雲間の朝日に想うこと


< 違いを嗅げと言うのでしょうか >


虎視眈々と、
機会を窺って居るのだ。



観察し、
待ち、
誘導して。

無意識に、
うんと肯く瞬間に、
其の牙を、
瞬時に頚部へ向けるのだ。




遊び半分に。

けれども、
寝首を掻く為に。









其れ故に。

決して油断せぬ様、
感覚を、
研ぎ澄ませたから。



其処に棲む、
差異に、
過敏に反応して居るのだろうか。





其れとも。


本当に、
大した差異では無く。

同じ想いを、
只何度も繰り返して居る、
其れだけなのか。








其の、
ほんの僅かな差に。


俺は、
翻弄されて居るのだ。















 「小坊主と一緒に住んだら。」
 「二年でぽいぽいする?」

 「しねぇよ。」



 「じゃぁ。」
 「一年でぽいぽいする?」

 「だからしないって。」










 「一年半でぽいぽいする?」

 「あのなぁ。」




半を付けた姫の、
得意気で、
大真面目な顔が。

俺には、
理解出来ないよ。


2005年03月27日(日)


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2004年03月27日(土) 如何して言葉が掏り替わるのですか
2003年03月27日(木) 何の為の選択でしたか
2001年03月27日(火) 俺は期待外れじゃなかったですか





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小坊主
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