雲間の朝日に想うこと


< おまけが在れば良いのでしょうか >


形状。
重量。
匂い。
機能。

あらゆる情報を、
取り入れ、
記憶する為に。


新規性の、
豊富な物ほど。

好奇心が刺激され、
自身が、
活動的に成るから。





新たな玩具を、
此の手に入れた時には。

興奮するけれど。







一方で、
其処に付随する、
付属品も。

僅かな利得感をもたらし、
自身を、
活動的にするから。





確かに。

付録も、
興奮を呼び覚ますのだ。










其れ故に。


 「二つだよ?」
 「二つもくれるんだよ!!」


利得感が、
予測よりも増した事で。


十二分に、
姫は、
興奮して居るのかも知れない。















本体は?
本筋は?



付録では無く、
自身の欲した対象其の物と。

其の背景に、
姫自身がぶら下げた、
入籍には。



何の感想も持たないのだろうか。














 「こちらがドコモだけになりますね♪」
 「サービスで二つにしておきましたから♪」


店員の、
僅かな配慮に。



 「お願いだから一つにして下さい。」


思わず、
口に出しそうになる。


2005年10月30日(日)


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History
2004年10月30日(土) 恩返しは嫌いじゃ無いのですか
2003年10月30日(木) 重ねる唇に潜んで居るのですか





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