雲間の朝日に想うこと


< 外泊よりも望まれて居ますか >


自身の欲を天秤に乗せて。


理や、
義や、
範に準じて。

其の優劣を、
定めるのだけれど。




判断基準が消失した、
酩酊下に於いて。

天秤は、
何方に傾くのだろう。









猿が朝四を欲する様に。

より早い望みが、
優先的に選択されるのか。



其れとも。

欲の大小を天秤に掛けて、
より強い望みが、
軽重に反映されるのか。





















 「泊めても良いですか?」

 「お世話になります。」
 「よろしくお願いします。」


遠慮がちに、
姫の友人から届いた電話に、
そう応え。

安心して、
眠りに就いた筈の俺の上に。










 「玄関が開かなくてさ!」
 「面倒臭くなって早く帰って来ちゃったんだよね!」


何時の間にか。

酒臭い息を振り翳して、
支離滅裂の姫が、
居た。

























帰って来たって事は。

帰って来たかったって事は。


少しは、
此処に居たいと言う願いが在るって事なのかな。







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2009年03月08日(日)


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2005年03月08日(火) 其処まで大切な物ですか
2004年03月08日(月) 爪痕程度で櫻を散らせますか
2002年03月08日(金) 心に蓋をするのですか
2001年03月08日(木) 何故胸の内を開けたのか





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