雲間の朝日に想うこと


< 何の為の選択でしたか >


貴女への恨み辛みが飛び出そうになるのを、
必死で飲み込んだ。



何故。

貴女の行動が、
貴女の性格が、
憎くて憎くて仕方ない。


何故。

人間など初めから両面性を持った生き物で、
俺が惹かれた貴女の魅力が欠点と成り得る事など、
何も貴女に限った事では無く、
誰でも有り得る極当たり前の節理なのに。












貴女が口にした事が、
もし事実では無いのなら。

きっと俺に気を遣って、
俺を楽にしようとしているに違いない。


 「再婚に怖さは無いの?」

 「私は・・・怖くない。」




貴女が口にした事が、
もし本当なら。

自然に素直に、
俺と向き合ってくれているんだ。


 「結婚に辛さはないの?」

 「初めから壊れた結婚だったから。」
 「駄目になるの当たり前の結婚だったから。」












初めから壊れた道を、
どうして選んだ?

ただの意地だけで、
どうしてあの男を選んだ?


もし貴女が既婚者じゃなければ、
影に怯えながら進んで来る必要など、
無かったじゃないか。

もし貴女に小さな彼がいなければ、
何の障害も無く、
俺の元に来られたじゃないか。


勘弁してくれ。

何の為に俺は、
神経を擦り減らして来たんだ。














貴女への恨み辛みが飛び出そうになるのを、
必死で飲み込んだ。


俺が選んだ選択肢だろう。

自分で自分の責任が取れない位なら、
初めから俺には、
貴女と向き合う資格など無かったんだ。


2003年03月27日(木)


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2001年03月27日(火) 俺は期待外れじゃなかったですか





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