雲間の朝日に想うこと


< 笑えば総て誤魔化せますか >


自身に届けられた、
其の音は。


時に、
元の言の葉の原形すら留めぬ、
別の姿として。

捉えられたりするのだけれど。




例え、
似通った拍子に、
似通った抑揚だとしても。

互いが、
互いに、
別々の言の葉を交錯させながら、
共鳴するだろうか。















夢現の発声器に、
夢現の受信器。












唐突に笑い出した、
其の姿に。

喘ぎ。


其の喘ぎが、
更なる笑いを呼び覚まし。



一瞬で総てが壊れる。



























 「あのさ。」
 「真っ最中に大笑いしてぶち壊すか?」

 「だって。」
 「大笑いしてるんだよ?」

 「無視すりゃ良いだろ。」

 「だって。」
 「ほら。」
 「ぎゃははははって。」









間欠的な喘ぎに、
応じて。

夢中の娘が、
大笑いを始めた。

























どんな夢を見て居たのかな。






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2010年04月03日(土)


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2006年04月03日(月) 狂えば此の掌に掬えるでしょうか
2005年04月03日(日) 互いに期待し過ぎて居るのでしょうか
2003年04月03日(木) 元気の源は何ですか
2002年04月03日(水) 最後の糸を切れませんか





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