雲間の朝日に想うこと


< 此の祭は想いに刻まれて居ませんか >


一つ、
一つ。

想いは、
積み上げられて、
進む物で。


其の、
大小様々な想いの、
欠片が。

やがて、
大河の道筋を造り行くから。




其の欠片は、
何れも、
欠かす事の出来ぬ欠片で。

軽重の差など、
無い筈だけれど。







其れでも。

印象の深き欠片は、
在るのだ。













初めて故に。

初めて、
二人で出掛けた場所故に。



例え近所でも。

其の場所を、
意識するのだろうか。












きっと。

為すべき事を投げ捨ててでも、
辿り着く必要が在るのだ。



半ば、
何かに憑かれたかの様に。

夜半に掛かる予定の仕事を、
必死に片付る。














 「もし小坊主と来られなかったら。」
 「別れようと思ってたんだ♪」

 「そんな気がした。」
 「どれだけ焦って仕事したと想ってんの。」




今年も。

とある商店街の夏祭りが、
始まった。





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References
 Jul.20 2004, 「必要な時に居ない雄でしょうか」


2005年07月19日(火)


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History
2004年07月19日(月) 誰を想って触れたのでしょうか





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小坊主
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