雲間の朝日に想うこと


< 失っても構わないですか >


必要の無い事かも知れない。



自分にとって大切な恋人が、
誰と交流しようと。

その相手が良い人だとか、
その相手は止めておけとか、
そんな言葉を放つ権利は、
恋人には許されていないのだろう。






必要の無い事かも知れない。



貴女にとって無二の親友が、
俺と絶縁しようと。

貴女との関係も壊れないだろうか、
貴女との距離が離れて行かないか、
そんな心配をする権利は、
俺には与えられていないのだろう。







 「あの人にまだ想いがあるの?」







一番大切な人から届いた言葉。




俺の悩みは、
貴女にとっては只の不安要素。


何時まで経っても俺は、
貴女からの信頼も勝ち取れない。





俺の悩みは、
貴女にとっては只の不安要素。


貴女の親友と俺が上手く付き合って行く事など、
貴女を想って俺が必死に悩む事など、
頭の片隅にも無い。











貴女とあの人の距離だって、
微妙に壊れかけているじゃないか。


2002年12月15日(日)


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