雲間の朝日に想うこと


< 別れ話に先手を打てますか >


確固たる物へと、
想いを育て上げて。

太く、
太く、
絆を紡ぎ逢わせて行くには。


的確な場面で、
的確に想いを察知し、
的確な想いを贈る事が、
肝要だから。





其の刻を、
見逃さぬ様に。

相手を、
見つめ続ける事が。



想いだと言うならば。












其の機会に、
目を光らせて。

時の流れを、
自在に操る事の出来る力を、
此の身に備えれば。







例え絆が、
細い糸で在っても。

片側から伸びる、
不埒な鎖で在っても。


斬らさずに済むから。











相手の発する情報を。

抜け目無く、
収集し続けるのだ。


相手よりも先に。
















 「明日、別れ話をしようと思う。」



姫の放つ、
情報の一端を。

決意の本心を。



俺は、
先に仕入れた。









日付の変わらぬ内に、
何を仕掛ければ。

先手を打てる?





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References
 Jun.10 2004, 「眼前に信は無いのでしょうか」
 Jun.09 2004, 「何を決めたのですか」


2004年06月13日(日)


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History
2001年06月13日(水) 振り上げた拳を納められるか





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