雲間の朝日に想うこと


< 嘗ての自身が移された鏡でしょうか >


眼前に在るのは。

嘗て、
惑い痛み続けた自身に、
他ならない。




其れ故に。


惑いも、
痛みも。

抉る様に、
此の身を侵襲するのか。



















悪酔いした、
自由の利かない身体を。

互いに、
安易な方向へと流しながら。




姫は。


 「何でこんなに擦れ違っちゃったんだろう。」

酔いに任せて、
其の感情を放出し。


 「小坊主の事好きなのに。」

残存する想いの核を、
そっと、
刺し入れ。











更に。








 「遅いよ。」
 「何故今なんだよ。」

飛び出し掛けた言の葉を、
遮る様に。



 「二年振り?」

既に、
忘れ掛けて居た計数で、
駄目を押した。





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References
 Nov.15 2011, 「距離を望んだのは此方でしたか」







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2012年01月07日(土)


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History
2006年01月07日(土) 身嗜みの理由は何処に在りますか





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小坊主
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