雲間の朝日に想うこと


< 気概は想いより重いでしょうか >


意地と、
無茶の、
其の境目の在処を。

見極められる程の、
術は。


未だ。

持ち合わせては、
居ないけれど。




少なくとも。

悲惨と感じて居た、
其の当時を、
思い起こさせた事こそが。


既に。

意地で押し通す段階では、
無い事の、
証拠に他ならない。






其れでも。


其れでも尚。

意地を通すのでは無いかと、
怖れ。





祈る様に。

返信を、
待ち続ける。


























自身の気概と、
互いの想いの深度とを。

天秤に乗せ。


 「一番嫌な事だけれど。」
 「こんな頼り方して御免。」

 「良かった。」
 「意地張られたらどうしようかと想ってた。」

 「口座番号はね。」

 「了解。」


あの子は。

想いを選んでくれた。





















総てを奪われて。

不器用に、
逃げ出すしか無かった、
其の刻。


 「手出しの療養費払ったら現金無くなった。」
 「何か離婚前後の数日間を思い出す。」


其処へ、
自ら進んで戻る事は。



自身の歩みも、
此の想いも。

自ら全否定して終う事と、
同義の気がするんだ。






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References
 Sep.21 2011, 「照らせる深さでしょうか」
 Dec.08 2001, 「気になり始めているのですか」







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2014年06月29日(日)


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History
2009年06月29日(月) 対象者だから分かるのでしょうか
2005年06月29日(水) 意思より周囲が先でしょうか
2004年06月29日(火) 井の中の蛙は安心でしょうか
2003年06月29日(日) 喧嘩の種を贈るのですか





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