Hong Kong Life現在篇

EMI
HOME

2007年05月05日(土) ■

一篤戯/張錦程・楊恵美

本日午前便にてタイより帰港。というのも今晩の「一篤戯」のチケットを買ってしまってたので間に合う時間にしたのですが、タイからの便が遅延して家に帰ったら5時過ぎてた(><)出張報告はまた後日。あっ、タイで黄秋生を見たわ!(多分)奥さんと旅行に来ていたようで気づいていたのは私だけ(一緒にいた同僚は黄秋生知らないし。。)いやぁ、ほんまビックリしました。

「一篤戯」は先日行った詹瑞文、毛俊輝、張達明のトークイベント「我心目中的喜劇之王」のメインプログラムで、計11人の出演者が数日毎に一人舞台を行うもの。そして私達が見たのは張錦程と楊恵美氏のパフォーマンス。
楊恵美(写真下の一番右)は香港の著名な舞踏家で"跳イ尓好舞"というテーマ。この題とっても面白い!字のままなら"あなたは良いダンスを踊る"と普通の意味ですが、発音をちょっと変えると大変ヤバイ言葉になります(FXXX YOUR MOTHERの広東語ね)
ビートルズの音楽をバックに台詞の無いダンスのみで、でもとっても楽しくて優しい気分になれるパフォーマンスでした。体の動きだけでそれを感じさせるってすごいなぁ～

次は張錦程(写真上の左から二番目、でも顔分からん・笑)お芝居かと思ったらどっちかというと棟篤笑(スタンダップコメディー)に近い感じ。張錦程はTVや映画にも時々出てるので私も"演技派脇役"として認識してたんですが、いやこの人の実力はタダモノではないぞ!彼も演芸学院出身なんですよね。そして話は今までの演芸人生について、なぜ芝居をしたいと思ったか、演芸学院時代、TVドラマ、映画、舞台と。TV時代にマジメに演技に取り組んで一生懸命役をこなそうと頑張ると「あいつは(演芸学院出身で演技が上手いから)いい気になってる」とか「適当にやればいいのに注文をつけすぎる」とか"麻lan煩(クソ面倒臭い)"な奴というレッテルを貼られたそうです。本当は舞台が大好きだけど、それだけでは生活していけないし。こういう実力がある人が本当に力を発揮できて、しかもそれで生活できるってのは本当に難しいもんですよねぇ。だからダッミンだって"映画は生活のため、舞台こそやりたいこと"とキッパリ割り切ってるもんね。
張錦程がオーディションを受けたときの再現とか声帯模写や動きなど本当に上手くてさすがでした。それに声が良く通ってすごくいいんですよね。彼はもっとドンドン舞台に出るべきだわ。
観客からの「自分探しの為に演技の勉強を始めたと言ってたけど、結局どれくらい探せたの?」という質問に「今も探し続けてるよ、でも以前とはまた違う自分を探している。」との答えでした。うん、素敵な言葉ですね、多分一生自分を探していくんだろうな。張錦程の舞台ぜひ見たいですね(^^)

タイでも発見地方限定プリッツをお土産に購入!

ピリッと辛いタイ東方料理「ラーブ味」だそうです

≪

≫

初日