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Hong Kong Life現在篇
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2007年04月01日(日)
人在江湖

導演:邱禮濤
監製:劉偉強
演員:張智霖、張達明、蒋雅文、尹馨

殺し屋の阿七(張智霖)は腕がよく、あるやくざのボスを殺すように依頼を受けた。襲撃してボスに瀕死の重傷を負わせるが、自分も怪我をして台湾に逃げることになった阿七は、同じく香港から借金で逃げ住んでいる幼馴染のチンピラ小鬼(張達明)と檳榔妹の志玲のもとに身を寄せる。
小鬼は台湾でも借金取りに追われいつもボコボコにされているが、いつかは志玲を身請けして一緒になりたいと夢見ていた。小鬼は志玲を買った男をつい殺してしまったが、実はやくざだったためにさらにボコボコにされ、別の抗争相手のボスの首を取ってくるように言われるが。。

電影節のプログラムで、今日がプレミアも兼ねているので監督と監製、出演者(張達明と蒋雅文)が来てました。
三級片(18才以下不可)の映画です、暴力がかなりえげつないです。直視に耐えない部分が続出、ちょっと人肉叉焼包にも通じる。邱監督らしいといえばらしい。
字幕が間に合わなかったのか字幕なし!英語字幕は別設置のものがあったけど、見てたら映画見れないし。いくら広東語でもやくざ言葉とか分からないよぉ、それに途中から台湾になって国語とか台湾語もでてくるし100%は理解できず、トホホ。。
そして私はやっぱりファンだからしてダッミンに感情移入しながら見てしまうとボコボコにされるシーンがもう痛々しくて見てられないぃぃ〜(><)いやぁぁ、やめてぇぇ〜(ToT)
上映後の質疑応答では「人在江湖」という題名は、最初は仮でつけてたんだけど映画の内容にぴったりと思ったから、そのままにしたそうです。そして「古惑仔人在江湖」(劉偉強監督)と勘違いして見る人いるかも知れないしって(笑)
それから面白い問答と思ったのは「映画のシーンが不自然な部分が多い、例えば張達明が血みどろで道を歩いてたら普通"大丈夫?警察呼ぶ?"とか言うのに誰も声かけないのが変。」という質問に「これはフィクションだから、わざと不自然にして観客がフィクションの世界に入れるようにしている」のだそうで。
確かに、茶餐店で麺食べてる張智霖のところにかつて彼に殺された男の妻が復讐に来て刃物を振り回してるのに、周りの客や店の人が全然あせってない。食べ続けてるのが、なんか不自然で私も気になった、、
うーん、なんか血みどろで痛い映画でした、中文字幕付きでもう一回見たいけど、痛いからつらいなぁ〜

上映前の挨拶、左から監督、達明、蒋雅文


一般客に混ざって見に来ていた劉監督

写真協力Tさん>多謝〜