Hong Kong Life現在篇

EMI
HOME

2007年04月16日(月) ■

劇場組合節目「我心目中的喜劇之王」

今週後半から約二週間、劇場組合主催の「一篤戯」という色々な若手俳優の一人劇があり、その開始前特別プログラムとして劇場組合の詹瑞文、香港話劇団のプロデューサー毛俊輝、張達明の三人が「我心目中的喜劇之王」というテーマのトークがありました。
「一篤戯」のチケットがあれば入場無料という、しかしこれがまた入場者の半分以上は演劇関係者又は演劇を勉強中の学生、その他も演劇フリークな人ばかり。
無料のプログラムだし1時間ちょっと位かと思ったら、この三人話し出したら止まらない。観客とのQ&Aもあり結局二時間半以上ノンストップでした。
阿Jimのチャップリン話から始まり、結構海外のコメディアンの話になってましたね。バスターキートンとか、ロビンウィリアムス、ウーピーゴールドバーグ、ジムキャリー等等。香港では周星馳、黄子華、最近では林海峰など。
印象に残っている話では、毛Sirは以前達明と阿Jimが演芸学院で勉強していたときの先生で、達明は学生の頃から目立っていたそうです。逆に阿Jimは恥ずかしがり屋の赤面症で声だけでかかったらしい。
そして喜劇が一番難しいそうで、喜劇ができれば悲劇もできると。そして達明は「僕に"傷城"をオファーしたら完璧にこなすよ。(どっちの役?)金城武だな」だって(笑)
阿Jimがまだ駆け出しの頃に広州で喜劇に出て、その時に見に来ていた某"国家第一級喜劇演員"という人に色々お説教をされたけど、正直その人のコメディーは全然面白く無かったそうです。でも中国のある年齢以上の人たちには大受けで、その辺やっぱり文化背景の違いとか、観客の質なんかも違うんだと思ったそうです。
そして観客ももっと舞台を見る目を養って欲しい、良い観客は表演者の力を100%以引き出す力を持っていると。そりゃ反応悪かったら、特に喜劇はやりにくいよねぇ。
観客からの質問も活発でガンガン意見が出ておりました。そしてさすがこの三人は回転が速いというか、その場の空気をつかむのが天才的に上手くて、どんな質問にも機知に富んだ回答をしておりました。

しかし2時間半だといかんせん途中で集中力が持続しない(><)あぁ、こんなにいい話をいっぱいされてるのにもったいない。。後でビデオとかにしてもらえたら見たいけど、それは無いだろうなぁ、、あぁもったいない～

≪

≫

初日