雲間の朝日に想うこと


< 自身の意見を未だ押せますか >


蟻の一穴は。

大河を支える大きな堤を、
簡単に、
突き崩すのだと。



何れ程の想いを、
其処に、
積み重ねて来ようとも。

一つの疵が、
只一つの失策が、
全てを、
壊して終うのだと。






俺に、
言い続けて来たのだから。







立場を入れ替えた、
其の刻に、
同じ想いを抱く事は。

飽く迄、
必然なのだ。














俺を想う、
数々の行動が。

僅か一つの行動で、
吹き飛んだとしても。



其れは嘗て、
俺に、
姫自らが口にして来た事を。

其の儘、
姫自身へ向かわせる事に、
他ならない。















 「何で怒鳴られなきゃいけないの?」
 「私の気持ちは通じてないの?」


姫は、
必死に泣き叫ぶけれど。







例え、
其の想いが届いて居ても。

俺は、
怒鳴って悪かったなどと、
言わないよ。













其れが同時に、
姫の正しさを証明する事。

分からない?





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References
 Mar.02 2005, 「想いの前に常識は無いのですか」
 Mar.01 2005, 「祝うのが当たり前でしょうか」


2005年03月03日(木)


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History
2003年03月03日(月) 想いは別に在るのですか
2001年03月03日(土) 同じ朝日が見えましたか





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小坊主
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