雲間の朝日に想うこと


< 本当に寄り添うための刻ですか >


出掛けの喧噪。

毎朝繰り返される、
忙しない刻。




加えて。


共有の時間を、
手放せずに。

限界迄、
傍に寄り添うから。




余計に、
喧噪が増加する。











其れでも。

二人が、
寄り添いたいと願うなら、
構わないけれど。



姫の理由は、
其処に無いのだ。












 「行かなきゃ。」

 「もう五分待って。」

 「もう行かなきゃ。」

 「嫌だ、五分だけ。」


今朝も、
姫は駄々を捏ねる。














僅か数分で。

姫は、
戦闘態勢に入れるから。










貴重な、
もう五分は。




愛では無く、
所詮、
悪戯の口付けに、
費やされるだけなんだね。






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References
 May.17 2004, 「何の為の化粧ですか」


2004年05月26日(水)


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History
2003年05月26日(月) 無事なら良いと想えないのか
2002年05月26日(日) 無駄な抵抗は止めませんか





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小坊主
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