雲間の朝日に想うこと


< 剥がす物でしょうか >


蓋をすれば、
決して、
昇華などしない。


何れ程、
厚い蓋で覆おうと。

其処に、
疵は、
残されて了うから。





傷を隠す瘡蓋など、
不要で。



醜く傷を覆う、
黄色の成分にこそ。

治癒能力に長けた、
自身の糧が、
煮詰まって居るのだ。









其れ故に。






過去に在った、
自身を。

反芻し、
熟成させ、
取り込みながら。




自身の糧を。

植え、
育み、
進んで居るに過ぎないのだ。


















他者の養分で支えられた、
幹だから。

養分が去った時、
其の幹は、
朽ちかけて倒れかかり。



再び、
他者の栄養を求めて、
彷徨い。

唯、
時を繰り返すのかもね。




遙かに、
刻は進んでるのに。





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References
 Nov.16 2006, 「おやすみを好きに成れたんですか」







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2006年11月24日(金)


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History
2003年11月24日(月) 耐えて進める迄に回復出来ましたか
2002年11月24日(日) どちらに重みが残っていますか





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小坊主
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