇たちに刺された後に、水の音がぴちょんと入るのも、最初はなかったもので、それも音響さんが「水だから水の音やろ!」と(ベタ)。そうやって本当にものすごく愛を感じるショーだと。

・黒燕尾はどうしてもやりたいと思っていて、「すみれのボレロもいいし、宝塚我が心のふるさとも……いや、まて、ロックだよな?」という事でああいう曲になったとか。でもロックとクラッシクが融合していていい、と。

・ロックなので、最初は燕尾を着崩す事も考えたけれど、ここは敢えてきっちりやりたいと、やっぱり燕尾だし、的な事を。

・せりあがりの時に、時々上目遣いで、大階段にいる子達を見ている、すごく圧巻だと。



この公演話が終わってから、握手会があったのですが、その握手会が終わるなり、言い忘れたとでも言うように、新公話をふってから。
「ロジェの復讐は24年前から……って(咲ちゃんが)生まれてないよね」と(笑)。




 不本意ながら、続く(笑)。


2010年07月18日(日)
7はナツキの7(かぼちゃワイン的な)



[ななしゅうねん]

 ナパームスクエア7周年です。
 まずは恒例のアンケートを。

 ns顧客調査2010
 いつもは8月いっぱいですが、ばたばたしそうなので、きりよく雪組東宝初日(8/13)までとしておきます(きりいいの?)(笑)。
 今回は設問少なめ、というかほぼ去年の使い回しです。いつものごとくすべて任意回答です。一問でも回答いただけるととても嬉しいです。
 よろしくお願いいたします。



 改めまして、いつもいつもありがとうございます。
 7周年です。いやあ……時は過ぎますなぁ。
 ちょうど、ついったー始めたのも去年の今頃で、完全にあちらに常駐してしまって、こちらのサイトの意義がなくなってしまっている気もするのですが……。今、ざっとマシンガンを見直してみたのですが、ほんと更新してないな、と。ちょうど今年入ってからその傾向が顕著で……気が付けば今の案件始まったのが今年入ってからだ、って、UI行程からずっと忙しいのか私……と愕然としています、いや、ここはやっぱり「仕様です」と言っておきます。いやいやそんな仕事の話はどうでもよくて。


 そんな状態だからこそ、こちらに遊びに来ていただけるのが本当に嬉しいです、
 忘れずにいてくださっていて嬉しいです、ありがとうございます。

 そんなについったーに常駐しているなら、お前帰ってくるな、といわれそうですが、やっぱりここが「我が家」だと思っています。


 とりあえず、ナパームスクエアの8周年目のターゲットは9/12(東宝大楽)と10/12(システム稼働開始日)です。
 それまでまた、あちらこちらで醜態さらすと思いますが、見守っていただけるとありがたいです。


 8周年目もナパームスクエアと六実もよろしくお願い致します。







[SSSレス]ちょう遅レス!!すみません

・>ちなみにもりえデュハーストの趣味は狩り
 >(飛ぶ鳥を撃つのが得意だそうです…ナツキさんにげてー)、
 >得意なスポーツはクリケットで、ケイトとはいつも
 >広大な森の中でデートされているそうでーす。

 SS感想とちょう貴重な茶会ネタありがとうございます!なんていいザラメなんでしょう!!(おちついて)
 月組さんはずっと管轄外だったので、今回もちょっとびくびくしながらのSSデビューだったのですが、伝わったようで何よりです嬉しいです。
 これからもあちらでもこちらでもよろしくお願いしますー。





[しんちょく:金平糖関連生産リスト]

 4/26に書いていたリストの進捗状況(笑)

>・ヤノさんとこの原稿
 ⇒ヤノさんとこにはお届け済です。轟水を書きました(マジで?)
  というか私のテキストはともかく「月刊ミズナツキ」ちょうたのしみです。

>・マリポーサ総集編本
 ⇒この三連休に入稿予定。最終確認とPDF化を残すのみです。サイト掲載の6本+書き下ろし1本。52ページの本と相成りました。
 夏コミへの参加状況はのちほどまたこちらでお知らせします。ちょっと仕事の状況が未定なのですが、できれば直接参加(ヤノさんちにお邪魔させてもらう)したいな、と。


>・エロ本企画の完結
 ⇒忘れてません(笑)

>・47メルマガの完結
 ⇒忘れてません(笑)




 あ、あと茶会メモも忘れてません、今回ネタ出ししていないから、どこまで思い出せるかすごく不安なのですが……。




 圧倒的に時間が足りないのは確かなので。
 本当に、何が一番大事なのか、それだけは見失わないようにしたいなと思っています。





2010年07月12日(月)
「この二ヶ月、私と共に生きてください」


「さいごの」ムラ茶会に行ってきました。
 ナツキさんとこのムラ茶会は日曜日なので、いつも金曜に夜行で行って月曜に新幹線で帰ってくるという定番コースだったのですが、今回は金曜ギリギリまで仕事だったので、午前様で帰って朝イチの新幹線で行って、月曜の朝イチの新幹線で職場に直行したという……やっぱり、最後って何かおこるよね(笑)。

 でも茶会にいけただけでもよかったですし、日程つまっちゃったけど、二週間ぶりの公演はぐっとよくなっていたし、ナツキさんは泣きたいぐらいにいつも通りだったし、ちらりと会えればいいなと思っていたオトモダチともごはんできたり、ベルギービール充したりと(笑)、とにかく、楽しかったです。


 茶会録はまたいつものあの調子で出そうと思います。





 なんとなく、実感がでてきたようなないような。

 土曜日に観ていた時に、初めて涙腺が決壊したんですよね。何故か、ナツキさんがまだ出ていないパレードの冒頭から(笑)。ただその涙も寂しいとか悲しいとか言うより、言葉にできないいろんな感情がぶわっと溢れてきたように思ったし、あの空間が愛おしくて、その真ん中にあの人がいることが切ないぐらいに嬉しくて、そういう涙みたいだったし。
 やめても好きだろうから、変わらないじゃないかと思うし、そんな自分が本当に「いなくなる」ことをわかっていないように思うし、じゃあ「いなくなる」ってどういうことなんだろうな、と考えたり(ええー)。いなくなってもいなかったことにはならない、でも確実に会えなくはなるってことか、とか、とか、とか。




 わあ、また禅問答か!(笑)
 もうちょっと実りのある話がしたいです(まったくだ)。SSとかSSとかSSとか(そっちか)。










 つか氏のご冥福をお祈りいたします。
 訃報を知ったのは、今朝の新幹線車中で、かおりちゃんのツイートからでした。後で詳細記事を読んで、私が観劇した土曜日の昼公演が、きっとみなこが訃報を受け取った直後の公演だったのだろうな、と。
 もちろんその時はそんな事は知らなくて、でも観終ってから「すごいよくなってる!特にみなこ伸びしろすげえ!」と呟いたり。それを故意に結びつけるのは却って失礼なのかとも思いつつ、なんだか感慨深くなってしまいました。


 この歳になると、自然と「訃報」に触れることが多くなるな、と思いました。直接知っている人のも、間接的に知っている人のも。それだけ、自分が生きている時間が長くなってきたのだろうなぁと。その時間のぶんだけ人と出会っているのだと思います。
 その時思い出したのが、今回のぷちみゅに展示されていたナツキさんのぷちみゅ来場者へのメッセージ。全文掲載は営業妨害になるかもしれないので(笑)、若干割愛しますが、その中で
「今日、こうしてお会い出来た事は偶然ではありません」
 なんか、その言葉を思い出してしまったんですね。


 ちょうど、東宝楽まであと二ヶ月。
 「今」を大事にしたいな、と思います。




 また歌劇詩壇(笑)。



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