● ● ● ● ● ● 2008年02月21日(木) ...続・元彼発見伝 ● ● ● ● ● ● さて、前回の続きです。初めてお付き合いをした彼のウェブ日記の類をほぼ読破したのですが、心の底から奥様のことを愛しているのだなぁと伝わってきました。 彼が撮った奥様の写真(彼を発見するきっかけとなった個展の写真)もサイトにUPされていて、またこの奥様がキュートなのですよ。 写真の時点ですでに40代のはずなのに、とても若々しく、11歳も年が離れているようには見えません。 彼の日記を読んでいても、いわゆる天然キャラのようで、そこがいいようです。 私の気持ちを正直に言います。 お も し ろ く な い 元彼の結婚というネタは、私にとって初めてのことです。だから、他の元彼でも同じように感じるかどうかは分かりません。 でも、確実に今回の件は愉快な気分にはなれません。 おそらく伝え聞いただけならば、そっかぁ…で済んだでしょう。 でも、どのような結婚生活を営んでいるか、彼がどれほど奥様を愛しているか、そして彼の目線から見た奥様の色々な表情を見せ付けられて(いや、自分から見たんだけど)、それでも平静で居られる人なんて少数だと思いたいです。 ただ、彼がとても良い伴侶を得たということは、本心から良かったと思います。 奥様だからこそ、サラリーマンからフリーランスに転向して、夢だった写真家としての道を歩くことができているのですから。 可能性は限りなくゼロだけど、もし私と結婚していたら、彼の夢を叶えさせてあげることは出来なかったはずです。 まぁぶっちゃけ、半ヒモ状態?と思わないこともありませんが… それに、彼らには子どもがいないのですが、その点でも彼にとっては良いのでしょう。 根っからの自由人であり、家庭人としての彼なんて想像できません。 奥様が40代後半ということを考えると、きっとこれからも夫婦二人で暮らしてゆくつもりなんだと思います。 元彼の奥様へ対する愛情をおもしろくないと感じたとしても、今の私が日々大切に過ごしている息子との愛しい毎日に比べると、それは取るに足りないつまらない感情です。 もし元彼と一緒になっていたら、それはそれで幸せだったかも知れないけれど、到底こんなに穏やかで満ち足りた生活は出来なかったでしょう。 彼にメールでもして反応をうかがってみたい気もするけれど、しばらくはこっそりと覗き見を続けることにします。 また何かあったら、続報としてお伝えします。 ● ● ● ● ● ● 2008年02月19日(火) ...元彼発見伝 ● ● ● ● ● ● 以前、元彼をネット上で見つけた!という日記を書きました。この日の分ですね↓ http://www.enpitu.ne.jp/usr2/bin/day?id=23244&pg=20041229 簡単に書き出すと… 数年前、暇にまかせて初めてお付き合いをした彼の名前をググってみたところ、ピコーン!とくる人に行き当たりました。 それは写真展のお知らせで、案内には「11歳年上の妻との云々」と書かれていました。 写真が趣味だった彼、個展をするギャラリーも彼の勤め先に近い場所でした。 じ、じぅいっさいとしうえ…はぁ、そうですか… と、ここまでが以前書いた内容です。 そして最近、また思い出してググってみても、彼らしき人は1件もHitしませんでした。 そうなるとかえって気になるもの。 少し考えて、フルネームではなく苗字と勤務先で検索してみたところ、とあるクリエイターの女性がたくさん引っかかりました。 彼の勤め先で、頻繁に個展を開催している方のようでした。 彼女のサイトへ飛んでみても、ご主人については詳しく書かれておらず、彼女自身についても詳細はありませんでした。 ただ、ご主人が写真を嗜んでいるということだけは分かりました。 限りなく黒に近い気もするけど… そう思いながら、彼女のサイトに掲載されている、彼女の作品をモチーフにした写真を撮っている女性と思われる写真家の方の名前を何気なく検索してみました。 Hitしたのは、その方の個人サイト。 誕生日、出身地、出身大学、就職先、すべてが元彼とリンクしています。 おそるおそるプロフィールのページを開けると、そこには元彼の写真が… キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!! 女性だと思っていたその写真家が、私の探す元彼でした。 結婚後に勤務先を退職して、プロのカメラマンとして独立していました。文章も書いているようでした。 本名で活動してなけりゃあ、そりゃ検索しても出てきませんわ。 それにしても、あんなにドキドキしたのは、何年ぶりだか分かりません。 そわそわと落ち着かず、頬が紅潮して頭がカッカと熱くなってしまいました。 いえ、未練とかそういうものは全くありません。別れてから15年ほど過ぎているし、最後に会ったのも9年前です。完全に音信不通になってからは、7年かな。 写真の仕事をしているので、彼に撮ってもらった方の個人ブログもいくつか出てきたのですが、揃いも揃って「イケメンカメラマン」と書いてあるのには笑いました。 まぁ、顔だけは無駄に良いですからね。 ミクシィでも写真家としての名前で検索したら、居ました居ました居ましたよ! 昨夜から今日にかけて、日記をすべて拝読させて頂きました。…あ、私ってストーカーみたいですか?フフフ 彼の日記やサイトを拝見して思ったことがあるのですが、長くなりそうなので続きは次にします。ちょうど息子も起きたことだし。ではでは。 ● ● ● ● ● ● 2008年02月16日(土) ...10年ひと昔 ● ● ● ● ● ● この時期になると決まって10年前、正確には9年前の春のことを思い出します。四つ年下の彼との、実りそうで実らなかった恋愛です。 でも思い出すのは当時の気持ちではなく、毎日のように日付が変わるまでドライブをしていた夜の空気の冷たさや、タバコを吸うために外に出た彼を明るく照らす満月の光、花見客もいない深夜の公園で常夜灯に浮かぶ桜並木の淡いピンクというような、自分たちを囲んでいた情景ばかりが思い出されて、もうそれだけで胸キュンどころかギュンギュンと懐かしい気持ちがこみ上げてくるのです。 しばらく後に、共通の友人から「○○が由佳子に謝らなアカンて言ってたで」と聞いたけど、その時は多分、首をかしげてすっとぼけたような気がします。 おそらく私が結婚して関東に居ることは、その友人を介して伝え聞いているでしょう。 以前、今までお付き合いした人を名前で呼んだことがないと書いたけど、唯一その彼だけは名前で呼んだ人のような気がします。 正式に?付き合っていたワケじゃないから、ノーカウントだけど。 幼なじみのような、クラブ活動の先輩後輩のような、そんな長年の関係から始まった恋愛だったから、名前で呼ぶのも抵抗がなかったのかなー? それにしても、私が26〜7歳だったその頃は、これまでの人生で一番遊んだ時期でした。 その彼も含めた決まったメンバーで、毎日のように遊んでいました。 遊ぶと言っても、いつも同じ居酒屋や、同じ子の部屋に集まって深夜まで飲んでいたり、キャンプ場でバーベキューをしたり、フリマへ行ったりと、よくある遊びです。 年下の彼以外にも、くされ縁のようになっていた元彼二人とも片を付けました。 仕事も毎日遅くまで残業があったりして、本当に公私も恋愛も忙しい二年間でした。 今の私では気力も体力もついていかないけど、1週間くらいあの頃に戻ってみたいかな。 …なーんて思うのは、いい年になった証拠ですかねぇ。
Author:由佳子 Mail |